昼も夜も、安心の自転車ライフ!ライト一体型のヘルメットTorch-bicycle helmet

自転車は、子供の頃から乗っているという人も多いでしょう。免許も必要ありませんから、自転車を購入さえすれば誰でも乗ることができます。しかし自転車は、交通事故なども少なくありません。思い返してみれば、車とぶつかりそうになったり、転んで怪我をしてしまったりと、何度かヒヤッとした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?せっかく便利な自転車ですから、安全に乗りたいものです。そこで今回は、特に夜間にも自転車に乗るという方にお勧めのライト一体型ヘルメット“Torch-bicycle helmet”をご紹介しましょう。

■ライト一体型ヘルメット“Torch-bicycle helmet”とは?

1_torch(写真元:http://www.gizmag.com/torch-t1-luminous-bicycle-helmet/22273/

“Torch-bicycle helmet”とは、前後にLEDライトが内蔵された自転車用ヘルメットです。LEDライトは前方が白色、後方が赤色。ライトとヘルメットが一体化しているので、別々に準備する必要がありません。

このTorch-bicycle helmetは、クラウドファンディングの「KickStarter」で開発等にかかる資金調達が行われ、目標金額を達成しました。

■ライトとヘルメット一体型のメリット

2_torch(写真元:http://www.mensjournal.com/gear/outdoor/a-light-up-lid-20130610

通常であれば、前後それぞれのライトを自転車に装着し、さらにヘルメットを被って自転車に乗ります。人によって、日中はライトをサドルバッグなどに入れておくという場合もあるでしょう。しかし頻繁に自転車を使う人であれば、乗るたびに両方を用意するのは手間に感じることも多いはずです。

Torch-bicycle helmetはライトが一体化されているので、わざわざライトを付ける必要がありません。想定以上に外出が長引いて夜になっても、「ライトを忘れた!」というようなこともないでしょう。自転車とこのTorch-bicycle helmetさえあれば、いつでも安心して出かけられます。見た目にもこだわりが感じられ、なかなかオシャレです。

また、Torch-bicycle helmetに搭載されたライトは、一般的な自転車用LEDライトと比べて大きいのも特徴です。そのため、自動車からも見えやすく、車道を走行していても事故などの危険性を下げてくれるでしょう。

■販売価格と購入方法

Torch-bicycle helmetは、Torch社のWebサイトで販売されています。尚、サイズやカラーのバリエーションは下記の通りです。

  • サイズ:S/M(54〜58cm)、L/XL (59〜62cm)
  • カラー:白、黒、赤

カラーは3色ですが、黒にはライト部分も黒色で統一されたMidnight Editionが用意されました。自転車のカラーに合わせて選べば、カラーコーディネートも完璧です。価格は、Midnight Editionが150ドル、その他が140ドルです。日本円にすると、約14,000円ということになります。ただし、別途送料(東京の場合、45ドル)が必要ですので、ご注意ください。

スポーツバイク用のヘルメットであれば、10,000〜20,000円程度が相場といえます。そう考えれば、ライトと一体型というメリットを含めて、決して高くはないでしょう。

Webサイトの表記は英語ですが、購入までの操作は簡単です。次の手順に沿って、手続きを進めます。

<購入手順>

1)まずは、「BUYNOW」をクリックしましょう。

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2)製品一覧が表示されるので、購入したい製品を選びます。

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3)製品画面に移ったら、サイズを選んで「Add to Cart」をクリックします。

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4)画面上にカートへ入れた商品情報が表示されるので、「Checkout」をクリックして購入手続きを進めましょう。

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尚、製品の購入にはPayPalを使用します。必要事項は氏名や電話番号、住所など一般にECサイトなどで必要となる項目のみですので、迷うことはないでしょう。

