ロードバイク用のショーツには、通常のスパッツのような形状をしたもの以外にも、肩紐が付いたビブショーツというタイプのものもあります。見た目は肩ひもが付いただけ似見えるのですが、実は見た目以上にさまざまな違いがあるのです。

ビブショーツと普通のショーツは何が違うのでしょうか?ビブショーツの疑問に答えます。
これからビブショーツを使ってみたいという方におすすめのビブショーツも紹介しています。

ビブショーツって普通のショーツと何が違う?



ビブショーツは、通常のパンツタイプのショーツに肩ひもを取り付けたもののことを言います。肩ひも部分以外には大きな違いは無いのですが、これがあることでメリットもデメリットもあります。

ビブショーツのメリットとデメリット


ビブショーツは肩ひもがあるおかげで快適性が向上しているのですが、やや使い勝手が悪い所もあります。ただ、使い勝手が悪いと言っても慣れてしまえばそれほど苦労するものではないので、通常のロングライドではほとんど気になりません。

メリット1:走行中にずれない


普通のショーツの場合、走っていると脚や体の動きによってパッドの位置がずれてしまったり、腰が見えるぐらい下がってきてしまいます。ビブショーツなら肩ひものおかげで、しっかりフィットするため、いくら走ってもずれることがありません。

メリット2:お腹が締め付けられないので苦しくない


一般的なショーツはお腹部分を締め付けてずれないようにしていますが、ビブショーツは肩ひもで支えているので、お腹が締め付けられません。そのため、呼吸が楽になりますし、食後にロードバイクに乗っても苦しくなりません。

デメリット:トイレの時に脱ぐのがめんどくさい


なんといってもトイレが大変です。ビブショーツは肩ひもがあるので、トイレで脱ごうとすると上に着ているジャージも脱がなければいけません。男性の場合、小の方ならお腹部分を下げれば良いので問題は無いのですが、大きい方や女性の場合はいちいち上を脱いでからビブショーツを脱ぐ必要があるので、手間がかかります。

クイック式(上下が取り外し可能なもの)のものを選べば下だけ脱げるので楽なのですが、少々高めではあります。しかし、一度使うとあまりにも便利なので、トイレが懸念なのであれば購入を検討してもよいでしょう。

おすすめのビブショーツ5選


これからビブショーツを使ってみようという方に、長く愛用できるものや、ちょっと試してみたいという方向けのもの、レースなどで本格的に使えるものなど、おすすめの製品を紹介します。

(ルコックスポルティフ)le coq sportif サイクリング M3Dビブショーツ


ルコックスポルティフ サイクリング M3Dビブショーツ

ツール・ド・フランスの4賞ジャージを提供していることでもおなじみのle coq sportifのビブショーツです。少々価格は高めですが、縫製が良く、生地も良いものが使われているので着心地も耐久力も抜群。

背中部分が上までしっかり生地が繋がっているのでのもポイント。長時間のライドでも背中側がずれることがありません。

PEARL IZUMI T2933DNP コールドブラックレーサービブパンツ


PEARL IZUMI T2933DNP コールドブラックレーサービブパンツ

日本のメーカーとしてさまざまなウェアを販売しているパールイズミの製品です。特徴的なのは、前面に縫い目の来ないデザイン。縫い目は生地と伸び方が違いため、前側にあるとペダリングの際に違和感を覚えてしまいます。

こちらの製品はペダリングの邪魔にならないように縫製の位置が調整されており、脚の動きを妨げません。

SHIMANO CYCLE WEAR S-PHYRE(シマノ サイクルウェア エスファイア) ビブショーツ ブラック


シマノ サイクルウェア エスファイア ビブショーツ ブラック

太もも周りの締めつけ感が少なく、4方向に伸びるエアロ素材を採用したプロ仕様のビブショーツ。無駄のないパワー伝達や最適なフィット感を実現してくれるので、ここぞという勝負どきに活躍してくれます。

SANTIC ビブショーツ メンズ パッド付き


SANTIC(サンティック) ビブショーツ メンズ パッド付き

とりあえずビブショーツを使ってみたいという方におすすめなのがこちらのSANTIC。圧倒的な安さが目を引きますが、基本的な性能は十分に備えているので、お試しで使うならぴったりの製品です。パッドが厚めなのも乗り心地を重視するなら嬉しい所です。

