マウンテンバイク初心者必見!タイヤ選びのコツと種類別おすすめ6選

マウンテンバイク タイヤ

【2021年8月更新】強靭なフレーム設計と太めのタイヤで未舗装の道でもグイグイ進むことができるマウンテンバイク。その力強い走りにはとても魅力がありますよね。

この走りを支えるのがタイヤですが、このタイヤ選びに迷われる方は多いのではないでしょうか。オフロードにはもってこいのブロックタイヤ、軽快な走行も得意なセンターリッジタイヤ、舗装路向けのスリックタイヤなど、特徴をつかめば選び方が見えてきます。

今回は選び方のポイントと、マッドやオンロードなど用途別のおすすめタイヤを6本紹介したいと思います。

タイヤの種類

マウンテンバイクのタイヤは大きく4つ、ブロックタイヤ、センターリッジタイヤ、セミスリックタイヤ、スリックタイヤに分けることができ、それぞれに異なる特徴があります。

ブロックタイヤ

タイヤの表面にブロックが付いているタイプのタイヤです。グリップ力が高い分走行抵抗も高くなってしまうので、舗装道路は若干不向きですが、荒れ地には強く未舗装の道でもグイグイ進むことが出来る”マウンテンバイクらしいタイヤ”です。

センターリッジタイヤ

センター部分のブロックがつながっているタイプのタイヤです。直進している時の接地面積が少ないため、軽快な走行が可能なタイプです。そのため、街乗り自転車やグラベルロードに装着されることがあります。

セミスリックタイヤ

センター部分はスリックタイプ、端の部分はブロックタイプと、ブロックタイヤとスリックタイヤの特徴を足したようなタイヤです。未舗装道路と舗装道路どちらも走りたいのであればこちらを選択すると良いでしょう。

スリックタイヤ

走行抵抗が低く、舗装された道路での走行に向いているタイヤです。逆にダートなどの荒れ地ではとても滑りやすく、不向きです。

タイヤを選ぶ際のポイント

タイヤを選ぶ際には、ホイールサイズ、走行シーンの2つに注目することをおすすめします。

ホイールサイズ

MTBのホイールには、26インチ、27.5インチ、29インチのものが存在します。お持ちのホイールにタイヤが付いている場合にはほとんどの場合タイヤの側面にサイズが表記されているので、それと同じものを購入するとよいでしょう。

タイヤによっては、2桁の数字-3桁の数字(ETRTO規格)で表記されていることがあります。その場合、2桁の数字がタイヤの太さ(mm)、3桁の数字がタイヤの内径を意味します。タイヤの内径は、それぞれ559が26インチ、584が27.5インチ、622が29インチと対応しています。

走行シーン

次に、走行する場所によってタイヤの種類を選びましょう。

オンロードでのマウンテンバイク

オンロード(舗装路)をメインに走りたいという方には、走行抵抗が低いスリックタイヤがおすすめです。また、センターリッジタイヤやセミスリックタイヤを装着すれば多少荒れた道でもスムーズに走行することができます。

オフロードでのマウンテンバイク

オフロード(未舗装路)をメインに走りたいという方には、グリップ力が高いブロックタイヤがおすすめです。センターリッジタイヤやセミスリックタイヤでも走ることはできますが、グリップ力では劣ります。

長距離のツーリングやオンロードとオフロードの中間を走りたい方には、センターリッジタイヤやセミスリックタイヤがおすすめです。オンロードの場所では比較的速く走れる上、オフロードでの走行もこなすことができます。

種類別おすすめタイヤ6選

ブロックタイヤ

SCHWALBE(シュワルベ)はドイツのタイヤブランド。自転車用タイヤやチューブのラインナップが豊富で、多くの自転車乗りが使用しています。

RAPID ROBは全天候型で太さが2.25インチと、オフロードに適したスペックを備えています。価格もリーズナブルで、最初の一本にピッタリ。(参考価格:税込3,788円)

フランス生まれのタイヤブランド、Michelin。自動車用タイヤはもちろん、自転車用タイヤも幅広くラインナップされています。

COUNTRY DRY 2は安価ながらも高い走行性能を備えたクロスカントリー向けのタイヤです。その名の通り、ドライな路面向けのタイヤですので雨の日以外に使いましょう。(参考価格:税込2,200円)

センターリッジタイヤ

イタリアのメーカーであるVittoria。タイヤやチューブが特に有名です。

メジカルIIIはクロスカントリーにピッタリなタイヤ。センターリッジトレッドが使われているので、転がり抵抗が抑えられています。(参考価格:税込2,997円…27.5×2.1サイズ)

セミスリックタイヤ

Panaracerは日本のタイヤメーカー。

マッハ SSは定番のタイヤ。セミスリックタイヤということで、オフロードでもオンロードでも、ツーリングでも快適に走行可能です。もちろんトレイルでも活躍する一本です。

硬めの素材を使用しているため転がり抵抗も少なく、軽くペダルを回すことができるでしょう。(参考価格:税込2,765円)

スリックタイヤ

SCHWALBEのマラソンはブランドを代表するロングセラーモデルで、高い評価を受けています。街乗りMTBならコレ!と言われることも多い一本です。安価ながら耐久性と耐パンク性能に優れており、コストパフォーマンスに優れています。(参考価格:税込3,042円)

IRC(井上ゴム)は1926年に日本で生まれたタイヤメーカーです。

パターンはダイヤ目、太さは2.25インチと、舗装路はもちろん少し荒れた路面においても走れるタイヤです。タイヤとしては珍しく、日本製であることも魅力的。(参考価格:税込4,959円)

おすすめショップ

『Probikeshop』は、欧州の人気ブランドや日本未発売のブランドをはじめとしたスポーツバイクの専門サイト。MTBタイヤも取り扱っています!

  • 購入前にオンライン相談できます。
  • 購入後の出張サポートは年3回まで無料です。

タイヤの交換方法はコチラ!

タイヤを購入したら、ぜひ交換にも挑戦してみましょう!案外簡単にできますよ。

まとめ

今回はマウンテンバイクのタイヤについてご紹介いたしました。

自分のスタイルに合ったタイヤを選び、好みのタイヤを装着して、マウンテンバイクライフをより楽しみましょう!

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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