コミケや自転車界隈で話題沸騰中! ―今もっとも「弱ペダ」東堂尽八に近い女性 林檎蜜紀さんの魅力とは!?【後編】

林檎さんは、『弱虫ペダル』の東堂尽八くんのコスプレがトレードマークで、ロードバイクを乗りこなすグラビアアイドルだ。

前編では林檎さんの自転車との出会い、自転車に懸ける想いについて伺ったが、後編では彼女の普段の走りや、ロードバイク女子について尋ねてみた。

(前編はこちら)
コミケや自転車界隈で話題沸騰中!―今もっとも「弱ペダ」東堂尽八に近い女性 林檎蜜紀さんの魅力は自転車によって引き出される【前編】

雨でも台風でも都内でも! 走る!!

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――都内でも走られます?都内だと、事故とかが多そうですが。

林檎:都内でも通勤などで走ったりします。私はモデルのお仕事もしていて、お仕事の時間が不規則で夜遅く自転車で帰ったりすることも多いのですが、深夜は通行量的には少ないんですけど、交通量の多い時間に自転車で通勤、通学となればさらに注意して乗らなければなりませんね。

林檎:私実は車もバイクも乗るんですけど、自分が車に乗っていたらロードバイクほど危ないものはないなって思います(苦笑)
自転車って車から見ると横から飛び出してくるように見える時もありますし。

車から見て死角になってしまう時もあるので交通ルールは常に意識して気を付けるようにしています。

――雨の日とか冬の寒い日にも乗られますか?

林檎:乗りますよ。日頃の行いが悪いのか…(苦笑)
レースの日とかに限って台風とかがくるんですよ。去年ツール・ド・ちばっていう千葉県で三日間走るイベントレースに出たんですけど、その日、山岳コースの日だけ台風が来て。しかも坂道だから下りはスリル満点みたいになって。参加賞のタオルが嬉しかったです(笑)。

――普段、回るコースとかって決まっているんでしょうか?

林檎:お家から近いので、荒川サイクリングロードを走ったりすることが多いですね。山のコースならヤビツ峠が都内から近くてお勧めです。

これからの時代はロードバイク女子!

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――ロードバイク女子の写真集を発売されたとのことですけど、具体的にどこからがロードバイク女子なのかというのをお聞きしたいのですが。

林檎:どこからが(笑)。

――ロードバイクに乗りたいなとか、ロードバイク見てるのが好きだなってところからロードバイク女子なのか、ロードバイクを買った! 乗るぞってところからなのか……。

林檎:好きってところからにしましょうか! 好きだったらあなたも今日からロードバイク女子です!(笑)。

――女子の数が少ないとのことですが、ロードバイク女子だけで集まって走るツーリングとかレースとかもあるんですか?

林檎:そうですね、あったりします。弱虫ペダルが好きで、そこから自転車を始めて好きなキャラクターの自転車を買ったりとか。そんな風に集まったチームさんも最近ではあるのではないでしょうか?

私は結構周りにやってる人が会社に居たりとか、走る方がいたりするんですけど、結構上のおじさま世代の方が多いです。

――やっぱり、汗かいてダラダラの状態をおじさんとはいえ男の人に見られるのちょっと、抵抗がありますよね(笑)。

林檎:そうですよね。ちょっと恥ずかしさがありますよね(笑)。ボサボサだしビショビショだし、みたいな。だから女の子同士でゆっくりポタリングとかもとても楽しいですよね。

自転車の楽しみ方はいろいろとあるので、こうじゃなきゃだめ!!というのはないと思います。
とにかく事故に気を付けて、周りに迷惑をかけない走りをするということだけですね。

――これから始めようかなっていう女の子に女子目線でお勧めポイントとかあったら、是非。

林檎:自転車に乗ると、ダイエットになりますね。私自転車に乗ってから8キロ痩せたんですよ。

――そんなに!? フレーム並みに軽くなっちゃいそうですね。

林檎:痩せられる上に、健康にもよく、さらに楽しいっていう三物を与えられているロードバイク(東堂くんの台詞風パロディ)!!

――三物! 名言ですね(笑)!

林檎:そう(笑)。大人になるとなかなか運動しないじゃないですか。私も普段全然運動しなくて、コスプレでグラビアとかやるときにダイエットっていうと減量、食べないっていうダイエット方法しかなくて……。二日間ぐらい絶食すると機嫌悪くなるじゃないですか(笑)

ロードバイクだと、食べても痩せるし、食べないと走れないです!

――『弱虫ペダル』の作中でもそういう表現がありましたね。やたらお腹が空いてしまうっていう。

林檎:ハンガーノックになってしまうので補給は大事ですね。
レースやロングライドの際は皆さん補給食をサイクルジャージの後ろのポケットにいれていますね。走りながら補給食を食べるのはちょっと難しいですけど、プロになると「寝る」以外のことは自転車の上でできるようになるとも言われてますから凄いですよね!

弱虫ペダルの作中でも新開君はよくパワーバーを食べる描写が多いですね!
皆あんなに食べるかっていったら「うーん?」って感じですけど(笑)

――補給のときって、やはり大変なんですか?

林檎:私はバイクが安定している軽い登りの個所で食べたりします。
アニメではカロリーメイトみたいな印象のエナジーバーなんですが、実際の物はもう少しウェットで固い印象があります。一気にカロリーがとれるようなゼリータイプもあるんですけど、蜂蜜をそのまま飲んでるみたいな甘さのものだったり。

脚が攣らないようにマグネシウム入ってたりするものを多いです。種類や味も最近は沢山ありますので、自分のお気に入りを見つけてみてもいいかもしれません。

地方へ走りに行って、到着先でオイシイ名産の物を食べる、グルメライドなども最近は多くあるのでお勧めですし、楽しいですよ!