シマノアクティブペダリング ビブショーツ


SHIMANO(シマノ) アクティブペダリング ビブショーツ

Shimanoからもうひとつ、こちらはちょっとしたロングライドにおすすめの製品です。
伸縮性の高い素材が使われているので、生地によるペダリングロスを軽減できるという特徴があります。

使われているパッドも、体にかかる圧力を分散して和らげる効果があるので、長距離でも楽々。
蒸れも防げるので夏場でも快適に走れます。

マヴィック アクシウム ビブ ショーツ



マヴィック アクシウム ビブ ショーツ
フランスの自転車メーカーであるマヴィックのビブショーツ。

耐摩耗性と調湿性をかねそろえているため、すれて痛いという人や、蒸れが気になるという人には特におすすめです。

裾はシリコン加工が施されているため、自転車に乗っているうちに裾が上がってしまった…という心配もありません。そのフィット感は身体と一体化したように感じるため、軽量に思うでしょう。

(モンベル)mont-bell WIC.サイクル ビブショーツ


モンベルビブショーツ
(モンベル)mont-bell WIC.サイクル ビブショーツ

比較的手に入りやすく、価格も良心的なのが、モンベルのビブショーツ。デザインもモンベルらしくシンプルで、馴染みのあるロゴなので「レーパンは恥ずかしい」という人でも手に取りやすいでしょう。安く、とりあえず手に入れてみようという人には最適です。

モンベルのウェアは全体的に大きめなので、店舗で試着をするか、サイズ表をしっかり確認するなど、事前のチェックはしっかりとしておきましょう。

KAPELMUUR (カペルミュール)レジェフィットビブショーツ グレンチェック グレー


カペルミュール レジェフィットビブショーツ グレンチェック グレー

カジュアルでおしゃれなデザインと、ライオンのロゴで人気のカペルミュール。

太もものストレッチ部分にイタリア製のグリッパーテープを使っているため、しっかりフィットするのに締め付け感がありません。パッドは柔軟ながらに薄めなので、外からの見た目が気になるという人も安心して使えます。

また、背面にはリフレクトタブ(反射素材)が使われているので、夜間やトンネル内を走る時に、車に自分の位置を知らせることができるのも特徴です。

グレーのチェック柄がオシャレなので、上部ウェアとの組み合わせ次第ではレーパンなのにカジュアルに見せるスタイルも可能です。

女性向けビブショーツ


SKINS(スキンズ) サイクリング ビブショーツ
スキンズ サイクリング ビブショーツ
こちらのスキンズの製品は女性向けとなっており、骨盤を押し上げて正しいフォームでサイクリングすることができます。
また、肩ひもは胸を圧迫しない構造になっているので、着用していても締め付けられることがありません。

PEARL IZUMI T67003DNP サイクルタイツ クイックビブ付 ロングタイツ


PEARL IZUMI T67003DNP サイクルタイツ クイックビブ付 ロングタイツ
クイック式のビブショーツは、上半身と下半身の間にチャックが取り付けられており、トイレで使う時はチャックを外すと簡単に下だけ脱ぐことができます。チャックがある分肌触りが悪そうですが、きちんと裏面にはカバーが付いているので、そこまで違和感はありません。

チャック自体も伸び縮みする特別なものが使われているので、こちらも違和感なし。トイレが楽になるので、ビブショーツのメリットだけが得られます。

最後に


冬用のビブショーツ


冬用は通常のロングタイプのものと同じく、裏起毛になっているものや、風を通さない生地が前面に使われているものがありますので、真冬でも問題なく着用できます。

ガチで走らない場合でもビブショーツはおすすめ


ビブショーツはとにかく色々な面で楽なので、ガチ走りをしない方にこそ使って欲しいウェアです。20km程度のライドでも100kmでも使えますし、パッドがずれないので痛くなりにくいのです。
個人的にはビブショーツに替えてからはほとんどビブショーツばかり使うようになりました。

試着しただけだと普通のショーツとの違いはそこまで大きくないのですが、いざ走ってみると快適性が段違いで、ロードバイクに乗った時に感じるイライラの半分は解消しました。色々ウェア類はありますが、今まで買ってきた製品の中では、ビブショーツが一番走りを楽にしてくれたと感じています。