【ビアンキ / ローマ2】ローマ2の魅力・特徴は?

ロードバイクとMTBとの合いの子というイメージの強いクロスバイクですが、自転車メーカーBianchi(ビアンキ)はそのグレードを一つ上のレベルまで押し上げています。

自転車界では最も古参のこちらの会社は現在に至るまで様々な車種を発売してきました。ロードバイク・MTBはもちろん、折りたたみ自転車からクロスバイクまで。全てを網羅すれば数え切れないほどです。

またその歴史から培った技術は、カーボンであれクロモリであれアルミであれ、素材に対して驚くほど最高のパフォーマンスを引き出す事に長けています。まさに、自転車界の王者と言ったところでしょうか。

さて、伝統あるBianchiが世に送り出したクロスバイクは数々ありますが、その中でも決して抜きにして語れないのがROMA 2(ローマ2)です。
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(出典:Bianchi

その構造はBianchiが他に発売している[CIELO]や[CAMALEONTE 6 ALU]よりもロードバイクに非常によく似通っており、初めてスポーツサイクルへ乗る方はもちろん今まで本格的な自転車を所有されていた方でも「おっ!」と感じるような非常にパフォーマンスの高い一台となっています。

コンポーネントにはSHIMANO社のエントリーグレードSORAを採用しているため確実な操作性を約束。10kg前後まで軽量化されたフレームとの相性はバッチリです。

2×9の18段変速も平地からちょっとした山岳を攻めるのには十分であり、フロントダブルのチェーンリングはスムーズな変速を可能にしています。

他メーカーがMTB用のコンポを採用している事を踏まえると、速度を求める方にとっては嬉しい限りですね。

そしてこのROMA 2最大の特徴、それはロードバイクのエントリーモデルへ匹敵するレベルの反応の良さです。一般的な感覚であれば漕ぎ出しはモッサリで登りがキツイというのが今までのクロスバイクでした。

しかしこの車体は違います。フルアルミ設計から生み出される硬さは踏み込みに対してガツンと対応し、なおかつその力を逃す事なくフラットバーで安定したライン取りが可能です。

そのためクロスバイクにしてはかなりの前傾姿勢となり振動吸収の面でもロングライドへ適さないのが欠点ですが、とにかく「街乗りでもスピードが欲しい」といった方には最適なバイクではないでしょうか。

ちなみにこの車種と正反対に位置するのが先ほどご紹介した[CAMALEONTE 6 ALU]です。柔らかめで疲れにくく、ゆったりとした走りを楽しみたいのならこちらを選択しましょう。

カラーは最初にあげたマットブラックの他にも、Bianchi伝統のチェレステカラー。
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(出典:Bianchi

そしてマットシルバーの3種類が用意されているので自分の好みに合ったものを選ぶ事ができます。
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(出典:Bianchi

走り方によってはロードバイクを凌駕する性能を秘めている[ROMA 2]。それでいて小回りの効く車体は街乗りにも最適です。

これから自転車を始めようと考えている方は最初の一台に、すでに他のスポーツサイクルを所有されている方はサブバイクとして購入されるのも良いかもしれませんね。(参考価格:90,000円)

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WRITTEN BYonzk

毎日往復50kmを通学する学生サイクリスト。ホームセンターに売られていたノーブランドのクロスバイクをドロップハンドルへ改造した事からロードバイクに目覚め、現在はSCULTURA 400を所有。冬にはスキーを嗜む。

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