「自転車を購入したから、これを機会にちょっと遠くまでサイクリングしてみたいなぁ・・・ゴールでは美味しいものが食べたい」
そんなあなたに、今回は和風のご褒美はいかがでしょう?
江戸川サイクリングロードゴール近くにある喜八堂関宿本店は煎餅専門店ですが、お休み処を併設しており、煎餅はもちろんお団子やお汁粉が人気です。店員さんの対応も丁寧で心身ともに温まる体験ができるはず!
後はサドルにまたがってペダルを踏むだけ。さあ江戸川サイクリングロードをお汁粉目指してサイクリング!!
目次
江戸川サイクリングロードを走ろう
江戸川サイクリングロードとは
江戸川は利根川水系の分流で、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都をまたぎ東京湾に注ぐ全長約60kmとなる一級河川です。その江戸川沿いに走る江戸川サイクリングロードはほぼ全ての行程において舗装されており、快適に走ることができます。
(今回の走行ルート=旧江戸川左岸→江戸川サイクリングロード左岸→喜八堂)
平坦で長い距離を走りやすい
当たり前ですが、川沿いなので、道はほぼ平坦です。坂道もほとんどないので、強風さえ吹かなければ、気楽に走ることができます。片道で帰りは輪行でも50km、往復すれば100km達成となるので、「え!? こんなに走った自分すごい!」という満足感を得やすいです。
輪行との組み合わせでプランは自在
江戸川は千葉県と東京都、埼玉県の境を流れる川です。ということは、川沿いに多くの駅があります。駅があるということは疲労困憊をしたら、途中でやめて輪行で帰ることができます。もちろん、途中からスタートすることもできます。
つまりスタート地点、ゴール地点を選ばないという利点があるのです。
サイクリングロードまでの距離が1km程度の主な駅は次の通りです。
- 京葉線 舞浜駅(スタート地点)
- 東西線 浦安駅(4km地点)
- 総武線 市川駅(15km地点)
- 京成線 国府台駅(16km地点)
- 常磐線・千代田線・新京成線 松戸駅(22km地点)
- 武蔵野線・つくばエクスプレス 南流山駅(30km地点)
- 東武野田線 運河駅(37km地点)
- 東武野田線 川間駅(47km地点)
皆さんのご自宅からアクセスしやすい電車がきっとあるはずです。なお、これは左岸(河口を向いて左側)だけなので、右岸も加えるともっとたくさんの駅があります。
自分の体力と相談しながら、適切なスタート地点とゴールを選んでくださいね。
お汁粉ライドの場合、江戸川サイクリングロードのスタート地点はここ
今回は旧江戸川河口の舞浜駅から喜八堂までを目指します。
まずはスタート地点までの道のりを確認しましょう。
電車で来る場合
なんとスタート地点は東京ディズニーランドの最寄駅・舞浜駅です!南口はミッキーマウスに会いに来た人たちで大混雑ですので、北口に降りましょう。
繰り返しますが、電車で舞浜駅に来ることをお勧めします。電車輪行なら途中リタイアも可能だからです。
車で来る場合
舞浜駅のお隣、葛西臨海公園に駐車するのが便利。ただし、休日は混みあうので満車の可能性もあります。ご注意ください。
自転車で来る場合
荒川サイクリングロードを利用する方は左岸を下ってくると、葛西臨海公園にたどり着きますね。
江戸川サイクリングロードにあるポイント
実際にどのようなポイントがあるのか見ていきましょう。
東京ディズニーリゾート~行徳橋(0km~11km)
これから長旅になります。自転車のメンテナンスはしっかりとしていますか?もし心配なら街の自転車屋さん「believe」に寄り道しましょう。親切な店長さんが適切なアドバイスをくれるはずです。午前8時から開店しているのも心強いです。
街の自転車屋さん「believe」(dahondego.comより)
実を言うとこのスタート区間は旧江戸川と呼ばれています。コース脇の土手を挟んだ向こう側が川なので、景観はイマイチです。手っ取り早く行徳橋を目指しましょう!
行徳橋~松戸駅(11km〜22km)川に最も近づける区間
いよいよ、江戸川サイクリングロードの本流を走ります。
開放感たっぷりです。道は拡張されているので走りやすく、土手上を走るので、常に川を見ることができます!
