アジア人によるアジア人に優しいロードバイク、Chapter2(チャプター2)とは?

2017年日本初上陸のロードバイクブランド「Chapter2(チャプター2)」

シンプルがゆえに光る「チャプター2」のロゴ
シンプルがゆえに光る「チャプター2」のロゴ

ニュージーランドのロードバイクブランドであるchapter2(チャプター2)が日本初上陸となりました!そのバイクはオリジナリティあふれるデザインで、アジア人によるアジア人に優しいフレーム設計、そして、素晴らしいコストパフォーマンスでした。
フレイム編集部は8月22日のローンチイベントに行って来ましたのでその様子をレポートします!

フレームは1種類のみ!その名はTERE(テレ)

「テレ」とはニュージーランドの先住民族である、マオリ族の言葉で「速い、鋭い」という意味。
ちなみに、ニュージーランドのラグビーチーム・オールブラックスの試合前のパフォーマンスも、マオリ族のハカという民族舞踊が由来となっています。ちなみにそのパフォーマンスの動画はこちら▼

https://youtu.be/Nv_6_mPqHok

これを目の前でやられると戦意を喪失してしまいそうです…

 スタンダードモデルのマット・グロスカラー
スタンダードモデルのマット・グロスカラー

ダウンチューブには特徴的な模様が
ダウンチューブには特徴的な模様が

こちらの模様もマオリ族の使用するデザインを取り入れられています。風、山、海の自然の要素を表し、創設者マイク・プライドさんのニュージーランドへのリスペクトがうかがえます。

そもそもチャプター2とは?

今年、ニュージーランドで初めてのロードバイクブランドとしてデビューしたチャプター2。「第二章」という意味のブランド名は、創設者のマイク・プライドさんに由来します。彼、実はトライアスリートにファンが多い「ニールプライド」というロードバイクブランドの創設者ですが、自分が求めるバイクを新たに作るためにニールプライドを売却、新しいブランドを立ち上げたのです。
つまり、今回の試みは彼にとっての第二章=チャプター2。それをそのままブランドネームにした、というわけです。

 ↑代表のマイク・プライドさん 香港生まれのニュージーランド育ち、ダウンヒルでUCIアジア12位を獲得した経験もあり
↑代表のマイク・プライドさん 香港生まれのニュージーランド育ち、ダウンヒルでUCIアジア12位を獲得した経験もあり
チャプター2日本担当のマイケル
↑チャプター2日本担当のマイケル・J・ライスさん

フレーム「テレ」の特徴は?

 試乗するけんたさん
試乗するけんたさん

このフレームは、テレ(マオリ語で鋭い、早い)という名前の通り、空気抵抗を減らした設計のエアロロードに分類されます。高速巡航やスプリントで強力なアドバンテージになるエアロロードですが、その多くはフレームの剛性が高く、衝撃がダイレクトに伝わる事により、乗り味が悪く疲れてしまう傾向にあります。
そんなエアロロードに分類されるテレですが、シートポストやシートステイがしなるように設計され、振動吸収性にも優れています。
つまり、速く走れて体力も温存できるイイトコ取りのバイクなのです!

左端のノーマルタイプのチューブと中央のエアロチューブの中間的な設計チューブ設計
左端のノーマルタイプのチューブと中央のエアロチューブの中間的な設計チューブ設計

ニュージーランドを代表する国立大学であるオークランド大学の風洞実験に基づき、空気抵抗を考慮した設計をされています。

 フレーム一体型のフォーク、空力性能はもちろん、デザインとしてもスッキリと見せてくれる
フレーム一体型のフォーク、空力性能はもちろん、デザインとしてもスッキリと見せてくれる
ケーブルはもちろん、空気抵抗を考えて内蔵式
ケーブルはもちろん、空気抵抗を考えて内蔵式

©︎Matsumura Seiya シートポストを固定するクランプはダイレクト式。垂直方向のしなりを生み出し快適性も追求
シートポストを固定するクランプはダイレクト式。垂直方向のしなりを生み出し快適性も追求

素材は東レのカーボンを100%使用した贅沢仕様、マイクさんのこだわりが見えます!

テレのカラーラインナップ

フレームのモデルは1種類のみのチャプター2ですが、通常販売されるのはマット・グロスカラーとホワイト&アクアカラー。
そのほかに、収集欲くすぐる数量限定のリミテッドバイクがラインナップされています。

 もう一色のスタンダードモデル、ホワイト&アクアカラー
もう一色のスタンダードモデル、ホワイト&アクアカラー
マイクの乗るグリーンカラー、要望があれば市販するとのこと
マイクの乗るグリーンカラー、要望があれば市販するとのこと
 数量限定のリミテッドエディション、黒をベースに白いデザインがクールです
数量限定のリミテッドエディション、黒をベースに白いデザインがクールです

 世界17台限定のツールドフランスカラー
世界17台限定のツールドフランスカラー

さらに、リムブレーキモデルとディスクモデルの選択もできます。

サイズはXS S M L XLの5サイズ展開で、チャプター2のXSは他のロードバイクブランドXXSサイズと同様で、身長の低いアジア人にはありがたい仕様となっています。

気になる重量はリムブレーキモデルで950g、ディスクモデルで1015gとなっており、カーボンバイクとしては標準的なスペックになっています。

チャプター2を買うには?

販売は完成車はなく、現在はフレームセットのみ。
9月末までは、日本ローンチ記念特別価格 として税込229,999円で購入できます。
10月1日からはリムブレーキモデルが税込248,399円 ディスクブレーキモデルが税込258,404円
購入方法は現状、公式サイトからの通販のみ。送料は無料です。
今後、取り扱いショップを順次増やしていくそうで、お店からの注文も可能になります。

まとめ

日本初上陸のチャプター2は、エアロロードに挑戦してみたいけど乗り心地が心配、西洋人向けのロードバイクの設計が身体に合わない、ニュージーランドに思い入れがある。そんな方にはたまらないモデルかもしれません。
私はマオリモチーフのデザインに一目惚れでした…。

All the photos(C)Seiya Matsumura

松村 誠也

WRITTEN BY松村 誠也

松村誠也 フォトジャーナリスト/ライター/サイクリスト 一年ほど前から自転車にどっぷりハマり、登れないけどヒルクライムを少々、マイペースにカメラを担ぎながら走っています。

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