■いざというときに身を守るヘルメット

7_torch(写真元:http://www.torchapparel.com/#!helmets/c6vf

ヘルメットを着けることの意味は、皆さんご存知のことでしょう。いざというとき、頭部を守るためにあります。

自転車は、シティサイクルであっても時速15kmは普通に出すことができます。これが、クロスバイクやロードバイクになれば、時速20kmを超えるのです。下り坂ともなれば、時速40km以上を出すこともできるでしょう。これは、低速の自動車にも匹敵するスピードです。

事故は、いつ起きるか分かりません。そのため、なかなか我が身のこととして受け止められず、結果としてヘルメットの装着に踏み切れないのではないでしょうか。つまり、「手間になる」などのマイナスイメージが、自分の感じている必要性を上回ってしまうのです。

しかし、何か起きてからでは手遅れです。

ロードレースやトライアスロンでは、残念ながら事故が起きることが少なくありません。実際に私の知人も、バイクでの転倒を経験した人がいます。中には、ヘルメットが転倒による衝撃で真っ二つになったということも。

では、このときヘルメットを着けていなかったら・・・?

考えるだけでも震えてきます。

もちろん、レースだけではありません。私も初めてロードバイクを買ったとき、コーナーを曲がりきれず何度か転倒しました。また、左折時に車が寄ってきて、車道で転倒しそうになったこともあります。顔や手足を少し傷つけたくらいならば、大きな問題にはならないかもしれません。しかし、頭部はたとえ軽くぶつけただけでも、打ち所が悪ければ大事となります。

何か起きたとき、それは自分だけの問題ではありません。家族や友人など、周囲にも心配や迷惑を掛けてしまうでしょう。そうした意味でも、ヘルメットの装着は大切なのです。

■夜間走行にライトは必須アイテム

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そもそも道路交通法において、夜間の無灯火運転は禁止されています。日常でも、警察官に無灯火運転を注意されているシーンを見たことがあるでしょう。あれは単純に危ないから注意しているのではなく、法律に基づいて指導しているのです。

暗い道路でライトを点けないということは、事故を誘発する原因になります。よほど見えやすい反射材をつけていない限り、車あるいは他の自転車から見えにくいのです。見えにくければ、当然ながら事故に遭う可能性も高まります。私は車も乗りますが、無灯火の自転車が突然横から現れて、ヒヤリとした経験が何度かあります。

また、自動車との接触事故などが起きた場合、通常であれば自動車側に過失があるものと考えるでしょう。しかし、無灯火運転は違反行為です。そのため、過失割合にもそのことが影響し、本来であれば請求できるはずの損害賠償が、請求できないケースもあります。

さらに無灯火運転は、他の人にも被害を及ぼす可能性があります。

例えば、自転車に対し向かってくる歩行者がいる場合。ライトが点いていなければ、相手から自転車の姿が見えにくいでしょう。では、自転車が向かっていることに気付かずに歩き、直前で目の前に移動してきたらどうなるでしょうか?歩行者と自転車が衝突してしまい、相手にも大怪我をさせる可能性もあります。

このように、夜間に自転車を運転するのであれば、ライトはまさに必須といえるアイテムです。

■終わりに

自転車をいつも安全で快適に利用するために、ライトもヘルメットも大切なアイテムです。ヘルメットは、自分の命を守るものだという認識を持ちましょう。また、一部では自転車のマナーが悪いと取り上げられることもありますが、それも1つの実態でしょう。周りから理解を得るためにも、ライトの点灯は必要な配慮といえます。

今回ご紹介したTorch-bicycle helmetはライトが一体型になったヘルメットですが、人によっては別々で揃えたいという方もいるでしょう。自分に合ったアイテムを選び、自転車ライフをより充実させてみてください。

※この記事に関するお問い合せは、ライターではなく運営者までお願いします。
連絡先:?info@bike-startup.co.jp

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WRITTEN BY三河 賢文

“走る”フリーライターの三河です。数多くのマラソン、トライアスロンレースに挑戦中。その競技経験や知識をもとに、自転車に関する情報をお届けします! http://www.run-writer.com/

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