ロードバイクのライトの選び方とおすすめ27選|元自転車屋がしっかり解説

【2021/04/22更新】自転車に必需品のライト。日が暮れてからはもちろんのこと、トンネルや薄暗い道など、昼夜を通してライトが必要な状況はたくさんあります。ロードバイクはライトが標準装備されていない場合が多いので、別に買ってハンドルや自転車本体に取り付けておく必要があります。

ロードバイクのライトを選ぶうえで重要な基準のひとつが「明るさ」。ラインナップやモデルによって明るさは異なります。安全性を高めるなら明るいライトを選ぶべきでしょう。

今回はおすすめのロードバイクのライトから、基本的な使い方、選び方の解説などをご紹介します。

ライトの点灯義務

ロードバイク ライト

夜間にライトを付けず走行すると道路交通法違反になります。また、明るさの規定や、後ろにもライトが必要なのかなど、細かいルールもあります。まず、ライトが法律上どのような扱いにされているのか、東京都の条例で確認しましょう。

次のような場所を通行する場合には、ライト(前方を照らすフロント用・後方につけるリア用)両方を点灯しなければなりません。

  • 夜間(日没から翌日の日の出までの間)の道路
  • トンネル内(照明が暗く50m先まで明瞭に見えないトンネル)
  • その他、濃霧の中など、50m先まで明瞭に見えない暗い場所

さらに前後別に細かい規定があります。

フロントライト

夜間、前方10m先の障害物などを確認できる光度であることが義務付けられ、ライトの色は白色か淡黄色が指定されています。

リアライト

夜間、後方100mから点灯を確認することができる光度であることが義務付けられ、ライトの色は赤色が指定されています。リアライトを持っていない場合は反射器材(後方反射板)を装備しなければなりません

反射板の基準は夜間、後方100mから自動車の前照灯(ハイビーム)で照らし、反射光を容易に確認できることです。反射板の色は橙色または赤色が指定されてます。

さらにライトには点灯の他に点滅する機能を持つものがありますが、どちらも公道での使用は可能で、点滅を使用してはいけないという規定はありません。

ただし、前照灯(フロントライト)に関しては、点滅しているライトは前照灯として認められないので、点滅しない点灯をもうひとつ使用する、ライトのダブル使いが必要です。

バッテリーの種類は主に4タイプ

自転車のライトには以下のような種類があります。

  • 乾電池タイプ
  • USB充電タイプ
  • ソーラー充電タイプ
  • ダイナモ(発電機)タイプ

USBタイプは最近増えている充電方法で、PCにライトを直接挿して充電できるものや、USBケーブルを繋いでPC・コンセントのプラグに挿入できるものがあります。

乾電池タイプは、ライトの大きさや明るさによって使用する乾電池の種類も異なります。

ソーラー充電タイプは、文字通り太陽光で充電するタイプです。充電に時間がかかるため、商品の種類はそこまで多くありません。

ダイナモタイプは主にシティサイクルに採用されているライトです。車輪が回転するエネルギーをライトの点灯に活かすシステムで、タイヤの回転で発電し点灯させるものや、車輪の軸であるハブに発電機を搭載するものがあります。

電球はLEDが主流

ライトの電球に関しては、以前はハロゲンなどさまざまな種類が製造されていましたが、現在はほとんどのライトがLEDを採用。最近は、明るさを重視した大光量のLEDライトが各メーカーからリリースされています。

夜間でも、街中と郊外では視界の明るさが全く違います。都心は街灯やお店の明かりなどで比較的視界は良好ですが、郊外の住宅街や農村部など、真っ暗になる場所は大光量ライトが効果を発揮するでしょう。

ライト選びに必要な明るさの単位

ライトを選ぶ上で、必ず比較されるのが明るさの違いです。実際に見て確認するとわかりやすいのですが、それができない場合には明るさの単位を参考にするとよいでしょう。

ルーメン

光源から出る、全方向に放射される光の総量を単位にしたもの。自転車のライトで一番用いられる単位です。一般的にルーメンの数値が高いほど明るいライトと言われています。

ちなみにフロントライトの規定である夜間、後方100mから点灯を確認することができる光度と、リアライトの規定である夜間、後方100mから点灯を確認することができる光度は、約10~15ルーメンです。

