自転車乗りあるある3「ロードバイクに乗り始めると☓☓☓が崩壊する」らしい

自転車乗りの皆さま、こんにちは。FRAME編集部です。
ロードバイクやクロスバイク・ミニベロなど、いわゆるママチャリとは違うスポーツバイクに乗り始めると「崩壊するもの」がある・・・こんな恐ろしい話、聞いたことありませんか?

ロードバイクに乗り始めると予想もしない変化が起こる

いえいえ、都市伝説ではないんですよ。FRAMEではTwitterで自転車乗りの皆様に以下のようなアンケートを行いました。それはズバリ「スポーツバイクに乗り始めてからライフスタイルや価値観で変わったもの(もう戻れないもの)はありませんか?」


▲Twitterのアンケート

1690人の自転車乗りがアンケートに回答、コメント欄では「もう戻れない自分」を赤裸々に綴ってくれた方もいます。自転車乗りがこれらのコメントを読むと「あるある!」の連続、膝ポンしすぎて膝が腫れちゃいそうなくらい。しかし、スポーツバイクに乗らない人には「何言ってるか意味不明」の連続なのではないでしょうか。

ロードバイクに乗り始めると人生が変わってしまう!?

そこで、新しい年度に向けてスポーツバイクの購入を検討している人・初心者の方に向けて、これから起こるであろう人生の変化を解説していきます。さあ、きっとあなたにはこんな変化が起こります。用意はいいですか・・・レディーーーッゴー!

「距離感が崩壊する」

例えば、温泉地として有名な静岡県・熱海に友人と出かけようとなった場合。熱海は首都圏から100km程度、週末の小旅行として「日帰りはキツイから1泊2日くらいでゆっくりしようー」と、特急電車やクルマで出かける場所ですよね。

どこかに出かけるときは「自転車ありき」で考える癖
▲どこかに出かけるときは「自転車ありき」で考える癖

ところが自転車乗りの考え方は違います。隙あらば自転車に乗りたくてしょうがないんです。「100km?1時間に17kmとして・・・全然走っていけるよね?」です。

距離感覚の崩壊深度は人によって変わります。多くの初心者向けのライドイベントが50kmくらいから設定されていることから考えると、50kmという距離は自転車乗りにとっては普通の距離。ですが、首都圏50km圏内には三浦半島の先端や千葉県成田市、さらには栃木県や群馬県の一部まで入ります。「成田空港遠い・・・」という感覚のほうが一般的に正しい、と忘れないようにしましょう。

さらに言えば、ブルベという長距離を決められた時間内で走るライドイベントに参加するようになり「200kmだと短くて楽」などと感じるまでに進化すると、距離感覚崩壊の最終型でしょう。別の進化系として「獲得標高でしかものを測らなくなる」という形態もあるようです。

「金銭感覚が崩壊する」

ショッピングで値段を見ると、自転車パーツに置き換えて換算する癖
▲ショッピングで値段を見ると、自転車パーツに置き換えて換算する癖

スポーツバイクの値段って一般的に見ると「とても高い」ですよね? 1万円台で手に入るママチャリもあるデフレな日本で、ロードバイクなら10万円でもリーズナブルという自転車本体のお値段。

さらに、ビンディングシューズやサイクルジャージなどのウェア類も良いものは数万円します。機能性が高い冬用ビブタイツ1本の値段でユ●クロのデニムが10本買えちゃう。ホイール沼にハマってしまうと、前後セットで50万円以上という「中古車買えちゃうんじゃないの?」という値段のモデルにため息をついたりも。

そうこうするうちにある日、ものの見方が逆転します。
「車が買えちゃう値段のホイール」じゃなくて「この車の金額出せばホイール買えるじゃん」になるのです。ああ、恐ろしや恐ろしや

何を見ても「この金額なら自転車の●●●が買える」と脳内変換するようになれば、あなたも立派な自転車乗りです!

「通りすがりの美男美女より自転車をガン見」

駐輪中の自転車や街を走る自転車を上から下までじっくり検分する癖
▲駐輪中の自転車や街を走る自転車を上から下までじっくり検分する癖

歩道を歩いているときに前から走って来るロードバイクが・・・そんな時あなたはどうしますか?「あ、ビアンキ」とブランド名をチェックするのみならず、履いているホイールやリアライトの種類、サドルバッグやボトルなどなど、そのロードバイクのすべてをチェックしていませんか、無意識に?

さらに、走っている自転車だけじゃなくて、駐輪中の自転車までジロジロ見て「おっQ-Rings付けてる」「ホイール、カンパのゾンダ履いてる」「けっこう攻めてるな」など知識フル動員で観察、その自転車のオーナーがどんな走り方をする人か想像したりして。「自転車観察ってホント楽しい」と思うようになると価値観の変革は結構進んでいます。

でも自転車乗りじゃない一般人から見ると、その行動は不審者に見えるってことは、一応頭に入れておいたほうがいいかもしれません。

「接近するものに過敏になる」

たとえ歩道で歩行中でも右後方からの接近に異常に敏感に気づく癖
▲たとえ歩道で歩行中でも右後方からの接近に異常に敏感に気づく癖

自転車は車両なので車道が原則。ただし歩道も自転車通行可が多い日本では、スポーツバイクに乗るまで車道を走ったことがない人も多いのではないでしょうか。

車道の左側を走っていると、一番気になるのが右後方からの車の接近ですよね。トラックやダンプカーなど大型車が通行する時はより注意が必要なので、右後方から気配/音がすると目視で確認して対処します。その習慣が身につくのは安全走行のために大事ですが、普段の生活でもつい出てしまいませんか・・・右後方をめちゃめちゃ確認する癖

のみならず、社内の廊下でもつい左側通行したり、車が通るはずもないショッピングモール内で左右の安全確認を行ったりするまでになっているかもしれません。「交通に『絶対安全』はない」という価値観の再構築が起こっているわけですね。(いや、廊下を走るダンプカーはいないとは思いますが・・・)

青森で自転車ガイドをする男性読者は「ガイドの宿命か、普通に複数人で歩いてる時でも横断歩道で誘導したり、歩道上での車線変更(?)の時に後ろを向いて、確認、誘導してしまう。自分の周りの環境に気を配れるようになったのはありがたいことです!」とコメントしてくれました。

価値観の崩壊、いいじゃないか!

その他にも「道交法を遵守するようになった」「ヒャッホウ、峠だ!と思うようになった」「ラチェット音で振り向く癖ができた」「痩せた」「彼女/彼氏が出来た」あるいは「距離感も金銭感覚も価値観も全部崩壊www」など、スポーツバイクに乗り始めたことで、皆さんいろいろな変化があったようです。

そして「もう戻らない・戻れない」と。まあ、よいではないですか・・・自転車に乗って幸せであれば!

FRAME編集部ではこれからも自転車乗りの皆さんの「これ、あるある」というネタを募集しています。FRAMEのTwitterでお気軽にコメントくださいませ。お待ちしております!

Illustrations by ながた(夏福)

FRAME編集部

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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