【広島】お好み焼きだけじゃない!押さえておきたい食事・観光まとめ

皆さんこんにちは。
お好み焼き欠乏症のX105です。

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第2の故郷、広島に戻った際は必ずお好み焼きを大量に補給していますが、そろそろその効果も切れかけ、キーボードを打つ手が震えています。

広島といえば、25年ぶりの広島カープセ・リーグ制覇、サンフレッチェ広島の躍進など、スポーツの話題で最近盛り上がっていますが、皆さんは広島と聞いて何を思い浮かべますか?

お好み焼き、原爆、カープ女子…いえいえ。それだけではないんです。

広島には世界遺産、豊かな自然、中国地方最大の繁華街、歴史、伝統、食文化…実に見どころが満載だということ、を知っていましたか?

今回は、週末急に思い立って広島へ行ってしまうほど広島が好きで第2の故郷だと豪語しているX105が、広島の観光情報をグッとまとめて、ご紹介いたします。

定番!広島のメジャーな観光スポット

まずは広島といえばこれでしょ、といえるほど定番の有名スポットからご紹介。
まだ広島に行ったことがない人は押さえておくべきスポットです。

広島駅

広島の玄関口、広島駅。
最近はLCCの普及で広島空港も大分利用しやすくなりましたが、やっぱり新幹線で広島駅にやってくるルートが観光には便利。

そんな広島駅は現在、周辺も含め再開発が大規模に進行中。2017年に完成予定の新駅舎ビルをはじめ、一つの観光スポットとして注目を集めています。

広島駅のいいところはここ一か所で多くのことが楽しめること。
グルメにショッピング、お土産など、広島駅だけでも広島を堪能することが出来ます。

まずは新幹線の改札を出ると見える広島新幹線名店街。
ここは多くのお食事処やお土産屋さんが立ち並んでいる、広島堪能スポットの一つです。

腹ペコで広島に到着した方、広島を発つ前にもう一度広島のグルメを味わいたい方、お土産を買い忘れてしまった方、そんな人たちを温かく迎え入れてくれます。

中でもおすすめは紅葉堂の揚げもみじ。宮島のお土産として有名ですが、地元の人も大好物。
かつては宮島まで行かなければ手に入れることが出来なかったのですが、広島新幹線名店街でも買えるようになりました。

うっかり宮島で買い損ねても、もう大丈夫。外れなしの銘品がこちらで手に入ります。

新幹線口とは反対の南側に隣接している広島駅ビルASSEは地元の人も良く買い物に訪れるショッピングスポット。
ショッピングが楽しめます。もちろんその中にあるグルメスポットも、地元の人が利用するお店がそろっています。

帰りがけ、少し早めに広島駅についてしまった際には是非足を運んでみてください。

広島電鉄(路面電車)

広島といえば、路面電車が走る風景を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
広島駅南口を出るとすぐに、その路面電車が見えてきます。

現在、日本では路面電車が走っている場所が約20か所ありますが、その中でも広島の路面電車は日本一の規模を誇っているんです。
広島市民の重要な足としてなくてはならない交通機関ですが、馴染みのない観光客にはちょっと乗りにくい印象。

しかしながら、広島の観光ではこの路面電車を乗りこなすと、移動がグッと便利になるのです。
下記ページで乗り方を把握しておくといいでしょう。
電車のご利用方法:乗車方法-広島電鉄

ちなみに基本的に路面電車は自動車と同じようなルールで走っています。信号で止まりますし、進行も基本左側です。
路面電車にひかれないかドキドキしてしまうかもしれませんが、信号を守って、横断歩道を渡れば大丈夫。

また、大体の駅が向かい合わせ型のホーム(路線が真ん中、ホーム(乗り場)が左右)なので、反対側に行く電車に乗らないようにご用心。
一瞬進行方向がどちらかわからなくなりますが、そんな時は車と同じ、左側通行と思いだしていただければいいでしょう。

