モデルのMoeさん、富士ヒルクライム初参戦を写真でつづる

4年ゆるゆる乗っていたのに、ビンディングに変えたら半年でこんなことに

こんにちは。Moeです。

今回はレリックのアンバサダーをしています(c)田中苑子
今回はレリックのアンバサダーをしています(c)田中苑子

 ロードバイクに乗り始めてから5年ほど経ちますが、初めの4年ほどはフラットペダル。ライドも「友達に誘われたから・・・」という感じで、あまり積極的に走りに行ってなかったのです。
それが、去年の秋頃からビンディングは履き始めたら、みるみる自転車が楽しくなり。自主的に夜練を始めたのは今年の5月頃から。本格的に楽しみ始めたところです。まだまだビギナーです。
しっかりとトレーニングを始めると、カラダの変化をとても感じます。カラダが引き締まり、今まで踏めなかったギアも踏めてしまいます。成長できている実感があると続けられますね!

 何か目標を持って練習に取り組みたいなと考えていたところで「そうだ、ヒルクライムに出てみよう!」と思い立ちました。数ある大会の中から私が選んだのは日本最大級のヒルクライムイベント「富士ヒルクライム」(通称:富士ヒル)。いつも遠くから眺めているだけの富士山を実際に上れてしまうレースです。コースの「富士スバルライン」の距離は24kmほどと少し長めですが、傾斜が緩いので私でも完走出来そう。本番の1ヶ月前からさらに気合いが入ります。富士ヒル参加が決まってからはほぼ毎日仕事が終わってからジムでトレーニング、週一でロードバイクトレーニング(屋外)、休日に白石峠やあざみラインに行ってヒルクライムに挑戦、今人生で一番運動しています。

イベント前日から、すべてが初めての体験

 さて、いよいよ迎えたイベント前日。わたしは受付を行うために会場へと入りました。今年は1万人を超える参加者が集うということで、すでに会場は熱気にあふれていました。飲食ブースからは美味しそうな香りが立ちこめ、自転車メーカーブースでは最新の機材やパーツをお試しすることもできます。

会場のラックには見たことない数のバイクが!
会場のラックには見たことない数のバイクが!

飲食ブースからは香ばしいソースの香りが立ちこめます
飲食ブースからは香ばしいソースの香りが立ちこめます

イベントバナーを見るとテンションが上がります
イベントバナーを見るとテンションが上がります

レースを先導するメルセデス・ベンツ「Eクラス クーペ」カッコいい!
レースを先導するメルセデス・ベンツ「Eクラス クーペ」カッコいい!

今回わたしを撮ってくれたフォトグラファーの田中苑子さんと!
今回わたしを撮ってくれたフォトグラファーの田中苑子さんと!

目標は完走とヒルクライムを全力で楽しむこと! (c)田中苑子
目標は完走とヒルクライムを全力で楽しむこと! (c)田中苑子

 わたしはスポーツウェアブランド「レリック」のブースでキャンペーンのお手伝いをさせてもらいました。レリックのウェアはわたし好みのデザインだし、フィット感も良く女性でも綺麗なシルエットが出るのでオススメです。来場したお客さんとの交流も楽しみつつ、翌日へのモチベーションを高めました。

ウェアがかわいいと気分もあがる

ひと際目立つレリックブース
ひと際目立つレリックブース

大会公式ウェアはレリック製でした (c) 田中苑子
大会公式ウェアはレリック製でした (c) 田中苑子

ロゴが大きく描かれたキャップはわたしのお気に入り
ロゴが大きく描かれたキャップはわたしのお気に入り

新作から定番まで並んだレリックのウェア
新作から定番まで並んだレリックのウェア

カラフルなサマージャージが並びます
カラフルなサマージャージが並びます

わたしのジャージと色違い。ピンクもいいかも (c)田中苑子
わたしのジャージと色違い。ピンクもいいかも (c)田中苑子

乗車姿勢でもフィットするカットがお気に入りです (c)田中苑子
乗車姿勢でもフィットするカットがお気に入りです (c)田中苑子

 

いよいよスタート。朝から緊張

女子クラスのスタートは朝の7時。4時に目覚め、レースへの支度を整えます。2時間体力が持つようにおにぎりを食べてエネルギーをチャージし、ゴール地点の寒さに耐えるため、下山袋にレリックのウィンターウェアを詰め込みます。ここまで練習を続けて来たけど、やっぱり本番前になると楽しみと同時にとても緊張・・・不安な気持ちを抱えつつスタートラインへと向かいます。