カンデラ

光源から出る、光の強さ(ある一定方向に放射される光の量)の単位。

ルクス

光源によって照らされている面の明るさを照度と言い、1平方メートルあたりの照度を表す単位がルクスです。

以上3つが明るさの単位です。ライトメーカーのカタログやウェブサイトをよく見ると、これらの単位が記されていると思います。

ロードバイクに必要なフロントライト明るさの目安

フロントライト画像
400ルーメンが一番実用的な明るさかもしれません。 スペアに複数個もっておくと安心です。

○○ルーメンあればいい!という明確な基準はありません。また明るければ明るいほど良いものでもなく、あくまでも乗る環境や暗さによって必要な明るさは変ってきます。ここでは最も一般的なルーメンという単位を使ってご紹介します。

「夜に走る予定はないけど念のため」という場合や、街灯がしっかりと整備されている道、車通りが多く街灯もある舗装路を走る場合は、それほど高いルーメン値は必要ありません。その場合の主なライトの目的としては、自分の進行方向を照らすことではなく、周囲に自分の存在を知らせることです。

そのため必要となる明るさは200ルーメン程度になります。足元や前方は、車のライトや街灯が照らしてくれるのであまり問題はないでしょう。

街灯が少ししかないような道を走る場合は、400ルーメン以上のライトがおすすめ。前方の道の凹凸や障害物、歩行者を見極めるために必要な明るさなので、400ルーメン以上の明るさがないと非常に危険です。事故の加害者になってしまうかもしれないので注意しましょう。

夜道 ライト
峠道では折れた枝が道に落ちていることもあるので、夜は特に注意しましょう。

「夜も峠に練習しにいきたい!」という方は、400~800ルーメン以上のライトをおすすめします。

多くの峠は真っ暗です。街灯もほとんどありません。行きなれて道を覚えている峠では、400ルーメン程度のライトでも対応可能な場合はありますが、スピードのでる下り坂を考慮すると800ルーメン程度のライトが望ましいでしょう。

街灯のない未舗装道などを走るときは、1200ルーメン以上のライトが必要です。道の凹凸などをしっかり見極める必要があるハードなライドをするなら、明るければ明るいほうがいいですね。

こちらの記事では、GACIRONとCAT EYE、Life Lineの、800ルーメン前後の明るさを比較しています。

おすすめ【明るい】自転車用ライト3選を徹底比較

動画はこちら

防水性能はIPX4~5が一般的

IPXとは防水性能を示す指標です。0~8まであり、その値が高ければ高いほど防水性能が高いことを示します。IPXが0の場合は全く防水されない状態のことで、8の場合は水中での使用が可能な完全防水の状態です。

自転車ライトではIPX4~5が一般的になっています。IPX4とは、あらゆる方向からの水の飛沫程度であれば影響を受けないレベルです。製品詳細にはほとんどの場合表示されているので、自分のライドスタイルと合わせて確認するようにしましょう。

ライトの取付方法を確認

サイコンとライトを同時に付けることができるマウント
Image: CATAEYE

ライトの取付方法は大きく分けて2つ。ハンドルやシートポストにそのまま付ける方法と、マウントと呼ばれる台座を使う方法です。

マウントを使うメリットは、省スペースでハンドルまわりをスッキリできることです。サイクルコンピューターや車載カメラなどを付けていくと、ハンドルまわりがごちゃごちゃして手を置く場所がなくなってしまう場合があります。

また車載カメラにライトなどが映りこんでしまうことも防げます。注意点としては、マウントの形状によってはハンドルバックが取り付けられなくなってしまう場合があるので確認しましょう。


ロードバイクにおすすめのライト27選

ライトの種類や明るさの単位もわかったところで、ここからは具体的に商品をご紹介していきます。おすすめのライトをメーカー別にピックアップしました。

ご紹介するモデルは全て10ルーメン以上の明るさを持っているので規定はクリアしていますが、できるだけ明るいものを選ぶことをおすすめします。

CATEYE(キャットアイ)

キャットアイは日本のメーカーで、ライトやサイクルコンピューター、リフレクターを製造しています。VOLT(ボルト)シリーズは小型かつ軽量で定番の一つとなっています。比較的リーズナブルで必要十分な機能をもったサイクルコンピューターも人気です。

  • 電源:USB充電
  • 明るさ:200ルーメン
  • 防水性能:IPX4
  • 重量:58g
  • 価格:4,500円(税抜)