江戸川サイクリングロードは右岸も左岸も走ることができます。しかし、左岸(下流を見て左側、千葉県側)を走ることをお勧めします。スタート地点から17kmくらい、「海から14.5km」の看板あたりで目前に広がる江戸川を見ることができるからです。
しばらく進むと国道298号との交差点。松戸駅が近いので人が増えます。減速をこころがけましょう。
松戸駅~利根運河(22km~37km)
江戸川の中流域を進みます。ひたすら川沿い。少しずつ都会のビル風景から田園風景に変わっていくのが楽しめます。
いつのまにか、のどかな風景が広がっていることに気づくでしょう。単調に感じて飽きて来るかもしれません。ここまでで走行距離は30kmを超えています。いつも走っていないなら翌日筋肉痛は間違いなしです。
利根運河と江戸川が交差するところでは公園がありますので、ちょっと休んでください。水辺の景色が都会生活で疲れた気持ちを癒してくれるはずです。
ここまでは快適なサイクリングでも、ここから先は修行です。しっかりと充電してから進みましょう。携帯食を食べて補給をしてください。
ここでエスケープするなら、利根運河を3kmほど進めば東武アーバンパークライン(東武野田線)の運河駅にたどり着きます。
利根運河~喜八堂(37km~52km)
いよいよゴールが近づいてきました。残りの15kmは修行です。本当になにもありません。
主なイベントは
- たまにすれ違うガチンコサイクリストと会釈をかわす
- 遠くに見える橋の名前が気になる
- キッコーマン醤油工場からの香りに魅了される
ドラゴンボールに登場する蛇の道を進むがごとく、心が折れそうになってもペダルを踏むしかありません。夏なら暑くてフラフラになります。休息場所や自動販売機はおろか、木陰さえもありませんのでボトル必須!
今回は冬場に走りました。北風(冷たい向かい風)が強く、泣きながら走りました。「自分はなんでこんなことをしているのだろう」と自問しながら。ゴールで食べるお汁粉だけが楽しみでペダルを踏みます。
海から47.25kmの看板あたりが目印で、サイクリングロードから離脱しましょう
喜八堂でお汁粉を食べよう!煎餅を食べよう!
喜八堂は1927年創業の老舗煎餅屋さん。無添加煎餅が評判で、江戸川サイクリングロード沿線では最も有名なカフェの一つです。朝8時開店ということもあり、近隣の人もたくさん訪れます。東京駅をはじめ多くの駅やデパートに出店もしているとか。その本店がこちら喜八堂関宿本店なのです!
▲サイクルラックの大きさが人気を象徴していますね。 ロードバイク10台停められそうです
なんと店内の床は“土間”なんです。21世紀に土間のカフェが存在するとは!
「土間ってなに?」という人もきっといるはず。部屋の中なのに床がなく土なんですよ。もちろんエアコンなどありません。夏は自然の風で涼むことができるのだとか。(真冬はストーブがあります)
たくさんに見えてもあっさりと完食。自家製のお餅、加工されていない素朴な感じの小豆。本当に温まります。
一人一人の客にしっかりと応対をしている店員さん。食へのこだわりだけではなく、お店の雰囲気づくりも含め、満足度の高いサービスを提供していると感じます。
この温もりなら、あの修行のような北風サイクリングロードを走って来た甲斐があります。サイクリストをはじめ、多くの人がこの本店にわざわざ来店するのが分かる気がしますね。
いろいろ満足して店内をふと見渡すと、なんと煎餅を焼いている!!!そう、ここはそもそも煎餅屋さんなのです。
まだ温かい煎餅にかじりつきます。バリッ!うーん、甘い物のあとのしょっぱい物はたまりませんね。こちらもお汁粉に負けないくらい美味しい!
お土産に煎餅を買って帰りましょうぞ!
おまけ、江戸サイの終わりは…
江戸川サイクリングロードに戻り、さらに10kmほど北上すると終点の関宿城(利根川サイクリングロードとの合流地点)にたどり着きます。さらに修行したい人はどうぞ。
まとめ
いかがでしょうか。江戸川サイクリングロードは路面は走りやすいのですが、途中から景色が単調になり精神的に辛い区間があります・・・が、美味しいご褒美を思えば頑張れると思います。ぜひこの冬に挑戦してみてくださいね。
All photos by Kay Tsuda