初めてレースに参加するなら!タイプ別おすすめのロードバイクレースを紹介

ロードバイクレースにも種類がいっぱい

ある程度ロードバイクに慣れてきたら「長距離を走ってみたい」「スピードを出して誰かと競ってみたい」などと思い始める人もいるのではないでしょうか?日本国内には、様々なタイプのロードバイクレースがあるので参戦してみてはいかがでしょうか?

ここでは有名なおすすめロードバイクレースを、いくつか紹介していきたいと思います。

温暖な気候で行われる国内最大級の市民レースーツール・ド・おきなわ

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(出典:ツール・ド・おきなわ)

日本国内で行われている市民レースの中でも、評判の良いレースがツール・ド・おきなわではないでしょうか。本格的な210Kmコースから140km,100km,50kmと距離別に参加登録も分けられており、50kmコースに関しては年齢により4つのカテゴリーに細分化されているためビギナーの方でも安心してレースを楽しむことができます。

210kmの部門は全国の市民レースの中でも「最高峰」との呼び声が高く、北部地域である「やんばる」の自然の中で山岳横断が二回も設定されています。経験だけではなく、体力、駆け引きすべてを結集させないといけない過酷なレースと言えるでしょう。

また、女性選手用の部門、学生専用の部門なども用意されており、自転車を愛する方ならば男女問わず子供から大人まで楽しめる内容となっています。

11月に行われますが、沖縄という土地柄ですので温暖な気候でレースを行う事になります。少し遠いかもしれませんが、観光ついでにレースに参加してみるのもいいんじゃないですか。

チームでのレースも楽しいーTOKYOエンデューロ

ロードバイクレースの中には、チームを作って参戦するものもあります。多くの場合は、チーム全体でのサーキットの周回数を競うもので、個人レースとは違う面白味があります。

そんなロードバイクのチームレースでおすすめなのは「TOKYOエンデューロ」です。2~4名でチームを組み、4時間での合計周回数を競うというような内容になっています。1人の力では勝つことのできないチームレースは、事前のトレーニングから仲間同士で集まって行うなど交流も深まるのでおすすめです。

「チーム戦に出たいけど、ペアを組む相手がいない」という方も安心です。主催者側がグルーピングを行ってくれる部門もありますので、ぜひエントリーしてみてくださいね。

ヒルクライムも楽しめるロングライド-軽井沢グランフォンド

避暑地で有名な長野県軽井沢町で毎年5月に開催されるロングライドイベントです。メインは、軽井沢を起点とする浅間山麓一周約123キロ、累積獲得標高2,300メートルを超えるヒルクライムの要素も入る山岳ロングライドです。

また、ロングライドになれていない方にも優しい走行距離30km前後の入門コースもあり、友だちや家族などグループで参加するのもおすすめです。

軽井沢ロングライド公式HP

日本屈指の山岳ロングライド-八ヶ岳グランフォンド

グランフォンド八ヶ岳とは、八ヶ岳南麓・山梨県北杜市を舞台に行われる、獲得標高2,000m以上、標高差約1,000mを誇ります。前述の軽井沢グランフォンド同様、日本国内でも屈指の山岳ロングライドです。八ヶ岳高原の絶景、 地元のあたたかいおもてなし、充実したエイドステーションなど、毎年大人気のロングライドイベントです。

八ヶ岳グランフォンド公式HP

毎年大人気のロングライドイベント―佐渡ロングライド

佐渡ロングライドは毎年締切を待たずして定員に達する人気ロングライドイベントであり、3,300人ものサイクリストが佐渡ヶ島に集まるビッグイベントです。

佐渡ロングライドのコースは距離別に4つ設定され、島を一周する最も距離の長いAコース210km、半周した後で島の中央を横断するBコース130 km、島を半周するCコース100km、 島のグルメや観光スポットも楽しめる手軽なDコース40km。参加者それぞれの脚力や目的に合わせて選ぶことができます。佐渡の自然を満喫して走りきった爽快感うぃ味わうためにリピーターも多いイベントです。

一度は走ってみたい―ホノルルセンチュリーライド

ホノルルセンチュリーライドは、ハワイで最大かつ最も歴史のあるアマチュアツーリング大会です。海外で開催されるロングライドライドにも関わらず、毎年たくさんの日本人が参加しているの特徴です。初心者や子供連れの家族から本格派ライダーまで、誰でも楽しめるファンライドイベントです。

参加者の体力や当日の体調により、自分で走行距離を選んで折り返すことができ、最長で100マイル(約160km)のロングライドを楽しむことができます。観光旅行では訪れる機会が少ないオアフ島東部の美しい海岸線や山脈などの風景を楽しみながら爽快なライドを楽しむことができます。