ボルト200は200ルーメンのUSB充電式ライトです(Micro-USBケーブル付属)。ゼロからの充電時間は約3時間。約300回の繰り返し充電が可能です(定格容量の70%の容量低下まで)。ハイ・ロー・点滅の3モードの機能を擁し、フル充電からハイで約2時間、ローで約6時間、点滅で約30時間使うことができます。

AMPP800※実店舗限定モデル
  • 電源:USB充電
  • 明るさ:800ルーメン
  • 防水性能:IPX4
  • 重量:136g
  • 価格:7,000円(税抜)

アンプ800は最大800ルーメンの明るさを持つ、バッテリー一体型のUSB充電ライトです。点灯可能時間はハイモード(800ルーメン)で約1.5時間、ミドルモード(400ルーメン)で約2時間、ローモード(200ルーメン)で約4時間。

常時点灯に点滅機能を加えた「デイタイムハイパーコンスタントモード」は、昼間でも明るさを保ち周囲に存在を示せます。 充電時間は約3~7時間。

  • 電源:乾電池(単三形アルカリ乾電池2本)
  • 明るさ:800カンデラ≒50ルーメン
  • 防水性能:-
  • 重量:78g
  • 価格:2,000(税抜)

アーバンは最大800カンデラ≒50ルーメンの明るさをもつ乾電池式のライト。入門用としてピッタリの、安価なモデルです。点灯は30時間、点滅は250時間使用できます。カラーバリエーションが豊富で、自転車にあったカラーを選べるのも嬉しいですね。

  • 電源:USB充電
  • 明るさ:500ルーメン
  • 防水性能:IPX4
  • 重量:94g
  • 価格:7,500(税抜)

シンクコアは最大500ルーメンを持つ、USB充電式ライトです。CatEyeSYNCシステムに対応しています。CatEyeSYNCシステムとは、ライト同士がワイヤレスで連動したシステムです。接続したフロントライトやウェアラブルライトすべてのON-OFFを一つのスイッチでコントロールできたり、バッテリー残量を一括して確認できたりします。

詳しくは公式HP

  • 電源:USB充電
  • 明るさ:50ルーメン
  • 防水性能:IPX4
  • 重量:32g
  • 価格:6,000(税抜)

2016年の秋にリリースされたリアライトです。通常走行時は点滅モードで光り、ブレーキを掛けたタイミングで点滅から点灯モードに変わる画期的なシステムが特徴。ブレーキによって車体が振動したことを察知して、点滅から点灯に切り替わる仕組みです。

ブレーキ以外の振動では基本的に切り替わりません。キャットアイの技術力の高さに驚きますね。

  • 電源:USB充電
  • 明るさ:15ルーメン
  • 防水性能:IPX4
  • 重量:21g
  • 価格:3,900(税抜)

2017年3月に新しくリリースされた充電式オートセーフティライトです。スイッチのオン・オフの切り替えなしで、センサーによりライトが自動点灯・消灯します。途中で止まってスイッチ操作する必要がないので、早朝や夕方、トンネルの多いライドに便利です。マニュアルでの点灯・消灯も、もちろん可能です。


  • 電源:電池式(CR2032×2個)
  • 明るさ:-
  • 防水性能:IPX4
  • 重量:26g(電池含む)
  • 価格:2,100(税抜)

オーブは電池式のバーエンドに取り付けるタイプのライトです。レンズを押すだけの簡単操作で3つのモードを切り替えることが可能。削りだしのアルミボディは、軽量・コンパクトでありながら頑丈さも備えています。

使用時間は、点灯で約50時間、ラピッド点滅は約100時間、スローは約100時間です。電池式だけでなく、USB充電式もフロント・リア用ともに販売されています。

KNOG(ノグ)

ノグはオーストラリアのデザイナー集団が立ち上げたブランドです。他社とは違った革新的な製品を生み出すことに力を入れています。ライトのデザインを見れば他社と違うことはすぐにわかると思います。

シリコン素材をいち早く導入したメーカーのひとつで、ワンタッチでハンドルから脱着できるシステムは、後に様々なメーカーが採用しています。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:20ルーメン
  • 防水性能:IP67 100%防水
  • 重量:15g
  • 価格:3,200(税抜)

ブランダーミニ ナイナーは、ライトから放たれる光の角度(照射角と言います)が90度で比較的広い範囲を照らしてくれるため、歩行者や対向車へ楽に存在をアピールできます。点滅パータンも5種類と非常に多く、重さは15gでこぶしの中におさまってしまうほどの小ささです。

