【元自転車屋おすすめ】パナレーサーのタイヤとチューブ11選

【2021年7月更新】自転車で走る上で、絶対に欠かせないものがタイヤ。スポーツ自転車が進化していくと同時にタイヤの製造技術、性能が上がり、種類も増え続けています。

サイクルスポーツが盛んなヨーロッパには、ミシュラン、シュワルベ、コンチネンタル、ヴィットリアなど人気のタイヤメーカーがたくさん存在します。

しかし、ここ日本でも世界に誇れるタイヤを製造している会社があります。それはパナレーサーです。

パナレーサーと聞くとピンとくる人もいるのではないでしょうか。そう「パナ」というフレーズは家電メーカーのパナソニックが由来なのです。

パナレーサーとは

パナレーサーは、Made in Japan のタイヤメーカーです。もともとは松下電器の創業者、松下幸之助の肝入りで、1952年に「ナショナルタイヤ株式会社」として創業したのがパナレーサーの始まりです。

その後、「パナソニックポリテクノロジー株式会社」に社名を変更後、2015年にパナソニックグループから離脱し、ブランド名を冠した「パナレーサー株式会社」として独立しています。

社名は変わっても創業当時から一貫して自転車のタイヤ、チューブ、その関連商品を製造し続けています。現在は兵庫県丹波市と中国に生産拠点を置き、グローバルな需要に応えています。

パナレーサータイヤのここがスゴイ!

種類が豊富

パナレーサーはロードタイヤだけでなく、MTBタイヤ、アーバンタイヤまで幅広いラインナップを揃えています。タイヤの総合メーカー、パナレーサーの技術力の高さがうかがえます。

カラーバリエーションも豊富です。タイヤの色といえば「黒」ですが、パナレーサーはその常識を覆します。アーバン用ロードタイヤCategory S2は9色の中から選べます。フレームとタイヤの色を合わせてみると面白いかもしれません。

おすすめタイヤ

国内プロ選手も愛用する「Race」シリーズを中心に、おすすめの製品を紹介します。

耐パンク性重視! – RACE D EVO4

RACE D EVO4は耐パンク性能を高めたタイプ。パンク要因の多い荒れた路面や、パンクを避けたいロングライドに対応。

耐パンク性能に優れた「3D Casing」の層に、ProTite Belt(プロタイトベルト)と呼ばれる、パナレーサーオリジナルの補強材をタイヤのトレッド部(接地面)に配置し、あらゆるパンクのリスクを減らします。

高いグリップ力を維持したまま、転がり抵抗の軽減を目的に開発されたコンパウンド*「ZSG Advanced Compound」を改良することで、前作の「Race Evo3」シリーズから転がり抵抗を約10%軽減、グリップ性能を約20%向上させることに成功しました。

※コンパウンドとは、タイヤのゴム質のことを指します。厳密に言うとタイヤは主にゴムで形成されていますが、実はゴムと様々な化学物質を混ぜ合わせてつくられています。その化合物のことをコンパウンドと呼びます。

長時間、長距離を快適に走ることができるエンデュランスロードバイクに使用すると、さらに快適性が増すでしょう。

また高い耐パンク性とグリップ力は、ロードバイクを始めて間もない人にもおすすめできるタイヤです。

平均重量:220g(700×23c),240g(700×25c),260g(700×28c)

レース向けオールラウンドタイヤ– RACE A EVO4

強さと軽さのトータルバランスに優れ、あらゆるレースシーンに対応するオールラウンドタイヤ。

RACE D EVO4 同様、改良された「ZSG Advanced Compound」を採用することで、転がり抵抗の低減とグリップ性能を向上。また、グリップ性能を最大限に引き出すため、断面形状も改良してします。

チューブラー、チューブレス、クリンチャーのラインナップを揃えています。

平均重量(クリンチャー):200g(700×23c),230g(700×25c),240g(700×28c)

ヒルクライム向け軽量タイヤ – GILLAR(ジラー)

