自らの身を守る!絶対につけるべき自転車の反射板

暗い夜道を走行する自転車にとって、反射板は命を守るための必須アイテムです。

自転車から自動車の接近が見えていても、相手のドライバーに自転車が見えているとは限りません。

特に、自転車の後方から接近するドライバーは発見が遅れる傾向にあるため、視認性の高い反射板を装備して自転車の存在を強くアピールすることが大切です。

今回は命を守る反射板の重要性や法規制について解説していきたいと思います。

夜間の事故防止に効果を発揮する反射板

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反射板は、夜間に走行する自転車の存在を自動車のドライバーに気づかせ、安全性を高めるための重要な保安装備です。

小さな反射板ではありますが、自動車のヘッドライトの光をそのままドライバーの方向へと返すため、事故防止に大きな効果を発揮します。

(財)交通事故総合分析センターによると、自転車に自動車が追突する事故の約7割が夜間に発生しており、非常に高い致死率となっています。

追突原因の約8割が「発見の遅れ」であることから、夜間では自転車の視認性が圧倒的に低下するという現実を伺い知ることができます。

そのため、夜間走行の自転車にはドライバーに対するアピールが求められますが、自動車のヘッドライトを反射して強い光を放つ反射板は、早い段階でドライバーの注意を引く効果があります。

視認性の高い反射板を装備することが、大切な命を守ることにつながります。

法律でも反射板の装備が義務付けられている

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道路交通法第63条の9では、定められた基準に適合する反射器財を備えていない自転車の夜間運転を禁止しています。

道路交通法施行令第18条、第19条でも、夜間の道路または50m先まで明瞭に見えないトンネル内や濃霧の中などを通行する場合で、尾灯を点灯することができない自転車には、後方反射板を装備することが義務付けられています。

反射板が満たすべき基準として、後方100mの自動車がヘッドライトで照らした時に、その反射光を容易に確認できるレベルであること、反射光の色は橙色または赤色であることが定められています。
法的には、尾灯を点灯することができる場合は、反射板は必要ないとされていますが、尾灯と合わせて反射板を装備し、視認性をより高めること大切です。

また、反射板は尾灯の電池が切れてしまった時の備えにもなります。

反射板の性能を保つには定期的なメンテナンスが重要

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反射板は、装備さえしていれば安全というわけではなく、定期的なメンテナンスによって、その性能を十分に発揮させてこそ安全が確保されます。

交通政策の専門家らによる啓発活動である「自転車の安全利用促進委員会」は、メンテナンスの重要性を示すために、整備の有無による反射板の性能比較テストを実施し、結果を公表しています。

それによると、反射板の角度を上または下に30度傾けた場合は、約20分の1の反射量しか得られないことが示されています。

また、泥やホコリが付いた反射板では反射量が約4分の1、傷ができて水が混入した反射板では反射量が約15分の1と大幅に低下します。

自転車を使用する中で、ぶつかって角度がずれたり、傷や汚れがついたりすることは珍しくありません。定期的なメンテナンスを心がけ、反射板の性能を保つことが大切です。

おわりに

自転車の夜間走行の安全性を高めるために、反射板が担う重要な役割についてご説明しました。視認性の高い反射板を選び、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

FRAME編集部

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。

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