ところでこの広島電鉄、実は廃線してしまった全国の路面電車の車両を買い取り、利用しています。もう走っていない各都市の古い車両はもちろんのこと、なんとヨーロッパの車両や国産の最新式の車両まで、実にバリエーション豊富。さながら動く博物館として、観ているだけでも楽しいものとなっています。

広島平和記念公園/原爆ドーム

江戸時代から交通の要所として栄え、明治以降行政・商業の中心地として栄えたこのエリアの上空に、1945年、人類史上初の原子爆弾が落とされました。
その後、1949年8月6日に制定された「広島平和記念都市建設法」により、この地区一体は平和記念施設として整備され、現在の平和記念公園になりました。

園内とその周辺には、犠牲となった多くの方への慰霊碑や、被爆の爪痕などがあります。
中でも有名なのがこの地区の北端にある原爆ドームと、広島平和記念公園の南側にある広島平和記念資料館。

この両スポットは是非とも見ておきたいところ。
特に原爆ドームは長年風雨にさらされ劣化が進んでおり、何度か保存工事をうけています。

忘れてはならない人の業。形ある記録が残っているうちに、足を運んでおくべきでしょう。

厳島神社

実は広島には2つの世界遺産があります。
一つが前述の原爆ドーム。そしてもう一つがこの厳島神社です。
言わずと知れた広島のビック観光スポットである厳島神社といえば、平安時代、平清盛の印象が強いですが、実はその創建はもっと古く、実は推古元年(593年)と言われています。
では、なぜ厳島神社といえば平清盛の印象が強いのでしょうか?

その理由は、平安時代の海上社殿の造営にあります。
海を敷地とし、多くの社殿が回廊で結ばれている現在の厳島神社は、この平清盛の支援で造営されたのです。

この美しい神社の見どころは、平安時代の寝殿造りを忠実に残している社殿と、潮の満ち引きにより変わる神社の姿でしょう。
厳かな社殿が自然に溶け込み表情を変えていく神々しい空気は、ここでしか見られない景色です。

ところで、余談ながら、厳島神社へカップルで行くと別れるというのは地元では有名な話。
真偽はわかりませんが、一説によると祭られている神様が女性であり、嫉妬する為、とかなんとか。
デートで訪れる際は重々お気を付けください(笑)

広島歓楽街

中国地方最大の都市、広島へやってきたらやはり行ってみたいのは歓楽街。
居酒屋、バー、クラブ、などなど、夜のスポットがたくさん並ぶのが流川・薬研堀エリア。

広島電鉄の胡町駅から南に下ったエリア一帯が中国地方最大の歓楽街になります。
大きい看板にWELCOME TO NAGAREKAWAなんて書いてあるので間違えようがありません。

このあたりは通りになぜか昭和の香りが漂うネオンの大きな看板があり、これらに通りの名前が書いてあるので、道に迷ったときは看板を探しましょう。
お店選びに迷ったときは、勇気をもってお兄さんに聞くのがおすすめ。広島の人間は言葉遣いが怖く聞こえる人が多いですが、とても優しい人たちです。

たとえ夜の怪しいお店の客引きだったとしても、食べたいものと、おいしいお店が知りたい旨を伝えれば、地元のいい店を教えてもらえます。
ただ、中には本当に危ない人もいるので、くれぐれも気をつけて、無防備にならないようにはしてください。

特に隣接している新天地は少々危ないうわさも聞くようなエリア。観光客が狙われ、大けがしたなんて言う事件もかつてはありました。
広島に限った話ではないですが、歓楽街には光と影がつきもの。お酒が入って判断力も鈍りがちなので、最低限必要な警戒心だけは無くさないようにしましょう。

お好み村

広島といえばお好み焼き、お好み焼きといえばお好み村。そう思っている人も多いのではないでしょうか?
それほどにまで有名な観光スポットでありながら、その姿を正しくイメージできている人は少ない気がします。