ヒルクライムを中心とした登りのアドバンテージを高めるために開発されたタイヤです。従来品(RACE L EVO3)に比べて約20%もの転がり抵抗軽減を実現

トレッド部にプロタイプベルトが配置されているのはRACE D EVO4 クリンチャーと同様ですが、側面には耐パンク性の補強はされていません。

その理由としては、タイヤの軽量化が挙げられます。ヒルクライムは何よりも自転車が軽いことが大きなメリットになります。それはタイヤにも当てはまることで、GILLARは軽さを優先にした構造です。

しかし、ヒルクライムのみ使用可能というわけではなく、ZSG Advanced Compound を採用することで登り終わった後の下り坂でのグリップも非常に安心できます。

ロードバイクに慣れている人や、レースにたびたび参加する人にもおすすめできるタイヤです。

平均重量:160g(700×23c),170g(700×25c)

最強のグラベルタイヤ – GravelKing Plus (グラベルキング プラス)

グラベルキングプラスは、耐パンク性能を高めた「GravelKing」最強バージョン。「プロタイトシールドプラス」の採用で耐サイドカット性能・耐リム打ちパンク性能・耐貫通パンク性能が強化されました。

また、高反発弾性の天然ゴムをベースにしたZSGナチュラルコンパウンドを採用し、耐久性・耐摩耗性も強化されています。グラベルとは近年欧米で人気が高まっているロードバイクを使用し砂利道や林道などを走るスタイルです。

シクロクロスやMTBのようなハードな路面は難しいですが、それ以外のオールコンディションでロードバイクが楽しめるスタイルです。

グラベルは700×28c前後のタイヤを使用し、ディスクブレーキを搭載することで厳しい荒れた路面でも快適に走ることができます。

平均重量:260g(700×26c),300g(700×28c)

MTB用ベストオールラウンドタイヤ − DriverPro (ドライバープロ)

走りの軽さと走破性を重視したダウンヒルやエンデューロレースに最適な走りの軽いドライコンディション用軽量タイヤです。

強化構造に適したコンパウンドと、耐貫通パンク強度を高める補強材を採用し走りの軽さを維持したまま耐パンク性能の向上を実現。

また、タイヤの太さに合わせてトレッドパターンを最適化しています。

平均重量:790g(27.5×2.40), 810g(27.5×2.60), 850g(29×2.40)

最強アーバンタイヤ – RiBMo (リブモ)

リブモは、クロスバイクやMTBにも使用できる幅広いサイズが特徴です。街乗りの場合、交換用のチューブをもっていないことが多いので、耐パンク性が高いタイヤを選ぶことは非常に重要です。

マイルクランチャーコンパウンドと言われる、長期間の使用に耐えるよう設計され、耐摩耗性能に優れた厚みのあるコンパウンドを採用しています。

さらにプロタイトシールドと言われるタイヤ全体を補強材で包み込むことにより、異物の貫通にも強い高強度なタイヤに仕上がってます。まさにパンクの不安を解消してくれるアーバン最強のタイヤです。

平均重量:310g(700x23c), 340g(700x25c), 390g(700×28c),410g(700×32c),520g(700×35c),350g(26×1.25),460g(26×1.5), 530g(26×1.75), 560g(26×2.00)

ミニベロカスタムに最適な高性能タイヤ – Minits Lite(ミニッツライト)

ミニッツライトはロードバイクタイヤのテクノロジーを採用したミニベロタイヤのハイスペックモデルです。

リブモと同様のプロタイトシールドを採用したことで耐パンク性能が向上しています。ZSGナチュラル コンパウンドを採用し、耐久性・耐摩耗性も強化しています。

軽量で転がり抵抗が低いので、20インチのミニベロカスタムの定番のひとつとなっています。オールブラック、ブラック/レッド、ブラック/ブルーの3色展開です。

平均重量:170g(20×1.25),160g(20×7/8),190g(20×1 1/8)

おすすめチューブ

次にパナレーサーのチューブを紹介します。パナレーサーのチューブには大きく4つのタイプがあります。R’AIR,DH Super Tube,Super Tube,Cycle Tubeの4タイプです。

レース志向な人にはこれ – R’AIR( アールエア )