明るさは20ルーメンで充電時間は約2.5時間です。電池残量が残りわずかになると、ライトの光りと同時に赤く点灯し始めます。小さいながらもiPhone7と同じIP67という国際規格の高い防水、防塵性を誇ります。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:320ルーメン
  • 防水性能:100%防水
  • 重量:40g
  • 価格:7,980(税抜)

330°の視認性を実現し、前はもちろん横も照らすことができる全く新しいLEDライトです。カーブ形状のため、ハンドルやシートポストに取り付けても空気抵抗を最小限に抑えられます。フロントフォークにも取り付け可能です。点灯と点滅あわせて8種類から選択可能で、使用時間は点灯最大9時間、点滅120時間です。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:11ルーメン
  • 防水性能:IP67 100%防水
  • 重量:11g
  • 価格:3,200(税抜)

照射角が120°の、ワイドな設計のリアライトです。ワイドな照射角は渋滞が多い道の安全性向上に向いています。明るさは11ルーメン、充電時間は2.5時間です。IP67の防水・防塵性を確保しているため、砂埃などの粉塵や雨水がライトの内部に侵入することはありません。

LEZYNE(レザイン)

美しさと機能性を追及したサイクルコンピューターや、ライト、バッグまでバイク周辺器具を揃えたブランドです。2021年からはLEZYNE LEDライト耐久保証プログラムをスタートさせ、落下や水没などによる故障が保証されるようになりました。耐久性への自信がうかがえますね。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:600ルーメン
  • 防水性能:IPX7
  • 重量:97g
  • 価格:6,480(税抜)

最大600ルーメンで使用できるツインLEDライトです。冷却フィンが搭載され、本体の放熱を促すことによって安定した性能を発揮します。9つの照射モードから、状況に応じて適切なモードを選択。通勤・通学などの日常使いから、本格的なナイトライドまで対応したモデルです。最大44時間ものロングバッテリーライフを実現します。

  • 電源:USB充電
  • 明るさ:75ルーメン
  • 防水性能:IPX7
  • 重量:45g
  • 価格:3,480(税抜)

デイライドでも充分な視認性を持つ、最大75ルーメンの大光量リアライトです。270°の広角レンズによる幅広い視認性で、安全性の向上を実現。5つのライトパターンで、最大19.5時間照射できます。


  • 電源:電池式(CR2032×2)
  • 明るさ:15ルーメン
  • 防水性能:-
  • 重量:31g
  • 価格:1,890(税抜)

FEMTO DRIVEは、コンパクトで明るいボタン電池式ライトです。レンズは高品質の光学素材でできており、電源はレンズ部分を直接押すことで、3つの点滅と1つの点灯を切り替えられます。明るさは15ルーメン。点灯が約15時間、点滅が約60時間使用できます。

バッテリーはCR2032型のボタン電池を使用。シリコン製のストラップで様々なサイズのハンドルバー、シートチューブに固定可能です。

BONTRAGER(ボントレガー)

ボントレガーは、アメリカNo.1スポーツバイクブランド・TREKの傘下にあるパーツ・アクセサリーブランドです。ボントレガーでは夜間だけでなく、日中にもライトの使用を推奨しています。中には最長2km離れた場所からも視認できるものがあります。

Flare R City

公式HP

  • 電源:USB充電
  • 明るさ:35ルーメン
  • 防水性能:IP46
  • 重量:50g
  • 価格:4,800(税抜)

Flare R Cityは、日中でも高い被視認性を発揮する、シティーライド用に設計されたモデルです。幅広い照射範囲、注意を引く点滅パターン、集中照射が、日中でも900m先からの視認を可能に。内蔵の光センサーが自動で輝度を調節します。

バッテリー残量が5%以下になると省エネモードに切り替わるため、バッテリーがほとんど空の状態でも、ライダーが安全に帰宅できるようサポートします。

OWL EYE(オウルアイ)

オウルアイはUSB充電式のライトを早くから取り入れたメーカーで、電池の使用ゼロを目指すグリーンテクノロジーブランドです。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:280ルーメン
  • 防水性能:IP44
  • 重量:100g
  • 価格:4,200(税抜)

従来の丸形ライトは照射面の中心が最も明るいのに対して、ワイズ280は自転車から遠い部分が最も明るくなるように配光。その結果、丸形では光が拡散しすぎて難しかった、遠くの路面を照らすことが可能になりました。

