MERIDA(メリダ)の初心者におすすめなクロスバイク&ロードバイク8選

「台湾のロードバイクブランドを挙げてください」と問われた場合、GIANT(ジャイアント)に続いてMERIDA(メリダ)を上げる人が多いでしょう。

MERIDAは低価格ながらもコストパフォーマンスの良い機体を生み出す力に長けており「今までママチャリだったけど、これからスポーツサイクルを始めてみようかな…」とお悩みの方にはうってつけのブランドです。

この記事では比較的手を出しやすいクロスバイクから本格志向のロードバイクまで紹介いたしますので、参考にしていただけたらと思います。

※ロードバイクの選び方を知りたい方はまずこちらをご一読ください!

MERIDA(メリダ)は技術力が高い

どちらかというとMTBのイメージが主なイメージが強い上に、ロードバイクは扱っている流通店が少ないため日本で見かけることはあまりありません。

また「同じ台湾メーカーなら有名なGIANTの方を…」と流れてしまう方も多いようですが、MERIDAの技術力には目を見張るものがあり、数々の他者ブランドのOEM(他メーカーのパーツを製造すること)で培った加工法を惜しみなくエントリークラスから上位モデルまでつぎ込んでいます。

また”インターナルケーブル(ブレーキワイヤー等をフレームの中へ収納する製造方法)”も積極的に採用しており、ビジュアル重視のユーザーさんにも嬉しい設計です。

MERIDAは必ずあなたのライディングを一つ上のレベルへ導いてくれるでしょう。

走りの違いを実感したいなら

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「今のママチャリでも十分満足してるけど、スポーツサイクルはそれとどう違うの?」と疑問をお持ちの方にお勧めしたいのが[CROSSWAY BREEZE TFS 110-R]です。

日本人の体型に合ったサイズ設計で取り回しやすいのはもちろん、ハンドルを含めた様々なパーツが入念に吟味され、日常生活での使いやすさを重視した自転車となっています。

重さもママチャリの約半分の11kgであるため坂道も楽々登ることができるでしょう。(参考価格:54,000円)

いつもの通勤をより良いものに変えたいのなら

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退屈な通勤・通学時間を劇的に変えたいのであれば[GRAN SPEED 100MD]は外せないでしょう。

MTBとロードバイクの合いの子というイメージが強いクロスバイクですが、MERIDAが世に送り出したこのバイクはフラットバーなロードバイクと表現した法が妥当です。

多枚なギアと軽量化された車体から生み出されるその加速性能は、クロスバイクの中では群を抜いており、信号の多いいつもの道が変わって見えるでしょう。(参考価格74,900円)

荒れた道も颯爽と走り抜けたいのなら

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[RIDE 200]を始めとした通称RIDEシリーズは剛性に優れ、MTB程とまではいきませんが多少の悪路であれば全く問題なく走り抜けることができます。

またアップライトなポジションのため疲れにくく、長い距離を走行することにも適しています。

重量も10kgを切っているため扱いやすく、「ロードバイクってどういうものなのか」と体感したい方にオススメの製品です。(参考価格:99,900円)

小柄な自分にもフィットした自転車が欲しいなら

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上記の[RIDE 200]を一回り小さくし、女性の方やお子様にも乗れる様に改良されたものがこの[RIDE 210]です。

一昔前はロードバイクというとあまりサイズの選択肢がなく小柄な体型の方は泣く泣く上のサイズで無理矢理身体を合わせていったものですが、最近はどこのメーカーも豊富な種類を取り揃える様になり、嬉しい限りです。

しかし、サイズが小さくても欧米人の骨格に合わせたものでは十分な力が発揮できません。MERIDAはアジアという地理を生かし、日本人の体型にも対応出来るフレームを創り出すことに成功しました。(参考価格:99,900円)

より長い距離に挑戦したいなら

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[RIDE 400]は更なる剛性と軽量化で格段に走りやすくなっているのに加え、振動を吸収するカーボンフォークを採用して巡航速度の速い場合やコーナリングでの安定性を大きく高めています。

あなたがストレスを感じずにロングライドを楽しみたいと考えているのであれば、是非とも候補に入れていただきたい一台です。(参考価格:159,900円)

圧倒的な使いやすさ手に入れたいなら

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[Scultura 400]、私が毎日乗っているお気に入りのバイクです。レーシングエントリーモデルとしては他のメーカーを圧倒するコストパフォーマンスを発揮し、加速性やコーナリング等は同じ価格帯の他のロードバイクとは群を抜いています。

走りに応じて吸い付くように反応してくれるこの機体は、まるで自分の手足の様に感じることでしょう。使い様によっては上位モデルとも互角に張り合うことができるので、あなたのライディングをより素晴らしいものに変えてくれるはずです。(参考価格:139,900円)

より高みを目指したいなら

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カーボンフレームによって生み出される彫刻的な美しさには誰であろうと逆らえません。[Scultura 5000]は長年MERIDAが研究、追求してきたScultura CF2という独自のカーボンテクノロジーを注ぎ込み、性能という面ではもちろん、ビジュアル的な美しさにもこだわっています。

また電動コンポにも対応しているので将来上位グレードに交換する事で長く乗り続けることが出来る機体です。踏み込みに対する反応速度はピカイチで、ここぞというときの期待に応えてくれること間違いなしでしょう。(参考価格:249,000円)

驚異的な速さを求めるのなら

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空気抵抗を極限まで減らす事を目的として開発されたエアロフレーム。[REACTO DA LTD]はこの価格帯ながらもMERIDA最高峰の技術を落とす事なく注ぎ込んでいます。

通常エアロフレームというと前後方の風に対しては有効というのが一般的ですが、こちらは他メーカーと比べてタイヤとフレームの隙間をあえて大きく設計しているのが特徴的です。

この効果は横方向の風に影響し、エアロの弱点であった横風を克服する事に成功しました。更にエアロでありながら驚異的な軽さとしなやかさも実現しているためヒルクライムやコーナリングもストレスなく走り抜ける事が可能です。

まさしく「スピードが全て」のユーザーさんのために作り出された一台と言っても過言ではないでしょう。(参考価格:499,000円)

MERIDAを購入するにあたって

最初に述べた通り、MERIDAは取扱店が少なく狙っていかないとなかなか手に入りにくいものです。一番良いのは信頼できる自転車屋さんを見つけて取り寄せてもらいましょう。

良い自転車屋さんならきっと親身になって相談に乗ってくれますよ。

自転車を選ぶにあたって

以上、エントリーモデルのクロスバイクからハイエンドなロードバイクまで様々なものをご紹介いたしました。しかし勘違いしていただきたくないのが「エントリーモデルだからたいした性能ではない」というのはMERIDAではあり得ないという事です。

それぞれの目的に合わせて最も効率的な設計がされており、個々が個性を持っています。自分の目的さえしっかりと持っていれば、必ずその一台は一生ものとなるはずです。

どれも素晴らしい自転車ばかりですので、じっくりと考え、選び抜いてくださいね。

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WRITTEN BYonzk

毎日往復50kmを通学する学生サイクリスト。ホームセンターに売られていたノーブランドのクロスバイクをドロップハンドルへ改造した事からロードバイクに目覚め、現在はSCULTURA 400を所有。冬にはスキーを嗜む。

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