始めるなら気を付けたい事と林檎さんのおすすめポイント!

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――最近、道で新しく乗り始めた人が危なっかしいなって思うことが多いんですけど、走り始めるなら何処がいいですかね?

林檎:交通量の多い公道っていうのは難しいですよね。
できれば最初はサイクリングロードや、落車の危険がないのは山だったりするんで、ヤビツ峠お勧めですね。

――初めて乗るんだったら山で始めた方がいいってことも?

林檎:平地よりスピードが出ない分落車も少ないのでその点ではおすすめかもしれません。
朝方など、交通量の少ない時間に走ることもとても重要です。

ヤビツ峠は都内からは一番近場のヒルクライムの名所でもあるので、先輩のロード乗りさんも沢山練習にいらしてますし、休憩の際中にタイミングが合えばお声掛けしてお話しさせていただいたり、そんなお話の中でうまく乗るコツを聞けたりするかもしれませんね。

はっきり言って、一人で最初から本を読んだり、独学のみで学ぼう!!それで速くなろう!!というのはかなり努力が必要になりますし難しいです。

できれば周りの人、知っている人に一緒に走ってもらったり、教えて貰ったりっていうのが私は効率がいいなって思っています。

――山で出会いとかもあったりとかするんですか?

林檎:あったりしますね?(笑)。親切にしてくださる方が男女問わず多いと思います。パンクとかしちゃったら、道行く人が一緒に直してくれたりとか。

――良い感じですね。ちょっとボトル切れちゃって、とか。

林檎:「アクエリでいい?(弱虫ペダルキャラクターのセリフ)」 みたいなやつとかね。(笑)

――そこも「トキメキ」ポイントですね。

林檎:会話が生まれたりとか、そこからチームに誘ってもらえたりとかあったりすると思うんで、いい出会いが多いなと思っています。

――林檎さんの話を聞いてると、ロードバイクに乗ったことのない女子でもきっと乗りたくなるって思いました。

林檎:それはとっても嬉しいです!私もママチャリに乗っていて、自転車って移動の道具だとずっと思ってたんですけど、ロードバイクに乗ったら、サーフィンやスキーとかと同じ感じの、愉しみのあるスポーツだなって思うようになりました。

移動の道具だけではなく、競技としての一面に気付いて、新しい楽しみを知ることができました。ロードバイクが気になって、試しに乗ってみたいってなったら最近はショップさんで開催されている走行会などもあります。

難しく構える感じではなくて、だれでも気軽にロードバイクを始められる環境になったら嬉しいですよね!

――じゃあ、まずはレンタルで始めてみるっていうのもアリですかね?

林檎:そうですね。最初だったら先導してくれる方がいて、かなり危険は少ないし。いきなり行って、今日200キロ走ります! とかはないんで、、、(笑)

遅くなると暗くなってきて危ないので、朝から行ってお昼には終わったり。20?50キロ想定のコースを皆で走り、美味しいごはん食べて帰るパターンが多いかと思います。

一日楽しいし、運動にもなりますのでお勧めです。

――50キロくらいだと始めたばっかりの人とかでも走れるものですか?

林檎:大丈夫です!楽しく走ることができますよ。時速20キロくらいでゆっくり走ってもらってポタリング。
これから9月10月ぐらいが一番自転車楽しいと思います。

――風も涼しくなるし、食べ物もおいしくなりますしね。

林檎:走った後は何でも美味しい(笑)! 最高だと思います。

――ちなみに初めて走ったところは何処だったんですか?

林檎:初めて走ったところは平地なら荒川サイクリングロード、山ならヤビツ峠です(笑)。

――初めからそこだったんですね(笑)。やっぱり坂は好きですか?

林檎:そうですね!…って答えておきたいところですがノーコメント(笑)

来たれロードバイク女子!

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――お話伺っていて、私も試しにやりたくなってしまうくらいでした。

林檎:今アニメや漫画、弱虫ペダルの影響、また健康のために運動しよう!という志向が広まってきていてロードバイクに乗る人口は増えてきていますが、女性の方はというと、まだまだ競技人口が少ないと言われているスポーツです。

サイクリングウエアも女子用のってなると数も限られていて全体的に少ないし、デザインとかも奇抜なのが多かったり…(笑)
もっと競技の人口が増えたら女性向けのラインナップも増えると思うんです。

是非もっと競技人口が増えて、女性のライダーさんも増えるといいなぁと思っています。
私自身も自転車を新しく始めてみようかなという方へむけて、やってみようかな?思えるキッカケ作りのお手伝いが出来たら、そして自転車業界の活性化になったら嬉しいな、と思っています。

林檎さんがお勧めしてくれたのでロードバイク始めました!とSNSなどで納品された愛車を見せてくださる方などもいるのですが、その瞬間はとっても嬉しいものがありますね♪

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女性ライダーの中でも一際、輝く林檎さん。自転車の話をしているときの目の輝き、自転車へのこだわりにはコスプレ以上の何か。究極のコスプレイヤー魂のようなものを感じました。彼女は東堂尽八君に憧れるだけでなく、好きな人と同じものを愛し、体験し、東堂尽八君を内包する存在になったのだと、そんな気がいたしました。

今後の自転車シーンで注目必至の彼女の最新情報は、こちらのブログでチェックできるようです。

林檎蜜紀さんオフィシャルブログ「ツールド322」

来たれ! ロードバイク女子!

神田文香

WRITTEN BY神田文香

澁澤龍彦とアブサンをこよなく愛するハードボイルドテイストライター。憧れの人は松岡正剛。好きな映画は「コマンドー」。サブカル系コラムからエログロ小説まで、幅広く(?)執筆する。趣味は昆虫食と盆踊り。 (朱時卍時=神田文香)twitter→@akatokibanji2

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