というのも、このお好み村、通りを覆う大きな看板の割に、いたって普通のビルの中にあります。
ビルの中のワンフロアに、いくつもの小さな飲食店が並ぶ、昭和の懐かしい感じ。味のある、いい雰囲気が漂っています。

ラーメンスタジアムのようなモダンな雰囲気をイメージしていたらギャップに驚いてしまうかもしれません(笑)

ラーメンスタジアムのようなフードのテーマパークのイメージをお好み村に抱いている人は、いい意味で裏切られるでしょう。
お好み村は観光スポットでありながら、地元の人にも愛される名店ばかり。中には逆に観光客が一瞬躊躇してしまうほど、常連でにぎわうお店もあります。

そう、ここは観光客向けのフードテーマパークではなく、地元の人たちが通うお店が集まっているビルに観光客向けのそれっぽい名前を付けただけなのです。(あくまで印象、命名の由来は違います。)

おなかに余裕のある人はぜひはしごに挑戦しましょう。

もっと味わえ!広島堪能スポット

さて、一通り広島の有名なスポットをご紹介しましたが、それだけではない、広島。
もっと広島を堪能するなら訪れるべき場所をご紹介します。

WoodEgg お好み焼館

広島といえばお好み焼き。おいしいお好み焼きを食べるだけでもいいけど、もっとお好み焼きのことをきちんと知りましょう。そして自分で作ってみましょう。
そんなことが出来るのが、ここ、WoodEgg お好み焼館。

お好み焼きのソースで有名なオタフクソース本社工場のすぐそばにあります。

ここではお好み焼きのことやお好み焼きの歴史、そしてオタフクソースのことなどが学べるだけでなく、名前やメッセージが刻印できるマイヘラをつくれたり、予約することで本格的な鉄板でお好み焼きを焼く体験が出来たりと、味だけではなく、広島のお好み焼きを存分に楽しむことが出来ます。

宮島

世界遺産、厳島神社がある宮島。自然のあふれたこのエリア、海のイメージが県外の人には強いですが、実は山もあり、地元の人はもっぱら山登りを楽しんでいます。

標高は535メートル程度なのですが、侮ることなかれ。普段山を上っていない人には、なかなか険しい山道です。
ただその分山頂から見える360度パノラマは絶景。眼下に広がる瀬戸内の海のきれいさには息をのみます。

地元の人にとっては有名な初日の出のスポットでもあるようです。
もちろん山頂までの間に、国の天然記念物に指定されている弥生原始林や、弘法大師空海ゆかりのお寺など、登山を楽しませてくれるスポットが目白押し。
是非とも挑戦してほしい観光スポットではありますが、体力に自信がない…そんな方には文明の力!なんとロープウェイがあります(笑)
登山コースも体力に合わせた3種類のコースがあるので、自分に合ったコースを選び、無理なく宮島の自然と風景を満喫することが出来ます。

大和ミュージアム

広島といえば海軍を想起するひとも多いのではないでしょうか?
現在も海上自衛隊の拠点があり、その名残を感じることが出来ますが、そう、ここ、呉(くれ)市はかつて日本海軍随一の軍港の一つでした。

そして、かの戦艦大和が建造されたのも、ここ、呉市だったのです。
呉市にある大和ミュージアムは、明治以降の呉の歴史と、船を中心とした科学技術を紹介する博物館。

可能な限り再現された10分の1スケールの戦艦大和や、科学技術の原理を体感、体験できる様々な展示など、見どころ満載の博物館です。

竹鶴酒造・竹原市重要伝統的建造物群保存地区

2014年9月~2015年3月まで放送され、話題になったNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」。
その主人公のモデルとなった竹鶴政孝の実家が、ここ、竹原市にある竹鶴酒造です。

この朝ドラブームの影響か、残念ながら今は酒蔵見学が中止になってしまっているのですが、その周辺を散策するだけでも実は十分満足できます。
というのも、このあたり一帯は竹原市の重要伝統的建造物群保存地区となっており、歴史と趣のある街並みが残っているのです。

