初心者でも乗りやすいスポーツバイク!シクロクロスの魅力とは

シクロクロスは一見するとロードバイクのようなビジュアルですが、よく見るとブレーキが泥づまりに強いディスクブレーキが装備されています。これはシクロクロスがマッドな路面を走行すること前提に設計されているためです。タイヤとフレームのスペースも泥づまりしにくいよう十分に確保されている他、タイヤは泥に沈みにくく、パンクに強い30mm前後の太いものが採用されています。

このシクロクロスですが、実は非常に扱いやすいバイクだということをご存知でしょうか?今回はシクロクロスの歴史とともに、なぜ初心者でも扱いやすいバイクなのかご紹介したいと思います。

意外に古いシクロクロス競技の歴史

1900年代初頭、ヨーロッパの自転車選手が冬のトレーニングの一環として行えるものはないかということで開発されたのが始まりといわれています。

今ではシクロクロスをメインとするプロチームがいくつもあり、かなりの集客をする人気スポーツへと成長しました。ヨーロッパの中でもとりわけ自転車熱が高いベルギーではシクロクロスが大人気で、会場は何重にも人垣が作られることも珍しくありません。

周回が高速で行われるのも特徴の一つです。ロードレースのクリテリウムよりもコンパクトに設営されている会場は選手の周回が早く、飽きずに楽しむことができます。一箇所に居ても全体が見渡せるようなコース設計がされている場合も多いので、目で追う楽しさも味わえるでしょう。

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(出典:TREK)

コースは砂や泥、アスファルト等、バリエーションに富んでいます。激坂を下ったり、折り返してその坂を担いで登ったりと、見ているほうにも変化が見てとれて非常に見応えのある競技です。

乗りやすいシクロクロス

シクロクロスはロードバイクと比較した場合ホイールベースが長めに設計されています。これにより直進安定性が高まり、不安定な路面でも最高のパフォーマンスを生み出すことが可能となります。

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(出典:TREK)

タイヤは、足を取られにくい35cの太いものを装着しているため安定性は抜群。パンクもしにくいため、ロードバイクほど路面の状況に気を使う必要もありません。非舗装の山道をグイグイ進んで行くことも可能です。

また、アップライトなポジションは長時間の走行でも疲れにくいため、思わず体力の限界まで挑戦したくなってしまいます。

ブレーキも制動性が高く、泥に強いディスクブレーキを採用しているため万が一の時でも安心ですね。

最後に

シクロクロスは初心者でも扱いやすく、長持ちするバイクです。レースに参加して実力を競うのもよし、趣味でゆったりと乗り回すのもよし。

可能性は無限大です。自分に一番合うものを選んであげてくださいね。

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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