レリックアンバサダーの仲間とスタートを待ちます
レリックアンバサダーの仲間とスタートを待ちます

 少しナーバスになっていましたが、スタートを待つ間にレリックアンバサダーの仲間達と話していると緊張がほぐれてきました。いよいよ7時を迎え「スタート!」の号令とともにペダルに足をかけると、あとは前を向くだけ。大勢のライダーが一緒に走り、同じゴールを目指す姿を見ていると「レースを楽しみたい!」と思う気持ちしかありません。

仲間と話すと緊張や不安も解けました (c)田中苑子
仲間と話すと緊張や不安も解けました (c)田中苑子

スタートしました!

 料金所のゲートをくぐるとリアルスタート!タイム計測は初めてなのでちょっとドキドキ。男子の速い選手達に「こんなに速く走れるんだぁ」と驚き、「他の女性はどんなペースで上るのかな」と観察しながら走ります。当日の空は澄み渡り、とても気持ちの良い風が吹き抜けたのをよく覚えています。富士山の頂上は雲に隠れて見えないけど、上るに連れてどんどん迫る山肌に雄大さを感じました。

走行中は楽しくて思わず笑みがこぼれます (c)田中苑子
走行中は楽しくて思わず笑みがこぼれます (c)田中苑子

山の空気と、木々の緑が心地よかったです (c)田中苑子
山の空気と、木々の緑が心地よかったです (c)田中苑子

新作ウェアの模様が目を引きました (c)田中苑子
新作ウェアの模様が目を引きました (c)田中苑子

カメラを見つけてピース! (c)田中苑子
カメラを見つけてピース! (c)田中苑子

コースは人が途切れないので寂しくありません (c)田中苑子
コースは人が途切れないので寂しくありません (c)田中苑子

はじめてこんなに大勢のライダーと走りました (c)田中苑子
はじめてこんなに大勢のライダーと走りました (c)田中苑子

 3合目の看板を過ぎ、だいぶ標高が高くなってきましたが、意外と体力は平気。足も順調に回ります。空気が薄くなった気もしましたが、どんどん進みます!
気がつけばもうあと1km。最後は少し急な上りですが、自分の力を出し切り、2時間13分33秒で富士ヒル初挑戦を終えました。

 頂上は人、人、人!私は冬物ウェアにすぐ着替え、下山の列に並びます。みんなタイヤの空気を抜いていたので、見よう見まねでバルブを緩めました。そこでタイヤの空気圧が高いことに気付き、「ヒルクライムって上るだけじゃないんだな!」と新たな発見がありました。やっぱり実戦は勉強になります!

下山に備えて冬物ウェアに身を包みます。寒かった~
下山に備えて冬物ウェアに身を包みます。寒かった~

 下りはスピードがとても心配でしたが、綺麗な路面と、コントロールされた集団内を気持ち良く走れました。気分はオートバイレーサー!(わたしはMotoGPの大ファン!)コーナー出口への視線、体重移動、余裕のあるブレーキングを心がけ、安全にダウンヒルを楽しみました。

 寒かった下りも標高が下がるごとに暖かくなり、「あぁもう終わってしまうなぁ」と実感。またトラブルがなく、完走出来たことの安堵感も同時に湧いてきます。

振り返ると

 初めて挑戦した富士ヒルですが、走っている写真を見返すと終始笑顔。「こんなにわたし楽しんでいたんだ!」と終わってから気がつきます。真剣なレースでもあり、みんなが楽しめるお祭り的側面もある富士ヒルを100%堪能できたと思います。毎日練習した甲斐もあり、気持ちよくフィニッシュしたのも嬉しかったです。また頑張れる理由が見つかったので、来年は今年の自分に勝つために練習を続けようと心に誓いました。

“チームレリック”で集合写真! (c)田中苑子
“チームレリック”で集合写真!(c)田中苑子

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WRITTEN BYMoe

Moeです。自転車のおかげで体質が変わり、心と人生が豊かになりました。自転車で得たご縁から、ちょこちょこと自転車関係のお仕事をさせていただいています。その他モータースポーツ、テディベア、ゆるキャラ、動物が大好きです。日頃の様子はぜひインスタグラムで!自由気ままに気の向くままに投稿していきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。https://www.instagram.com/moevalism https://www.instagram.com/moevalism

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