その昔、安芸の小京都と言われ、京都下鴨神社の荘園として栄えたこのエリア。
江戸時代には製塩、そして酒造でにぎわい、現在もその街並みや、由緒あるお寺、屋敷などがのこされています。
趣のある美しい街並みを散策しながら、日本の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

紙屋町シャレオ

紙屋町交差点の地下に十字に広がる地下街。それが紙屋町シャレオ。
地元の人もびっくりなその名前とは違い、ここにはお洒落な洋服やアクセサリー、雑貨のお店が並んでいます。

地元の人がよく使うショッピングスポットなので、都市の買い物を楽しみたい人にはお勧めしたい場所。
また、紙屋町の交差点を中心に、本通りや八丁堀といった隣接する繁華街エリアまで地下街が伸びていますので、雨が降った際にはぬれずに移動できる便利な場所でもあります。

大久野島

大久野島と聞いて、どこ?と首をかしげる人も多いのではないでしょうか?
そんな人もうさぎの島と聞けばピンとくるのでは?

瀬戸内海に浮かぶ広島県竹原市のこの島は、近年、約700羽程も生息している野生のうさぎと触れ合えるリゾート地として、国内外を問わず人気になってきた一大観光スポットです。

現在は島全体が国立公園の休暇村に指定されており、温泉やキャンプ、海水浴、サイクリングなどがとてもリーズナブルな値段で楽しめます。特に温泉は、展望浴場からの景色が良く、瀬戸内に沈む夕焼けを眺めながらの入浴は、最高といえます。

そんな自然を満喫し、癒さされるのにぴったりなこの島、実はその昔、旧日本軍の毒ガス工場があったことから、地図から消されていた島でした。
いまやうさぎと戯れる癒しのスポットが、そんな恐ろしい場所だったなんて信じられませんが、島内にはきちんとその歴史を知るための資料館があります。

ゆっくりと広島を堪能する旅をするなら、一泊ゆっくりと、自然に囲まれて癒されるこの島を訪れてみるのもおすすめです。

因島水軍城

瀬戸内に浮かぶ因島は、かつて織田水軍を壊滅させた因島村上氏の拠点があった場所でした。
因島水軍城は、その跡地に、因島村上氏が残した武具、遺品、古文書などの歴史資料を展示している資料館です。

実はこの因島水軍城、自転車で走るのに最適な瀬戸内しまなみ海道から少し入ったところにあり、きちんとサイクルスタンドも用意されているので、サイクリングの途中でふらりとよることが出来ます。

ただし、なかなか険しい山の上に立地しているので、体力的にはそれなりに覚悟がいるとの噂…。
体力自慢の歴史好きサイクリストはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

スキー場

東日本の人にはなじみはないかもしれませんが、広島といえば中国地方以西の一大スキースポット。
冬になると九州や四国から、多くの人が雪を求めて広島へ滑りにやってきます。

特に芸北国際スキー場は、西日本でも最大級のゲレンデで、初心者から蔵人まで楽しめるコースがそろっています。
スキー、スノボー好きの方、せっかくなら広島の雪を味わってみるのも、いいのではないでしょうか?

ぶちうめーけーの!広島名物といえばこれ

やはり旅の醍醐味といえばグルメ。最後は広島のぶちうめえ(ちょーおいしい)グルメをお伝えしたいと思います。

お好み焼き

言わずと知れた広島のソウルフード。県外の人はよく広島風お好み焼きだとか、広島焼きだなんて言いますが、広島を訪れた際は慎んだ方が良いでしょう。
気にしない人もいますが、気にする人はとても気にします。

美味しいお好み焼きを出してもらえない危険性があるほどです。
実際、とあるお好み焼き屋ではそういう発言を禁じた紙が壁に貼られていました。

折角の旅行、不用意な発言で悲しい思い出をつくらないように、気をつけましょう。

さて、お好み焼きに関して大切な注意点を心に刻んだら、美味しいお好み焼きを食べに行きましょう。
各店舗によって焼き方も、具も、そしてソースも違うので、滞在中は何件もまわって違いを楽しむのがおすすめ。