オート輝度モード使用でデイライトとして使用しながら、トンネルに入ると強力に前方を照らすように自動で切り替わります。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:15ルーメン
  • 防水性能:防滴仕様
  • 重量:18g
  • 価格:2,400(税抜)

ハイラックスM5は、オウルアイの中でもエントリーグレードのUSB充電式リアライトです。明るさは15ルーメン、点灯モードは約4.5時間、点滅モードが約9時間。ゼロからの充電時間は約2時間です。電池残量が30分以内になると、オレンジ色のLEDが点灯して充電時期を知らせてくれます。

GENTOS(ジェントス)

ジェントスは自転車やランタンなどアウトドア用ライトだけでなく、デスクライトまで扱う日本創業の懐中電灯メーカーです。日本のメーカーとして品質にこだわり、耐水試験や防塵試験、ケーブル強度試験など厳しい基準でテストしています。


  • 電源:電池式(単三形アルカリ乾電池3本)
  • 明るさ:200ルーメン
  • 防水性能:IPX1
  • 重量:150g(電池含む)
  • 価格:2,200

ジェントスのAXビームリフレクター搭載モデル。LEDの光を直接前方に照射せず、リフレクターに全反射させるため、車のロービームのように対向車への眩惑を軽減することができます。

単3形アルカリ電池3本使用。点灯時間はHighモードで約6時間、Ecoモードで約12時間、点滅モード約100時間です。サイドエミッター付きで、両サイドにも存在をアピールできます。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:800ルーメン
  • 防水性能:IP64
  • 重量:155g
  • 価格:6,980(税抜)

最大800ルーメンの明るさで使用できる、夜間の走行に優れたモデルです。照射面を楕円にすることでワイドに照らします。点滅含め4モードから選択でき、エコモード(点灯)では約16時間照射可能。

走行速度から停車するまでにかかる時間(停止距離)を計算したときに、暗い道を時速25km以上で走行しても停車距離以上先を照らせると、ジェントス独自にタイプ分けされています。

Bike guy(バイクガイ)

バイクガイは、日本初のユニークさと実用性を兼ね備えた自転車用品メーカーです。独創的なアイディアは世界のバイクシーンを変えてきました。その独自性は世界に広まりつつあります。


  • 電源:電池式(CR2032×2個)
  • 明るさ:-
  • 防水性能:IPX4
  • 重量:17g
  • 価格:1,850(税抜)

独特の三角形の形をしたこのLEDライトは、小型でも視認性が高く、光が大きく見えるという特徴を持っています。

付属のベルクロと汎用クリップで、シートポストだけでなく、サドルバックやヘルメット、バックパックへも気軽に取り付け可能です。ライトの周りのバイザーは、ブラック、ホワイト、ブルー、イエローの4色があります。

GACIRON(ガシロン)

ガシロンは2012年に、中国のシリコンバレーと呼ばれる深センで誕生した自転車ライト専門メーカーです。自社で企画から製造まで行うことで、コスパのよい商品を送り出しています。

FRAME(フレイム)のYouTubeチャンネルではGACIRON(ガシロン)製品について動画でも紹介しています。


GACIRON(ガシロン)

  • 電源:USB充電
  • 明るさ:800ルーメン
  • 防水性能:IPX6
  • 重量:111g
  • 価格:4,800(税抜)

V9Cシリーズが2021年リニューアル。アルミ合金製の筐体を採用することで、LEDの放熱をしやすくし、落下や衝突時の衝撃から守ることができます。明るさは最大800ルーメン。照射時間はFlash(点滅)モードで最大20時間、Lowモードで最大8時間10分点灯可能です。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:10ルーメン
  • 防水性能:-
  • 重量:27.8g
  • 価格:4,400(税抜)

振動と明るさを感知し、自動で点滅・消灯するスマートライトです。さらに加速度計が内蔵されており、ブレーキランプ機能を装備。

私もガシロンのライトを使っています。中国製にあまり良いイメージがない方もいるかもしれませんが、いい意味で裏切ってくれるライトです。同等の明るさのライトを、他社より安く手に入れられるかもしれませんよ。モバイルバッテリーとして利用可能なモデルもあり、一つあれば複数の使い方ができます。

GACIRON(ガシロン)についてもっと知りたい方はこちら

OLIGHT(オーライト)

2007年に中国・深センで設立されたライトメーカーです。自転車ライトだけでなく、懐中電灯やキャンプ用ライトなど幅広く展開しています。2020年に新型コロナウイルス感染症対策を支援するため、チャリティーセールを行い話題になりました。

