グラミー賞歌手エド・シーランがサイクリング中に車と事故?

エド・シーランが自転車事故で右腕を負傷

メロディアスでパワフルな楽曲『Thinking Out Loud』で2016年のグラミー賞を受賞したイギリス人シンガーソングライターのエド・シーランが、10月16日、「自転車に乗ってる時に車との衝突事故に遭った」と右腕を折った痛々しい姿の写真を自身のインスタグラムに掲載。予定されているアジアツアーを開催できるかどうかは今後医師と相談するとのこと。

ちょっと自転車で事故りました。今は医師のアドバイスを待っているところで、結果によっては今後のツアーに影響が出るかもしれません。詳しい状況はまた。

自由を愛するミュージシャンは自転車が好き

クリエイティブな活動を行い自由を愛するミュージシャンにとって、「自力で自在に動ける」自転車はまさに自由の象徴。日本でも、故・忌野清志郎氏が自転車で移動することを生活の一部として大事にしていたように、海外のミュージシャンにも自転車愛好家は多い。

▲大ヒット曲となったエド・シーランの『Thinking Out Loud』

このエド・シーランの事故で思い出されるのは、2015年にニューヨーク・セントラルパーク近くを自転車で走行中事故に遭い、一時期は「二度とギターが弾けないかも」とささやかれていたアイルランド・ダブリン出身の伝説的なロックバンド「U2」のボーカル・ボノのことだ。


▲世界で最もセクシーな男性に選ばれたこともあるU2のボーカリスト・ボノ

SUVに跳ね上げられ、事故後ツアーを全てキャンセル。事故直後伝えられた詳細で「ギターを弾くのに大事な腕を怪我した、今後の経過を見守る必要がある」と報道されていたためファンをやきもきさせていたが、見事復活。アメリカの人気バラエティ番組である「Tonight Show with Jimmy Fallon」に出演し、「自転車事故はクソだった(笑)」とコメント、実際に自転車に乗って見せてヴァンに跳ね上げられた自身の事故の様子をどぎついコメディに仕立ててみせた。

▲ボノの自転車事故コメディ

エド・シーランの今後も、最終的にはこのような笑い話で終わることを願ってやまない。続報、分かり次第追記します。

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WRITTEN BYヤマショウ

FRAME編集長 山祥ショウコ マガジンハウス『GINZA』を経て英国遊学から帰国後女性サイトの草分け「Cafeglobe.com」の立ち上げに参画。その後『Casa Brutus』『GQ Japan』「Variety Japan」など、雑誌やウェブのスタートアップ時の編集に携わる。自転車歴9年目。四国出身、湘南在住。

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