汚れた自転車がたった5分で「ピカピカ」に!超カンタンな「軍手クリーニング」とは?

便利で楽しい自転車。しかし、整備やお手入れとなると「何だか面倒」と思っている人は多いのではないでしょうか。新車購入時はピカピカだった自転車が、メンテナンスを敬遠しているうちにドロドロの汚れまみれに・・・。動きも鈍いしギシギシ音がする・・・。そこで今回は、毎日の乗車前にささっとできる超カンタンお手入れ術をご紹介します。新車の輝きとは言わないまでも、キレイな状態をキープできること間違いなし!

※本記事は簡単なお手入れについて紹介しています。ロードバイクの洗車や本格的なメンテナンスについてはこちらの記事をチェック!

わかりやすく学べる動画はこちら!

軍手1組でOK! なでるだけ

用意するのは軍手1組、たったこれだけ。自転車に乗る前に、軍手を手にはめて自転車をハンドル、フレーム、リム、スポーク・・・というようにくまなく撫でまわすのです。所要時間はものの5分とかかりません。

ハンドル部分はもとより
ハンドル部分はもとより
フレームや
フレームや
ブレーキ周りなど、自転車のありとあらゆるところをなでていく!
ブレーキ周りなど、自転車のありとあらゆるところをなでていく!

キレイに見える自転車も、走行中や駐輪時にチリやホコリが付着します。それらが堆積すると油分や水垢などと混じっていつしかドロドロの汚れに変化。金属部分に雨粒が乗ったままの状態が繰り返されるとサビも生じたりします。

スポークもしごく感じでなでる
スポークもしごく感じでなでる
リムは車輪を浮かせて回転した状態でなでる。※指を巻き込まないように注意
リムは車輪を浮かせて回転した状態でなでる。※指を巻き込まないように注意
クランクやペダル付近も
クランクやペダル付近も

そこで「軍手クリーニング」の出番。両手に軍手をはめて自転車を撫でまわす、たったそれだけでフレームや金属表面についた汚れがキレイに取れます。ボロ切れを使ってもいいのですが、軍手はフレームの接合部やスポークといった込み入った部分も指が入っていける点で優れています。ケガにはくれぐれも注意してください。

乗車前実施でトラブルを早期に発見

フレームにうっすらとホコリが乗っているが・・・
フレームにうっすらとホコリが乗っているが・・・

筆者がこの方法を思いついたのは数年前。それまではボロきれや古タオルを使って乗車前に自転車を拭いていましたが、奥まったところが拭きづらく、スポークに絡まるなどの難点がありました。

そこで軍手を試してみると、細かい部分まで汚れが取れ、しかも軍手についた汚れを見て「こんなに汚れが取れた!」と実感に浸れるのが地味に楽しい。汚れた軍手は洗濯すれば何度でも使えます。

軍手でなでるとご覧の通り! キレイになった
軍手でなでるとご覧の通り! キレイになった

もちろん、だからと言って「軍手クリーニング」は洗車やワックスにはかないません。しかし、例えば洗剤を使っての水洗いと比べれば、そのお手軽さは歴然。乗車前の「軍手クリーニング」でキレイな状態をキープすることで、洗車の頻度が減らせます。

さらに「軍手クリーニング」を続けることで、例えばブレーキシューの摩耗や、アウターケーブルやタイヤといった樹脂部分の劣化、インナーケーブルのほつれ、タイヤの空気抜けなども早期に発見できます。つまり自転車のメカ部分に日常的にさわる習慣が生まれ、これにより不具合や故障の早期発見、予防ができるようになるのです

クリーニング前はこんな感じだが
クリーニング前はこんな感じだが
これだけ汚れが取れた!
これだけ汚れが取れた!

一方、しいて軍手クリーニングの難点を挙げるとすれば、汚れを落とす能力においてやはり水洗いには劣ること、軍手でフレームをなでる際に塗装表面に細かいキズが付く可能性がゼロではないことが考えられます。

とはいえ、小まめに洗車するのはやはり手間がかかるので、例えば洗車後のキレイな状態を「軍手クリーニング」でなるべく長くキープする、というのもアリではないでしょうか。

本格的な洗車方法(主にロードバイク向け)はこちらの記事で解説していますので、合わせて読んでみてください!

ママチャリもメンテナンスで長く乗れる!

かれこれ15年ほど乗っているママチャリ。ブリヂストンサイクル製。27インチの6段変速、アルミフレームで快速性能が売りだ
かれこれ15年ほど乗っているママチャリ。ブリヂストンサイクル製。27インチの6段変速、アルミフレームで快速性能が売りだ

今回の記事で使用したママチャリ(シティサイクル)は、2010年に「グリーンズ」というサイトで書いた「5分でママチャリがスポーツサイクルに!? 今すぐ出来る4つのTIPS」に登場したのと同じ自転車。グリーンズ掲載時点で車齢は7~8年ほどだったので、かれこれ15年ほど乗っている計算です。

ペダルは三ヶ島・シルバンツーリングに交換。踏面が広く、靴への食いつきも良い
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自転車フリマでゲットした加島サドル。アンコはやや硬め
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高価なスポーツ自転車と比べて、ママチャリはどうしても「使い捨て」との印象が付きまといがち。しかしメンテナンスして消耗品を交換すれば、ママチャリでも長く乗ることができます。

昨今の自転車人気の高まりで脚光を浴びるのは、サイクリングに適したスポーツ車。その陰でママチャリは通勤通学やお買い物、子供をのせての送り迎えなど、日々の酷使にじっと耐えて黙々と走るのでした。そう思うと、ママチャリが何とけなげでいとおしい存在に思えることでしょう。

ついでにチェーンに注油。グリーンズの記事ではCRC556を使ったが、556は雨に流れやすい欠点がある。潤滑が長続きするオイルが適している
ついでにチェーンに注油。グリーンズの記事ではCRC556を使ったが、556は雨に流れやすい欠点がある。潤滑が長続きするオイルが適している

軍手クリーニングは、例えばママチャリのように毎日の通勤通学、近所のお出かけといった「普段使い」で乗る自転車のメンテナンスに最適。日頃頑張っている自転車をいたわってみてはいかがでしょうか。

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WRITTEN BY斉藤円華

ジャーナリスト/ライター、サイクリスト。本格的なサイクリング歴は高校以来30年近くにわたる。スポーツ自転車の好みが1980年代で停止したままとなっており、とりわけクロモリのホリゾンタルフレーム、ランドナーほかドロヨケ付自転車には目がない。自転車フリマを物色するのがここ数年のマイブームに。

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