手っ取り早く外れなし、なのは前述のお好み村。地元の人が通う名店が、一か所に集まっているので、美味しいお好み焼きが簡単に食べ比べることが出来ます。
もっと色々回ってみたい、という方は、街へ繰り出しましょう。

中国地方最大の歓楽街、流川・薬研堀エリアなら、地元の超有名店、「八昌」がおすすめ。広島でも1,2位を争うお好み焼きは、味わっておくべき。

また、同エリアにある「八紘」もおすすめ。こちらは夜遅い時間まで営業してくれているうれしいお店。深夜の飲食であっても、ソースがあっさりとしているため、無理なく食べれます。

流川・薬研堀エリアから平和大通りを越え、もう少し南に下った閑静な住宅街へ移動すると、地元の名店、「はせがわ」があります。歓楽街から外れた住宅街にありながら、店内はいつも地元のお客様でにぎわっているここのお好み焼きも絶品。地元臭にあふれた空気を味わいたいのなら、少し足を延ばしてここまで来るのもアリです。

牡蠣

海のミルク牡蠣。こちらも広島のグルメといって思い浮かべるものの一つでしょう。
11月中ごろを過ぎると、広島にも牡蠣小屋が乱立します。

また、多くの居酒屋で新鮮な牡蠣とお酒を楽しむことが出来るので、下記を食べるところを探すのに苦労する、といったことはないでしょう。
もちろん新鮮な生牡蠣や、カキフライなんかもいいのですが、せっかくの広島ということでおすすめしたいのは、お好み焼きを焼く鉄板で調理された牡蠣料理。

お好み焼き発祥といわれる老舗の「みっちゃん」では、鉄板を使った美味しい牡蠣料理が堪能できます。

もちろん前述の「八昌」でも味わうことが出来るので、見つけたら是非注文してみてください。

海軍カレー

広島の呉市といえば海軍ゆかりの地。そして、海軍といえばカレー。ここ、呉を訪れたらやはり海軍カレーは味わうべきでしょう。艦艇や部署によってレシピの違うそのカレーは、どれも特徴があり、食べ比べしたいところ。

とはいってもどこでどのカレーを食べればいいのかわからない…。そんな人もご安心ください。
呉海自カレーガイドブックというものがあるので、チェックしておきましょう。呉の海自カレーが食べられるお店と、どの艦艇のカレーなのかが明記してあるので、どこでどのカレーを食べればいいかがよくわかります。

公式Twitter @kurekaijicurryではお店の情報が満載で、営業情報も発信しています。こまめに情報収集すると自分好みのカレーにたどり着けるかも…。

尾道ラーメン

日本全国で巻き起こっているラーメンブームによりすっかり有名になりましたが、尾道ラーメンもここ、広島のグルメ。
鶏といりこでだしをとった醤油スープが特徴のラーメンは、脂っこ過ぎず、あっさりとした中にもしっかりとした食べ応えと味わいを感じることが出来ます。

車で広島に訪れている人は、是非本場尾道に立ち寄ってそのラーメンを味わうのもいいでしょう。

レモン、たこ、穴子、、、

自然豊かな広島は多くの名産があります。特に生産量日本一のレモンはお土産のお菓子にも多く使われており、いろんなところで味わうことが出来ます。
また、瀬戸内の意味が育んだたこや穴子といった海産物も名産。三原市のタコや、宮島の穴子はぜひとも押さえておきたいところ。
お好み焼きに飽きてきたら、少し奮発して老舗の味を堪能するのもいいでしょう。

【番外編】ちょっと待って!観光客が驚く地元民の常識

侮ることなかれ、広島。まだまだあなたの知らない広島がここにはあります。
地元の人間にとっては珍しくない、こんな光景も、観光客のあなたなら驚いてしまうかもしれません。