軽さと耐久性のベストバランスを実現させたロードレースでの使用率が高いチューブです。従来チューブと比較し、2.1倍もの伸縮性を持ち、高い振動吸収性と路面追従性により、走行中のストレスを緩和してくれます。

また、バルブコアの脱着が可能な2ピースの仏式バルブ構造になっているため、リムハイトが高いディープリムに交換した際に使用する延長バルブを取り付けることができるタイプもラインナップされています。

バルブ長はリムの高さに合わせて34,48,60mmの3タイプが選べます。

マウンテンバイク用の太いチューブが必要なら –  DH Super Tube ( DHスーパーチューブ )

高強度ブチルゴムを使用し、肉厚加工を施した耐パンク性能強化チューブ。主にMTBのダウンヒルに使用する太いブロックタイヤに最適なチューブです。

パンクに強い!Super Tube (スーパーチューブ)

DHスーパーチューブと同じく、肉厚加工を施した耐パンク性能強化チューブ。主にクロスバイク,MTB,シティサイクルに最適なチューブです。

Cycle Tube(サイクルチューブ)

ほとんどのサイズを網羅した、レギュラータイプのチューブです。

パンク修理キット、ポンプ

タイヤ交換時に必要なポンプなどの関連商品も紹介します。

パンク修理キット

パンクをしたら、タイヤレバーでタイヤを外し、パンクした箇所にヤスリをかけて、イージーパッチを貼り付けます。

パンク修理キットはイージーパッチ2枚と紙ヤスリ1枚、タイヤレバー3本のセットです。イージーパッチは接着剤を使用せずにパンクした穴をふさぐことができる便利なパッチです。

チューブ交換のやり方に関しては、過去に私が紹介した記事をご覧ください。

パナレーサー ワンタッチフロアポンプ

ワンタッチでバルブに取り付けができる、便利な口金を採用したポンプです。シリンダの改良により高圧でもスムーズなポンピングを実現しています。

本体上部にあり見やすい空気圧ゲージがあり、さらに入れすぎた空気を減らせるエアリリースボタンもついています。

従来のポンプはバルブに差し込んでレバーを上げ下げするタイプが多く、レバーが硬かったり、力が必要なケースがありました。これなら女性でも簡単に取り扱いができると思います。英・米・仏式の各バルブに対応しています。

私も次に導入するポンプにこのワンタッチポンプを候補に入れています。

ミニフロアポンプ

フットステップ付で軽量コンパクトなアルミボディの小型フロアポンプ。英・米・仏式バルブに対応です。フットステップと一体になった回転式空気圧ゲージとハンドル部を収納する事によってストレート形状になるコンパクト設計のため、持ち運びも簡単です。

パナレーサーは、携帯用のポンプのラインナップが少ないので、同社で比較できるものがないのですが、他社の携帯ポンプは米・仏の2つしか対応できないものが多いのに対し、パナレーサーは英・米・仏式全て対応できるのが特徴です。

スポーツ自転車は、米・仏式のチューブは多数を占めますが、クロスバイクやMTBの中には英式を使うものもあります。そんな時にパナレーサーの携帯ポンプは非常に役に立つと思います。

まとめ

以上私がおすすめするパナレーサーのアイテムでした。今回紹介しきれませんでしたが、パナレーサーはチューブラータイヤの製造にも積極的で、RACEシリーズのチューブラータイヤにはすべてR’AIRが使用され、高い振動吸収性と、軽量化に貢献しています。

どんなに軽量で、良く走るタイヤでもその分パンクが多ければ、選びにくいタイヤとなってしまいます。パナレーサーは耐久性や耐パンク性を犠牲にした軽量化は無意味であると断言しています。

いつ起こるかわからないパンクをタイヤの性能を高めることで限りなくゼロにしたいという願望が非常に伝わるラインナップでした。

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BYVIKING the MAINTENANCE

都内のプロショップに10年間在籍後、2015年VIKING the MAINTENANCE を設立。東京・西新宿を拠点にスポーク自転車の組付け、カスタマイズ、メンテナンスを軸に展開中。年2回富士山麓でサイクルイベントも企画中。 http://www.viking-the-maintenance.com/

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