購入前に必ず確認!初心者は知っておきたい正しいロードバイクのサイズ

ここでは、初心者の方が知っておくべき正しいロードバイクのサイズ選びに関する紹介をしていきます。

ロードバイクのサイズ=タイヤの大きさではない

自転車のサイズと言えば、タイヤの大きさであると思っている方も多いでしょう。確かに、ママチャリなどの自転車においては、22インチや27インチといったタイヤの大きさでサイズを表記しているパターンが多いです。しかし、ロードバイクに関して言えば基本的にタイヤの大きさは700Cと決まっており、サイズの基準とはなりません。

※ロードバイクの選び方を知りたい方はまずこちらをご一読ください!

ロードバイクのサイズ=フレーム

では、ロードバイクの場合なにを基準にサイズを選ぶのかというと「フレーム」です。各メーカー・ブランドによりサイズ表記の方法が異なりますが、基本的にはボトムブラケット(BB)と呼ばれるクランクについているベアリングの中心からシートチューブまでの長さでサイズを決定しています。サイズの表記はS,M,Lもしくはmm、inchで表されます。

サイズの合わないロードバイクに乗ってしまえば、それがいくら高級なロードバイクだったとしても身体にも負担がかかってしまいますし、ロードバイク本来の力を出せなくなってしまうのです。ですから、購入時のサイズ選びはロードバイクのモデルを決めるのと同じくらい慎重に行うべきでしょう。

ある程度のサイズは身長で決定する!ジオメトリー表で確認しよう

ロードバイクのサイズは、身長によって決めるパターンが多いです。各ブランド・メーカーが「ジオメトリー表」というものを用意しています。この、ジオメトリー表はフレームサイズに適応するであろう身長の目安が記されており「だいたいこれくらいの身長であればこのフレームサイズを選べば良い」というのが一目でわかるようになっています。

メーカー・ブランドによって細かな基準は違いますがジオメトリー表に記してある内容自体は同じものである場合が多いので、参考にすればサイズ選びに大きく失敗するという事はないでしょう。

乗り方や身体的特徴によってサイズが前後してくる

ジオメトリー表の適性身長を基にサイズを選択すれば、大きな失敗はないと言えます。ただし、身長だけで選ぶというのは正確なサイズ選びとは言えません。乗り方や身体的特徴によって、サイズの基準も前後してくることを覚えておきましょう。

例えば身長170㎝の方がジオメトリー表の基準で考えた場合にS,もしくはMが適性サイズであったとします。こういった場合は、もっと細かい部分まで測っていく必要があります。

足の長さ、手の長さなどを考慮した上で最適なフレームサイズを選びましょう。多少の調整ならば、ステムやサドルの高さで調整することが可能ですので、店員さんのアドバイスを受けて最適なサイズ選びをしてみてください。

適正なロードバイクのサイズを知るためには試乗あるのみ

ジオメトリー表というのは大きな参考になりますが、多少の誤差は生まれてくるものです。やはり、自分に合った本当の適正なサイズを知るためには試乗するのが一番です。店舗に行けば、試しに走行させてくれる場合もあります。走行はできなくても、ロードバイク本体をまたぐことは確実にできますので、数値だけではわからない乗り心地やサイズ感を身をもって知ることができるでしょう。

その際に、どういった乗り方をするのか店員さんと会話をすることで適切なアドバイスをくれますので参考にしてみてください。

店舗によっては、細かく計算してサイズやシートの高さまで測ってくれることもありますので、サイズ選びに困ったらまずは店舗に言って相談してみてください。

まとめ:ロードバイクのサイズを知るためには試乗が一番

いかがでしたか?初心者の方が購入前に知っておきたいロードバイクのサイズについて紹介してきました。

ロードバイク本来の力を引き出すためにも、サイズ選びは正確に行わなければいけません。お店のスタッフに尋ねてみる事からスタートしてみてはいかがですか?

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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