【ジャパンカップ2017】コンタドール・別府史之来日記者会見「ブエルタまでは一日3回体重を量ってたよ」

王者コンタドールが餃子タウン宇都宮に本当にやって来た!

来た!来た!本当に来た、王者コンタドール!
サイクリストとしての長いキャリアの中で、日本のファン念願の、初めての来日を果たしたアルベルト・コンタドール。ジャパンカップの間大会本部となるホテルニューイタヤで開催された記者会見に、トレック・セガフレードのチームメイト・別府史之選手、ジャスパー・ストゥイヴェン選手とともに颯爽と現れた。

長旅の疲れも見せず微笑むアルベルト・コンタドール
長旅の疲れも見せず微笑むアルベルト・コンタドール

妻と子が観戦する目の前でジャパンカップクリテリム三連覇なるか、別府史之
妻と子が観戦する目の前でジャパンカップクリテリム三連覇なるか、別府史之

クラシックスペシャリストのジャスパー・ストゥイヴェン
クラシックスペシャリストのジャスパー・ストゥイヴェン

以下、3人による記者会見の様子をお伝えします。

コンタドールは本当にフミをアシストするのか!?

ーコンタドール選手、今回初来日ですね。

コンタドール「皆さんこんにちは。今回が初来日になります。現役の間はレーススケジュールが中心なので来日することは出来なかったのですが、やっと夢が叶いました。今回はトレック・セガフレードの一員としてチームの皆さんに温かく迎えられ、ファンの皆さんにも歓迎されてとても嬉しいです」

記者会見は日・英・スペイン語で行われた
記者会見は日・英・スペイン語で行われた

ー別府史之選手、今回三連覇に向けての意気込みをお聞かせください。

別府選手「今回、本当に日本に来てくれてありがとう、コンタドール選手と言いたいです。今回僕は自分の名を冠したスペシャルバイクで走るので、それに乗ってぜひ三連覇したい。ジャスパー選手のような強いアシストがいるので、日曜のコンディションも考えながら走りたい。

ストゥイヴェン選手「長い長いシーズンが終わりますが、今のコンディションは悪くない。ハードなコースで、台風が接近するというハードなコンディションですが、一生懸命走ります」

自身の三連覇への意気込みを語る別府史之選手
自身の三連覇への意気込みを語る別府史之選手

別府選手「雨、というコンディションは皆すべて同じなので、コンディション見ながら走りたいですね」

ーコンタドール選手は別府選手をアシストするんですか?

別府選手「ファビアン・カンチェラーラも引退のときにジャパンカップに来て力を貸してくれました。カンチェラーラのサポートで優勝出来た。アルベルトとは2007年にも同じチームだったことがあるのですが、カンチェラーラの時同様、今回もサポートしていただき、その力を糧に勝てればいいなと思っています」

コンタドール選手、今年のブエルタ以降の「セミ引退」生活について語る

ヒルクライマーゆえに体重制限が厳しい日々を送っていた
ヒルクライマーゆえに体重制限が厳しい日々を送っていた

ー公式には今年のブエルタ・ア・エスパーニャが最後のレースですが、今回ジャパンカップを走るに当たってどんなトレーニングをしましたか?

コンタドール選手「引退前はもうそれはものすごいほど練習していましたが(ムーチョムーチョと連呼して別府選手とストゥイヴェン選手の笑いを誘う)今は以前ほどはトレーニングしていないですね。クリテリウムは短く速いレース展開となるので、それに対応するような練習をしてきました。引退、といってもいろいろなイベントがあり、さまざまな人に会ったりして忙しい日々を送っています。ただ、以前のようなカロリー制限はないのでエネルギーは満タンです(笑)」

ー引退してどう変わりましたか? 幸せを感じる瞬間はありますか?

コンタドール選手「そうですね、実はプロ選手としての生活は犠牲の上に成り立っていると言っても過言ではなかったのです。締め付けもありましたし、またベストのパフォーマンスを出すために一日何時間もトレーニングをするのはもちろんのこと、いつどこでどのように休息をとるかもコントロールし、食べるものも・・・何日間も飢えを感じて我慢していたこともありました。

現役の時は一日3回体重を量っていたのですが、それが今は自由に解き放されたのです。

今まではパッケーージを見てカロリー、脂肪量などをこと細かにチェックしていたのですが、今は必要はありません。美味しいワインとともに食事を楽しむ。これは今までのプロ人生でなかったことでした。楽しんでいます」

記者会見場を出てすぐ、ファンに取り囲まれるコンタドール選手
記者会見場を出てすぐ、ファンに取り囲まれるコンタドール選手

All photos by Seiya Matsumura

ヤマショウ

WRITTEN BYヤマショウ

FRAME編集長 山祥ショウコ マガジンハウス『GINZA』を経て英国遊学から帰国後女性サイトの草分け「Cafeglobe.com」の立ち上げに参画。その後『Casa Brutus』『GQ Japan』「Variety Japan」など、雑誌やウェブのスタートアップ時の編集に携わる。自転車歴9年目。四国出身、湘南在住。

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