真波山岳も羽が出る!? LOOK2018「785HUEZ(ヒュエズ)」はクライマー必見のロードバイク

赤・黄色・灰色・青の長方形が組み合わされたモンドリアン柄のカラフルなロゴでおなじみ、自転車ブランドLOOK(ルック)。日本ではマンガ・アニメ『弱虫ペダル』で主人公のライバルである天才ヒルクライマー、箱根学園・真波山岳の愛車として知名度を上げ、また“ヒルクライムに特化したバイク”として、ロードバイクファン以外にもそのバイクの性質が知られるようになりましたよね。

そのLOOKの2018モデルに“スーパークライミングバイク”と銘打つ新モデル785HUEZ(ヒュエズ)」シリーズが登場、大いに注目を集めています。なぜなら、LOOKはすでに自転車の世界にいくつもイノベーションを起こしてきたブランドだからです。

世界最初のビンディングペダル・カーボンフレームを生み出したブランド

LOOKは1984年に世界最初のクリップレスペダル(ビンディングペダル)を生み出しスタートしたフランスのブランドです。翌年の1985年、まだ選手のほとんどがトゥクリップのペダルを使用する中、LOOKのビンディングペダルを使ったベルナール・イノーがツール・ド・フランスで総合優勝。これをきっかけにLOOKのペダルの優秀さはあっと言う間に世に広がりました。2017年の今でも、LOOKのペダルを使っているトップ選手、実に多いのです。

Congrats @fabioaru1, new #tdf2017 leader after an amazing stage !!! #keobladecarbon #rideyourdream

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▲2017ツール・ド・フランスでリーダージャージを着たファビオ・アル(イタリア/アスタナ)もLOOKのペダルを使用


▲世界最強スプリンターのひとり、アンドレ・グライペル(ドイツ/ロット・ソウダル)の足を支えるのもLOOKのペダル

来年は山岳王・バルギルの愛車となる!?「785HUEZ(ヒュエズ)」

ペダルだけではなく、カーボンフレームを最初に世にもたらしたのもLOOKです。1986年にLOOKが発表したフレーム KG 86(この頃から車種名はアルファベット+数字)に乗ったグレッグ・レモンは見事ツール・ド・フランスで優勝。LOOKは単なるペダルメーカーではなく、ロードバイクの総合ブランドであることを世に証明したのです。

LOOKのロードバイクはその後2000年から3年連続でツール・ド・フランスの山岳賞を獲得、ステージ優勝など数々の勝利を支えてきました。

そして2018モデルの「785HUEZ(エズ)」が登場するわけです。このバイクはすでにツール・ド・フランス2017で地元フランスのチーム・フォルトゥネオ・オスカロに提供。なお、このチームには今年のツール・ド・フランスで見事山岳王に輝いたワレン・バルギル(フランス/現チーム・サンウェブ)が移籍することが発表されていますので、バルギルが来年LOOKに乗ることはほぼ確定。気が早いかもしれませんが、来年の山岳王のバイクがこの「785HUEZ(ヒュエズ)」になる可能性がぐんと高くなってきました。


▲山岳王ワレン・バルギルは2018年LOOKに乗る!

「785HUEZ(ヒュエズ)」シリーズの特徴とは

lookcycle.comより
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▲「785HUEZ(ヒュエズ)RSプロチームマットカラー」
そんなわけで前段が長くなってしまいましたが、がぜん期待度が高まるLOOKのヒルクライミングバイク「785HUEZ(ヒュエズ)」シリーズ、実際にどんなバイクなのか、見ていきましょう。

軽量・剛性・快適の高いバランスを実現

スーパークライミングバイク「785HUEZ(ヒュエズ)」には「785HUEZ(ヒュエズ)RS」と「785HUEZ(ヒュエズ)」があります。その2つに共通するフレームの設計上の特徴とは、
・ナノカーボンテクノロジー
・0.6ミリの極薄な積層で複雑なチューブ形状を再現
・多種のカーボン素材の使い分け