ホノルルセンチュリーライド日本公式HP

観戦するのも楽しい―クリテリウム

クリテリウムとはツール・ド・フランスのような長い距離のコースで争われることが多いロードレースに対し、市街地や公園などに設定された短い距離の周回コースを走り、タイムや順位を競うレースです。

コース一周の距離は1km〜5km程度と短く、コーナーの多いコースが設定され、決められた周回数を走ります。周回コースなので、観客は繰り返し選手の走りを見ることができ、臨場感があふれる雰囲気です。

参加するだけではなく、観戦しても楽しいイベントです。

大磯クリテリウム

大磯クリテリウムは、大磯ロングビーチの駐車場で毎年10月から4月まで冬の間毎月行われるクリテリウム形式のレースです。シンプルなコースとクラス分けで、初心者から上級者まで楽しめます。

東京ワンダーレース

誰でも気軽に参加出来る自転車レースシリーズというコンセプトの下、東京近郊、自然豊かな多摩地域をメインフィールドに、クリテリウムだけでなく、シクロクロス、ヒルクライム、エンデューロからトラックレースまで幅広く開催しています。

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

こちらは観戦がメインのイベント。埼玉県さいたま市で開催されている、2013年にツール・ド・フランス100回を記念して開始されたロードレース大会です。海外のプロロードレーサーが多数参加する大会のため、観客も多く日本で一番盛り上がるサイクルロードレースのひとつです。選ばれたプロ選手の走りを間近で観戦することで貴重な体験ができます。

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム公式HP

トライアスロンに挑戦

近年競技人口が増え続けているトライアスロン。自分の体力の限界に挑戦し、ゴールした後の達成感は格別で、その魅力にはまると良い意味で抜け出すことができないでしょう。

ここでは初心者向けのトライアスロンを中心に紹介します。

コスミックレディース&ビギナートライアスロンinせんなん里海

参加者は初心者や女性優先のトライアスロンイベントです。せんない里海公園を中心にスイム750m、バイク20km、ラン5kmのショートコースです。

伊豆大島トライアスロン

伊豆大島トライアスロンも初心者も楽しめるコース設定です。スイム1.5kmバイク40kmラン10kmのAタイプと、さらにコースを短く設定したスイム0.75km、バイク20km、ラン5kmのBタイプの2つのコースが選べます。

赤穂トライアスロン

赤穂トライアスロンは安全性の高いコース設定で初めてのトライアスロンにもおすすめのイベントです。

レースは午前と午後の2つのグループに分かれており、午前の部がスイム1Km、バイク30km、ラン5kmのコース。午後の部は距離が若干長めのスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのコースです。

初心者でも始めやすい―ヒルクライムレース

ヒルクライムレースは初心者でも比較的参加しやすいイベントです。峠や坂を登るレースのため、高速走行できる箇所が限られ安全面でもおすすめできます。ヒルクライムの醍醐味は登り切った後の達成感や爽快感です。次もまた登りたくなってしまう不思議な魅力があります。

Mt.富士ヒルクライム

日本最大級のヒルクライムレースです。世界遺産・富士山を舞台とし、約10,000名のサイクリストが健脚を競います。受付が行われる大会前日は「サイクルエキスポ」や「トークショー」などのイベントが盛りだくさん。大会当日だけでなく2日間たっぷりと自転車を楽しむことができます。平均完走率99%以上のヒルクライムなので初心者でも安心して参加できます。

Mt.富士ヒルクライム公式HP

マウンテンサイクリングin乗鞍

マウンテンサイクリングin乗鞍は1986年(昭和61年)から続く4,000名超の参加者を集めるビッグイベントです。アスファルト道路としては日本最高所(2720m)の乗鞍・鶴ケ池を目指し、全長20.5km、標高差1260mを駆け上がります。自転車ヒルクライムレースのパイオニアとして絶対的な人気を誇るヒルクライムイベントです。

マウンテンサイクリングin乗鞍公式HP

榛名山ヒルクライム

ハルヒルの愛称で親しまれている榛名山ヒルクライム。体力、脚力に合わせた3コースが用意されているので、初心者も安心して楽しめる大会です。一番長い榛名湖コースで、全長16kmで標高差約900mを駆け上がります。

榛名山ヒルクライム公式HP

まとめ:初心者でも楽しめるロードバイクレースもあるのでエントリーしてみよう

いかがでしたか?おすすめのロードバイクレースについて紹介してきました。どれも初心者がエントリーしやすい大会概要になっています。気になった方はぜひエントリーしてみましょう。

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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