FRAME(フレイム)のYouTubeチャンネルではOLIGHT(オーライト)製品について動画でも紹介しています。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:2000ルーメン
  • 防水性能:IPX5
  • 重量:183g
  • 価格:16,950(税込)

最大2000ルーメンの明るさで照射可能な、圧倒的明るさを誇るライトです。デジタルスマートディスプレイには、残り照射可能時間と残りバッテリー、運転モードを表示してくれるのが嬉しいですね。最大照射時間は14.5時間。4つの配光モードはそれぞれ4種類の輝度調整ができるため、状況に合わせて細かく使い分けられます。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:30ルーメン
  • 防水性能:IPX6
  • 重量:24g
  • 価格:1,895(税込)

最大30ルーメンのデイライトとしても使用できるリアライトです。キズに強い半透明のボディーは、強い光を出力し被視認性を高めます。また環境光センサーを内蔵しているため、環境に合わせて自動的に照射モードを変更。日中でも高い警告効果を発揮します。

余談ですが、電子機器は極端に気温が低いとバッテリー消費が早くなったり、使用できなくなったりします。気温-10℃以下で、友人がOlightのライトを使用しましたが、フロントライト、リアライトともに正常に機能していました。お値段以上の機能です。

mont-bell(モンベル)

言わずと知れた日本最大級のアウトドアメーカー。機能美と軽量&迅速をコンセプトに商品開発を行っています。また低価格ながら高品質なものづくりは海外でも高い評価をうけています。日本全国に販売店があり、素早く修理対応できるのがモンベルの強みの一つです。


  • 電源:電池式(CR2032×2個)
  • 明るさ:20ルーメン
  • 防水性能:ISO-6742-1
  • 重量:31g
  • 価格:1,600(税抜)

こちらはフロント用ライトですが、セーフティーライトという補助ライトです。日中のライドに使ったり、夜間点灯用ライトとは別に点滅用に使ったりします。10ルーメンの点滅モードでは90時間照射可能。同様の充電式モデルも販売されています。

TOPEAK(トピーク)

ボトルゲージやキャリア、携帯ツールなど幅広く製造する自転車用具メーカーです。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:500ルーメン
  • 防水性能:-
  • 重量:117g
  • 価格:6,800(税込)

4段階の明るさ調節ができる、大光量のフロントライトです。使用時間はハイパーモードで20分(500ルーメン)+70分(400ルーメン)、ハイ2.6時間、ミドル4時間、ロー8時間、点滅50時間、パルス10時間。長時間使用と大光量を両立したモデルです。

CROPS(クロップス)

サソリのマークが定番の自転車用具メーカー。鍵のイメージが強いですが、サイクルライトも製造しています。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:240ルーメン
  • 防水性能:-
  • 重量:118g
  • 価格:4,500(税抜)

長方形に配光されたライトで周囲に漏れる光をカットし、対向車や歩行者への眩しさを軽減しています。ハイモード2時間、ローモード5時間、フラッシュ11時間の連続点灯が可能。バッテリーインディケーターを搭載しているため、残量が少なくなってもすぐに確認できます。

Blackburn(ブラックバーン)

近年のバイクパッキングブームを牽引するメーカーの一つ。工業デザイナーだったジム・ブラックバーンが、重くて当然とされていたバイシクルラックを軽く、強靭にアルミで作り上げたことから始まりました。現在では総合アクセサリーブランドとして、さまざまな商品を販売しています。


  • 電源:USB充電
  • 明るさ:85ルーメン
  • 防水性能:IP65
  • 重量:58g×2
  • 価格:5,800(税抜)

フロントライトでもリアライトでもない、全く新しいサイドライトです。前後のライトはもちろん安全性のために重要ですが、米運輸省高速道路交通安全局の調査では、自転車事故の約27%が横方向からの衝突でした。GRID SIDE BEACONは、前後のライトと合わせて360°の視認性を高めています。

まとめ 安全性を高めるライトはしっかり選ぶことが大切

自転車を購入するときに何気なく選んでしまいそうなライトですが、こうしてみてみると法律的な決まりごとがしっかりあって、それに対応した多くのライトがあることがわかりますね。自分のライドスタイルにあったライトを選んでください。どれも明るさだけではなく機能性も高いものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

First edition by VIKING the MAINTENANCE

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

あわせて読みたい!

アバター画像

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

他の記事も読む

pagetop