そんなものが自販機で?だし道楽の出汁の自販機

のどが渇いたとき、駐車場にある自販機で何か飲み物を買おうと思った時、何か違和感を覚える方もいるのではないでしょうか。
設置してある白い自販機。ああ、ペットボトルだけの自販機なんて、珍しいな、と思い値段をよく見ると、何やら高い。

それもそのはず、よく見るとペットボトルのラベルには「だし道楽」の文字が。
そう、広島にはいたるところにだしの自販機があるのです。

だし道楽とは、呉市にある有名なうどん屋さん。あっさりとした甘めのこのだしを、広島県にある二反田醤油が販売しています。
旅のついでに行こうやあ、だし買いに、なんて言っていますが、自販機でこうして販売してあれば、ほんとについでにふらっと買えますね。

ホントは不人気…?平和大通りのイルミネーション

広島市内屈指の大通りといえば平和大通り。地元の人にとってはイルミネーションの一大スポットです。日本各地の有名なイルミネーションスポットであれば人気があって愛されていますが、ここ、広島は少し様子が違うよう…。

イルミネーションが行われることでみんなじっくりこれを見るのですが、そのせいで平和大通りは車道も歩道も大渋滞。
普段から多くの人が通勤通学で利用している重要な道路であるため、ここが大渋滞すると多くの地元民に影響が発生するようです。

そのためか、この平和大通りのイルミネーションは一部の地元の人から大変不人気。
その理由は、一緒に見るパートナーがいない僻みだけではないようです。

日本でここだけ!郵便局ガチャコレクションが楽しめる呉市の郵便局

ごく限られた一部の皆様には大変貴重な情報かと思います。
小銭を入れてレバーをクルリ、出てくるものはお楽しみ、なガチャポンと、郵便局がコラボしていたって知っていましたか?

その名も郵便局ガチャコレクション。郵便ポストのデザインやロゴをモチーフにしたカプセル玩具たちは、マニア必見。
そして、この郵便局ガチャコレクションが楽しめるガチャポン。なぜか郵便局に設置されているのはここ、呉市の4か所の郵便局だけ。

なぜ日本中数多くある郵便局の中から、この呉市の郵便局4局だけに設置されているのかは不明ですが、郵便局内で郵便局ガチャコレクションが楽しめるのがここだけとあれば、行くしかないでしょう。

世界のKENDAMA発祥の地!廿日市(はつかいち)

日本の伝統的おもちゃ、けん玉。皆さんも一度はやったことがあるのではないでしょうか。
実はこのけん玉、KENDAMAとして世界で旋風を巻き起こしているって知っていましたか?
そのパフォーマンスはもはや我々の知るけん玉とは一線を画しており、けん玉の可能性に驚きを隠せません。

実はこのけん玉、廿日市が発祥。
昔駄菓子屋で買っていたようなけん玉から、最高級の職人技を駆使して作られた高級けん玉まで、実に様々なけん玉がここ、廿日市で作られています。

また、けん玉ワールドカップも2014年から毎年開催されており、世界中の圧倒的パフォーマンスを楽しむことが出来ます。
これもクールジャパンの一環?日本人として、一度このけん玉のパフォーマンスを見に、脚を運ぶのもいいかもしれません。

見どころがようけはいっとるけん、広島

いかがだったでしょうか。平和に思いを馳せる世界遺産から、自然あふれる地、そして人情のあふれる都市、それらが育むおいしい食文化。
実にいろんなジャンルの、実にいろんな見どころが、ようけはいっとったんじゃないでしょうか。

是非広島まで足を運んで、広島を堪能してください。
まっとるけーのー!

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WRITTEN BYX105

人生の半分を引越に費やしている珍種。All for your smiles をテーマに、健康と教育、異文化交流を専門に活動。趣味は引きこもって読書、昼寝、料理といったインドアからスポーツ、旅行、キャンプなどのアウトドアまで幅広く保持。人生を気儘に遊び倒している。 通勤・通学の手段は高校時代からずっと自転車。

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