【2018年モデル】FUJI(フジ)の最新ロードバイク14選

FUJIの発祥は1899年。生みの親である岡崎久次郎が「日米商店」を開業し、電灯類などの米国商品の輸入販売を主にしながら、1906年からイギリスの自転車ブランド「ラーヂ」の輸入販売を開始。1928年に商標を「ラーヂ」から「富士」に改称して、自転車メーカーとしての歴史が始まった。

現在はアメリカの「アドバンス・スポーツ」傘下の自転車メーカーとなり、本格的なロードバイクや日常を楽しくするコンフォートバイクまでラインナップ。人気や知名度はやや他社よりも落ちるが、どれも性能は抜群。隠れた名車をリリースし続ける、日本が誇る世界を相手にしたブランドである。

今回はそんなFUJIの2018年モデルを紹介していこう。

SL 1.1(エスエル1.1)

SL 1.1(エスエル1.1)
出典:FUJI

並外れた剛性、優れたライドフィールとハンドリング性能を備えた、世界最軽量バイクを作るというコンセプトを基に開発。フレーム素材はFUJIが新開発した、カーボンマテリアルのトップグレード「C15」を使用している。この軽さは、特にクライマーにとって大きな武器となるだろう。

標準価格:250,000円(税抜)
販売形態:フレームセット
カラー:マットカーボン×レッド
サイズ:46、49、52、54、56

SL 3.1(エスエル3.1)

SL 3.1(エスエル3.1)
出典:FUJI

シマノ新型アルテグラを搭載した完成車パッケージ。フレームに使用しているカーボンは上位機種「1.1」より下のグレード「C5」となるが、チェーンステーからBB、ダウンチューブにかけての剛性は匹敵し、優れた加速性能をもたらしている。振動吸収性が高く、コンペティションはもちろんのことエンデュランスにも適す。

標準価格:270,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:Pewter
サイズ:46、49、52、54、56

TRANSONIC 1.1(トランソニック1.1)

TRANSONIC 1.1(トランソニック1.1)
出典:FUJI

発売開始から3年が経ち、各部のアップデートが施されたエアロロード。シルキーかつ地を這うような乗り味は多くの欧米専門誌に取り上げられ、ほとんどのエアロロードが荒れた路面を苦手にするのに対し、本機の優れた路面追従性はそれをチャンスに変えることができると好評価を得ている。

標準価格:240,000円(税抜)
販売形態:フレームセット
カラー:マットカーボン×レッド
サイズ:46、49、52、54、56

TRANSONIC 2.5(トランソニック2.5)

TRANSONIC 2.5(トランソニック2.5)
出典:FUJI

シマノ・105完成車となる本機は「C5」ハイジュラスカーボンを採用。平地や下りで真価を発揮する優れた直進性、巡航性に長けている。上位機種と比較して構成されたカーボン素材やレイヤリングの違いから、より高度な振動吸収性をもたらしているのもポイントであろう。

標準価格:250,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
カラー:マットカーボン×シルバー
サイズ:46、49、52、54、56

ROUBAIX 1.3(ルーベ1.3)

ROUBAIX 1.3(ルーベ1.3)
出典:FUJI

追求したのはスプリントに耐える剛性と、長距離サイクリングをサポートする快適性の両立。旧モデルは快適性が際立つ乗り味が特徴的だったが、プラットフォームの改良により切れ味の良いライドフィールへと進化した。ブラインドテストでカーボン製と間違えそうなほどシルキーな走りをみせるアルミニウムモデルだ。

標準価格:159,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
カラー:マットブラック×イエロー、マットブラック×レッド、メタリックレッド×ブラック
サイズ:46、49、52、54、56

ROUBAIX 1.5(ルーベ1.5)

ROUBAIX 1.3(ルーベ1.3)
出典:FUJI

FUJIのラインナップの中でも最古参のピュアロードレーサー。上記「ROUBAIX 1.3」と同様のフレームに、コンポーネントはシマノ・ティアグラを搭載している。2017年のモデルチェンジにより大幅な軽量化に成功。過酷なライドシーンであっても、ライダーのベストパフォーマンスを引き出すオールラウンドモデルだ。

標準価格:145,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:ストームシルバー
サイズ:46、49、52、54、56

SINARI(シナリ)

SINARI(シナリ)
出典:FUJI

2015年まで販売されていたクロモリロードが待望の復活。レイノルズ525バテッドチューブをラグで繋ぎ、右チェーンステーやヘッドラグに施されたクローム処理の美しさが際立つ伝統的なホリゾンタルフレームだ。トラディショナルなドロップハンドルやスレッドステムなどのシルバーの組み合わせは、ネオクラシックと呼ぶにふさわしい。

