ピラティスはなぜ健康やダイエットに効果があるのか

ピラティスとはなにか

ハリウッド女優がやっているなどとして話題になり、ムーブメントとなったピラティス、もしくはピラティス・メソッド。これがどのようなものか、詳しく理解している人は意外と少ないのでは?

このピラティスについて、その概要を紐解いていきましょう。

まず、これは1920年、ドイツの看護師によって考案されたエクササイズです。彼はこれを、全身の細かな筋肉と精神を自分自身でコントロールするためのもの、として捉えていたようです。

身体をストレッチさせ、筋肉を強化し、全身のバランスを整えるといった目的のためのエクササイズであり、哲学である、といったところでしょうか。

ピラティスによって、身体がしなやかに強化されれば、筋肉や関節などの痛みを改善したり、予防したりすることにつながります。また、体幹やインナーマッスルの強化も期待できますので、運動能力の向上にも一役買うことでしょう。

加えて、呼吸法と組み合わされたメソッドでもありますから、メンタルに作用することも、嬉しい効果のひとつですね。

現在、日本でもよく知られるようになり、健康やダイエットのためにこれを習う人も増えました。

また、ボディバランスを良くし、しなやかな筋肉をもたらす効果に目を付けて、トレーニングに取り入れるアスリートも多いですね。脊柱や骨盤の正しい動かし方を重点的に学べるので、リハビリテーションにも効果的と言われています。

ピラティス・メソッドでインナーマッスルを鍛える!

ピラティス・メソッドの中でも、インナーマッスルを鍛えるというのは、特に注目されている点です。

インナーマッスルというのは身体の深部にある筋肉で、大腿筋や大臀筋のように身体の外側に付いている大きな筋肉とは異なり、肩関節や股関節、背骨などにある、身体の中心部分に近い筋肉です。

姿勢を保持し、安定させる筋肉ともいわれ、持久力に優れています。これを鍛えると、良い姿勢を保つことができるようになるため、ケガや痛みの予防になるのですね。

また、インナーマッスルは脂肪の燃焼に欠かせないものでもあります。インナーマッスルが鍛えられると、体温や代謝が上がり、脂肪が燃えやすい身体になりますから、ダイエット効果を求める方にも、ピッタリのエクササイズと言えるでしょう。

手足の筋肉などと違い、身体の深部の筋肉というのは、普段意識しない筋肉ですね。これを意識的にトレーニングすることで、強くしなやかな体幹を作り上げていきます。

ピラティスは自転車乗りにもおススメのトレーニングです。

近年、自転車を愛好する人が増えていますね。

ピラティスは、こうしたサイクリストと呼ばれる人たちに、おススメしたいトレーニングでもあります。スポーツとして自転車に乗り始めると、どうしても膝や腰を痛めてしまう、といったお悩みはありませんか?

特に日本人は、こうした部位を痛めやすい傾向にあるものと考えられます。そこで、ここでも重要になってくるのがインナーマッスルや体幹バランスです。

自転車に乗る際に、なぜ膝や腰を痛めやすいのかという理由には、安定して理想的なフォームで漕いでいないということが挙げられます。

良い姿勢を保ちながら漕ぐ、すなわち背骨を正常なポジションに安定させつつ漕ぐ、ということができれば、身体への負担が減るのです。このためには、しなやかで強いインナーマッスルが必要です。

また、痛めやすいのは膝・腰だけではありません。ふくらはぎをはじめとする筋肉も、痛めやすい部位の一例です。筋肉を傷めてしまう理由のひとつには、柔軟性のない筋肉の状態があります。

この状態は、筋肉を傷めるだけでなく、関節の可動域をせばめてしまうことにもつながり、ひいてはケガのリスクを背負ってしまいます。

この、固くなり過ぎた筋肉に柔軟性を取り戻すために、ピラティスの呼吸法を合わせ持ったエクササイズはとても有用です。サイクリストの方々は、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

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FRAME編集部

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。

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