以上の技術で「軽量でありながら、ペダリングの力がしっかりと伝わる剛性があり、なのにロングライドでも疲れない快適さ」を実現したということです。

ヒルクライム実走でクライマーが感じるフィーリングも重視

コンピューターによる計算だけではなく、ヒルクライマーの聖地であるL’Alps d’Huez ラルプ・デュエズ(ツール・ド・フランスの頂上ゴールに度々使われたアルプスの難所)での実走テストを繰り返し、生み出されました。ゆえにこのシリーズの名前はHUEZ(ヒュエズ)となったわけですね。

https://youtu.be/bA7GnepMyVU

▲実際にラルプ・デュエズに登っている動画

スーパー・クライミングバイク「785HUEZ RS」

軽快なクライミングフィールだけではなく、快適なダウンヒル性能に欠かせない安定したハンドリング性能も持ち合わせており、ヒルクライムはもちろん、山岳コースを含んだグランフォンドにも最適。最新鋭の技術と長年のレースで培われた経験を結集、LOOKが威信をかけて開発した。

785HUEZ RS ZED フォルトゥネオ チームレプリカ(フレーム販売)
LOOKがスポンサードしているフランスのUCIプロコンチネンタルチーム「フォルトゥネオ」のレプリカモデル。山岳王バルギルが来年乗るだろうモデルはこれ。シートステーはHRカーボンとグラスファイバー製で高い柔軟性を誇り、優れたトラクションと衝撃吸収性能を発揮する。

lookcycle.comより
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LOOK ZED2 クランク +BB付属
本体価格(税抜)480,000円
フレームサイズ XS, S, M, L, XL
付属 ウルトラエキストラライトカーボンフォーク、ZEDクランクセット+BB、ヘッドパーツ
フレーム+フォーク重量 1,010g(Sサイズ、フレーム730g+フォーク280g )
BB BB65(別売アダプターでPF86.5の取り付け可)

785HUEZ RS(フレーム販売)
こちらは同じRSでもBBがプレスフィット86.5のタイプ。カラーは3タイプ。

lookcycle.comより
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▲プロチームマット
lookcycle.comより
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▲フローレッドグロッシー
lookcycle.comより
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▲ブラックリフレクトマット

LOOK ZED2 クランク +BB付属
本体価格(税抜)380,000円
フレームサイズ XS, S, M, L, XL
付属 ウルトラエキストラライトカーボンフォーク、ヘッドパーツ
フレーム+フォーク重量 1,010g(Sサイズ、フレーム730g+フォーク280g )
BB PF86.5(シマノ・プレスフィットBB規格)
カラー プロチームマット、ブラックリフレクトマット、フローレッドグロッシー

コンフォート・クライミングモデル「785 HUEZ」

lookcycle.comより
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研ぎ澄まされたスーパークライミングバイクがRSなら、こちらのモデルはその良さを持ちつつ、山岳グランフォンドに最適なコンフォート・クライミングモデルに仕上がっている。使用するカーボンや積層を適度にコンフォートに調整、乗り心地重視のスムーズなライディングを実現。フレーム重量990gと十分な軽量化を達成しつつ、安定性と快適性を向上。幅広いレベルのライダーに「軽快なクライミングと安定したダウンヒル」を提供する。
lookcycle.comより
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▲アルテグラモデル レッドマット
lookcycle.comより
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▲アルテグラモデル プロチームマット

「785 HUEZ」アルテグラ完成車
本体価格(税抜)399,800円
フレームサイズ XS, S, M, L, XL
カラー プロチームマット、ブラック・レッドマット
メインコンポ シマノ アルテグラR8000(装着歯数F52☓36、R11☓32)
ハンドル&ステム LOOKLS2
シートポストLOOKLS2カーボン
ホイール MAVICアクシウム
重量 7,950g(Sサイズ)

lookcycle.comより
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▲105モデルプロチームマット
lookcycle.comより
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▲105モデルフローレッドグロッシー

「785 HUEZ」105完成車
本体価格(税抜)320,000円
フレームサイズ XS, S, M, L, XL
カラー プロチームマット、フローレッドグルーグロッシー
メインコンポ シマノ 105(装着歯数F52☓36、R11☓32)
ハンドル&ステム LOOKLS2
シートポストLOOKLS2カーボン
ホイール シマノRS10
重量 8,250g(Sサイズ)
FRAME編集部

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。

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