【GIANT / DEFY】エンデュランスロードバイクを徹底解説

カーボンロードバイクの発展は終わりがないのでしょうか?昨今のカーボンフレームは主に乗り方に合わせてエアロロードバイク、ヒルクライムなど登りに特化した軽量ロードバイク、エンデュランスロードバイクと3パターンに細分化されています。

これはユーザーの乗り方は多種多様でそれに合わせた製品づくりの結果であると思います。今回は3パターンのうちエンデュランスロードバイクのDEFY(ディファイ)シリーズをご紹介します。

まずエンデュランスロードバイクとは何かを説明しなければいけません。直訳すると「耐久自転車」という意味を持ち、そのまま訳を理解すると辛そうに走るロードバイクだと勘違いしてまいそうですが、実際には長距離、長時間のライドや不安定な路面状況にも安定した操作性と快適性を得ることができるロードバイクです。

具体的には、振動吸収性の高いフレームを採用し、レースバイクのような前傾姿勢ではなく、無理ない体勢でドロップハンドルを握ることができるポジショニングが特徴です。さらに安定した制動力が望めるディスクブレーキシステムの採用とタイヤ幅を通常より太くしていることも特徴に挙げられます。

それでは、DEFY(ディファイ)シリーズを見ていきましょう。

※ロードバイクの選び方を知りたい方はまずこちらをご一読ください!

00000029_l2DEFY ADVANCED SL 0 (ディファイアドバンスドSL 0)
メインコンポーネント:SRAM RED eTap 
サイズ:710(S),740(M),770(ML)mm
重量:7.0kg(740mm)
参考価格:税別750,000円

GIANTのエンデュランスシリーズを長らく支えているのが、このDEFYシリーズ。その最上位モデルがDEFY ADVANCED SL 0です。GIANTがエンデュランスロードバイクの最高峰と謳う自信作です。

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エンデュランスロードの特徴の1つに高い振動吸収性が挙げられます。DEFY ADVANCED SL 0はシートステーを極端に薄く造ることで、振動吸収性を高めています。シートステーとはサドルに直結するシートチューブからリアディレイラー方向に斜めに走るラインの事。画像を見ていただくと、シートステーが非常に薄く仕上がっているのが見て取れます。これがバネのように上下にしなることで後輪からの突き上げを抑える効果があるのです。

そして、もう1つはD-FUSEと呼ばれるシートポスト。シートポストがアルファベットのDのような断面となっていることから名付けられたシートポストです。これもライダーに伝わる振動を吸収する効果があります。そして、この2つの特徴はDEFYシリーズすべてに共通した機能となります。

DEFY ADVANCED SL 0はコンポーネントメーカーSRAM(スラム)から発表されたワイヤレス電動シフトRED eTapをメインコンポーネントに据え、変速ミスの少ない快適な走りを実現したモデルです。

00000030_lDEFY ADVANCED PRO 0
メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ電動シフト
サイズ:410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm
重量:7.8kg(410mm)
参考価格:税別480,000円

DEFY ADVANCED SL 0のセカンドグレードであるDEFY ADVANCED PRO 0。シートポストはフレームと別体型になっていますが、D-FUSEは採用。従来のシートポストのように上下の調節幅も広く取れます。

00000031_l2DEFY ADVANCED PRO 1
メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ機械式
サイズ:410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm
重量:7.9kg(480mm)
参考価格:税別370,000円

アルテグラ機械式シフトを採用したモデル。それ以外はDEFY ADVANCED PRO 0の仕様と変更点はありません。

00000032_lDEFY ADVANCED 1
メインコンポーネント:シマノ・アルテグラ機械式
サイズ:445(S),480(M),515(ML)mm
重量:8.7kg(480mm)
参考価格:税別260,000円

シマノ・アルテグラ機械式シフトを採用しながら、ホイール、タイヤ、ハンドル、ステムなどに採用されるGIANTオリジナルパーツのグレードを抑えることで、20万円台を実現しました。 ADVANCED PROシリーズとフレーム素材は変わらないため(フォークは変更)、今後カスタマイズすることで上位グレードと同様の操作性と快適性が期待できます。

00000033_lDEFY ADVANCED 2
メインコンポーネント:シマノ・105
サイズ:410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm
重量:8.9kg(480mm)
参考価格:税別210,000円

フルカーボンフレームにシマノ・105と油圧式ディスクブレーキも採用したコストパフォーマンスが非常に高いモデルです。ロングライドをはじめる1台目に向いているのではないでしょうか。

00000034_lDEFY ADVANCED 3
メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
サイズ:410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm
重量:9.2kg(410mm)
参考価格:税別195,000円

このDEFY ADVANCED 3は、シマノ・ティアグラをメインコンポーネントに据えたDEFYシリーズで一番ベーシックなモデルです。振動吸収性やディスクブレーキの装備など、機能性が高いエンデュランスロードバイクが税別19万円台で手に入るのが驚きです。もちろん今すぐロングライドが楽しめる1台です。

競合他社よりも間違いなくコストパフォーマンスで上をいくGIANT。その理由のひとつとしてハンドル、ステム、ホイールなどのパーツが自社生産であることが挙げられます。これは量産する上で大きな強みになります。

価格が安くなることは敷居も低くなることにつながります。これによってロングライドに挑戦しようという人が増えれば、スポーツバイク市場もさらに盛り上っていくでしょう。

いかがだったでしょうか。GIANT DEFYシリーズを候補の1つに入れてみても良いかもしれませんね。

GIANT公式ウェブサイト

VIKING the MAINTENANCE

WRITTEN BYVIKING the MAINTENANCE

都内のプロショップに10年間在籍後、2015年VIKING the MAINTENANCE を設立。東京・西新宿を拠点にスポーク自転車の組付け、カスタマイズ、メンテナンスを軸に展開中。年2回富士山麓でサイクルイベントも企画中。

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