世界中で大流行と噂の「バイクパッキング」ってなんですか?

バイクパッキング BOOK 軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅が発売

日本初となるバイクパッキング本バイクパッキング BOOK 軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅が2017年2月24日に山と渓谷社より発売されました。

こちらの本を出版したのがFRAMEでMTB(マウンテンバイク)の楽しみ方を伝える記事ファットバイク体験の記事を書いてくださっているマウンテンバイカーの北澤肯さん。

最近話題になってきている『バイクパッキング』について著者の北澤さんご本人に質問をぶつけてみました。

Q1.バイクパッキングとはそもそも何ですか?


北澤:もともとは「Backpacking by bike」つまり「バックパッキング(キャンプハイキング)を自転車でやる」って、ことですね。バックカントリー(オフロード)を行くわけですから、自転車はマウンテンバイクで、そしてバックカントリーだからキャンプ道具も必要だけど、それらは最低限で軽量じゃなくてはいけないし、自転車は悪路も走行可能なセッティングじゃなきゃいけないし。それで、こういった軽量で、自転車の走行性能を損なわないシステムが出来上がりました。
このシステム、実は舗装路を使ったロードバイクの旅にも有効なので、最近はオフロードだけではなくオンロードの旅にもこのシステムが使われるようになり、オンオフ問わず、「バイクパッキング」と呼ばれるようになりました。

Q2.北澤さん自身のバイクパッキングとの出会いは?


北澤:僕は20代後半から自転車の旅を始めました。北海道から始まり、「大阪‐高知」、「大阪‐東京」、モロッコなどを旅しましたが、これらは舗装路の旅でした。30代後半からマウンテンバイクを始めてオフロードの楽しさにハマり、そしてオフロードを自転車で旅できるこのスタイルを見つけて、すぐにそのアラスカのメーカーに連絡を取り、バッグを取り寄せて、自分でも実践してみました。ベトナムやモンゴル、日本一長い砂浜の遠州灘(100㎞)を3日間かけてファットバイクで走ったりしましたね。

Q3.なぜいまこのタイミングでバイクパッキングなのですか?


北澤:自転車って究極のフリーダムマシーンなんですよね。動力は自分の体だし、公共交通にも縛られないし、どこにいつ行ってもいいんです。そんな旅の最高のツールが、バイクパッキングのシステムによって、かなり気軽に始められるようになったことが大きいのではないかなと思います。それから、機材のウルトラライト化という、ハイキングカルチャーの機材面のイノベーションも大きく寄与しているかと思います。テントや寝袋などの軽量、小型化がなかったら、きっとバイクパッキングは成立してなかったのかなと思います。

Q4.バイクパッキングの楽しさは何ですか?


北澤:そうですね。自分の足で漕いで、峠や山を越えて、自然に抱かれて眠るという、その「小さな大冒険」みたいなところでしょうか。すべてが自分の体と心しだいという「自立」しているところが面白いですね。昔の4つのサイドバッグにキャンプ道具満載スタイルだと、輪行も大変じゃないですか。バイクパッキングスタイルなら、輪行も楽だし、電車を組み合わせて楽しく色々なところにキャンプ旅に出られるところも良いのではないでしょうか。

Q5.バイクパッキングを始めたい人に。バイクパッキングをこれから始めるなら何から着手したら良いですか?

北澤:まずは、この「バイクパッキングBOOK」を読んで、基本的なことを知ってですね(笑)。
5月には、バイクパッキングが初めての人でもバイクパッキングを体験できる「Bikepacking Jam」というイベントを長野県で計画していますし、バイクパッキングに強いショップさんがイベントなんかやっている場合も多いので、そんな機会を活用するのがいいかもですね。まずはバイクパッキング仲間を見つけるところから始めるのがいいかと思います。


バイクパッキング BOOK 軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅
著者:北澤 肯著
販売価格:1,800円(税抜き)
出版社:山と渓谷社

FRAME編集部

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。

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