標準価格:260,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・105
カラー:ダーククローム
サイズ:49、52、54、56

JARI 1.1(ジャリ1.1)

JARI 1.1(ジャリ1.1)
出典:FUJI
グラベルロードよりも高い未舗装路での運動性能、そしてプラットフォームの拡張性が要求されるアドベンチャーロード。いままでそうした走行性能と実用性を兼ね備えたロードバイクというものは存在しなかったが、その両立を図るべく開発されたモデルだ。ネーミングは日本語の「砂利」から取ったもの。
標準価格:358,000円(税抜)
コンポーネント:スラム・フォース 1X
カラー:ブロンズ
サイズ:46、49、52、54、56

JARI 1.5(ジャリ1.5)

JARI 1.5(ジャリ1.5)
出典:FUJI

上記「JARI」シリーズのミドルグレード。グラベルロードやシクロクロスに比べ、ギア比が若干軽く設定されて悪路の走破を容易にしている。5つのボトルケージの装着を可能とし、トップチューブ上面には様々なストレージをボルトオンで固定するマウントを装備するなど、旅での拡張性に長けている。

標準価格:180,000円(税抜)
コンポーネント:スラム・フォース 1X
カラー:マットシルバー
サイズ:46、49、52、54、56

JARI 1.7(ジャリ1.7)

JARI 1.7(ジャリ1.7)
出典:FUJI

手頃な価格で本格アドベンチャーライドが堪能できる「JARI」シリーズのエントリーモデル。コンポーネントにシマノ・ティアグラを搭載し、フロントダブル仕様となってロード寄りの用途に適したスペックとなっている。また通勤・通学など、日々の足としても活躍する耐久性の高い一台だ。

標準価格:155,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:オリーブグリーン
サイズ:46、49、52、54、56

NAOMI(ナオミ)

NAOMI(ナオミ)
出典:FUJI

2018年から新たにラインナップに加わった本格アルミロードバイク。トラディショナルなホリゾンタルフレームは溶接箇所が入念にスムース処理を施され、各ケーブルはフレーム内蔵式のハイクラス設計である。高剛性ストレートカーボンフォークは、高速コーナーでもしっかりとラインをトレースできる。

標準価格:110,000円(税抜/ポリッシュアルミニウムは115,000円)
コンポーネント:シマノ・ソラ
カラー:ポリッシュアルミニウム、マットブラック、マットグレイ×ブルー
サイズ:42、46、49、52、54、56

BALLAD Ω(バラッドオメガ)

BALLAD Ω(バラッドオメガ)
出典:FUJI

アーバンクロモリバイク「バラッド」シリーズのトップグレードモデル。バテッドクロモリ管を採用したプラットフォームにシマノ・ソラを搭載している。全6サイズであらゆる体型にジャストフィットするジオメタリーを持つ。限定カラーとしてクロームフィニッシュ仕様が新たに追加された。

標準価格:108,000円(税抜/クロームは115,000円)
コンポーネント:シマノ・ソラ
カラー:クローム、マットブラック
サイズ:43、49、52、54、56、58

BALLAD R(バラッドR)

BALLAD R(バラッドR)
出典:FUJI

クラシカルでノスタルジックな佇まいは、ヴィンテージと見紛うほどの存在感。ロードフレーム設計にデュアルコントロールレバー仕様のシマノ新型クラリスを搭載しているので、シルキーでスムーズなスポーツ走行をこなせるところがポイント。全6サイズで、女性にもちょうどいい大きさの選択が可能だ。

標準価格:92,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・クラリス
カラー:ブリティッシュグリーン、ダークナイト、シャンパンゴールド
サイズ:43、49、52、54、56、58

FEATHER CX+(フェザーCXプラス)

FEATHER CX+(フェザーCXプラス)
出典:FUJI

シャープなクロモリバテッド管が美しい名機「フェザー」フレームをベースに、コンポーネントはシマノ・ソラを採用。ディスクブレーキ、ブロックタイヤを標準装備したマルチパーパス・グラベルロードだ。ロングツーリングからシティライドまで対応し、前後キャリア搭載可能なのでバイクパッキングにもおすすめ。

標準価格:108,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ソラ
カラー:スペースブラック、ブルーグレイ、マッド
サイズ:43、49、52、54、56、58

まとめ

いかがだったろう?FUJIはブランド名もそうだが、モデル名にも積極的に日本語を取り入れており日本人としてはニヤリとしてしまうネーミングも多い。本格的なエアロロードから流行りのグラベルロードを越える挑戦的なモデルまで、そのラインナップにも唸らずにはいられない。
次の愛車候補にはぜひFUJIもいれてみてはいかがだろう?

TOP画像出典:FUJI

増渕俊之

WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

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