2018年モデルでは8年ぶりのフルモデルチェンジとなった、ジャイアントのミニベロ「新型IDIOM」。前モデルよりも100gの軽量化を実現し、走行性を高めるエアロデザインはまさにミニベロロードと呼ぶにふさわしい。2019年最新シリーズ紹介とともに、ブランド背景やミニベロ解説とあわせて紹介していこう。

ジャイアントというメーカー


GIANT PROPEL
ジャイアントは1972年に台湾で設立された自転車メーカーである。創業当初はOEM事業からスタートしたが、81年に自社ブランドを立ち上げた。

その後、海外拠点をオランダ、アメリカ、日本に設立。MTB、そしてロードのプロ・レースにも積極的に参入し、その名を世界に轟かせてきた。
日本では国内オリジナルのクロスバイク「エスケープR3」が人気モデルとして浸透している。また、独自のセールスショップ「ジャイアントストア」を国内35ヵ所に展開。その勢力を広げている。

ジャイアントストア 平塚 神奈川 GIANT STORE

▲2018/9/20(木)オープンした「ジャイアントストア平塚」。全国で35店舗目、神奈川県では3店舗目の出店となる



GIANTは比較的安価なロードバイク、MTB、クロスバイクをラインナップしており、初心者に優しいバイク作りが得意だ。それでいてその性能は高いものがあり、コストパフォーマンスに優れているのが特徴。Tig溶接のアルミフレームやカーボンフレームの製造に関しては、世界屈指の技術力を持っている。また、トップチューブが傾いたスローピングフレームの設計は同社が開発したもので、世界的に採用されている。

ジャイアントのミニベロを持つ意味がそこにはある


▲写真は2018年モデルの「idiom0」


ロードバイクを所有していながらも、ミニベロが欲しくなるという声はよく聞かれる。ミニベロには特有の魅力があり、普段使いに最適な気軽さがありながら走行性も申し分ない点が挙げられる。街乗りにも嬉しいおしゃれな外観は言うまでもないだろう。
さらに言えば、ミニベロはロードバイクほどサイズを選ばない。多くがワンサイズ展開のため、1家に1台あれば「家族みんなで乗り回す」という使い方もできるのだ。

そもそもミニベロとはどんな自転車なのか?その魅力に迫った記事もぜひ一読してほしい→「ミニベロを徹底解説|元自転車屋が選ぶおすすめ14選



ジャイアントのミニベロといえば、ロードバイク譲りの軽量アルミフレームとギアシステムで、小径の常識を打ち破る走行性が魅力だ。6万円台から選べる価格帯も嬉しいポイントである。

ジャイアントIDIOMシリーズ全3台


卓越したテクノロジーによって生産されたジャイアントのミニベロを紹介していこう。

IDIOM 0


GIANT idiom0 ミニベロ

▲COLOR : マットブラック


20インチ小径車の常識を超える走行性能で人気の「イディオム」シリーズが2018年にフルモデルチェンジ。上級アルミ素材「アラックスSL」にグレードアップされた新設計のエアロ形状フレームは、100gの軽量化を実現している。
普段使いでの利便性と遠出での機動力を両立する「小径ロードバイク」とも言えるドロップハンドル式の一台。コンポーネントはシマノ・ティアグラを搭載している。フォークとシートピラーにはカーボンを配し、ケーブルはフレームインナータイプだ。
ミニベロとは言え、そのポテンシャルはロード並みに高い。

価格:135,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:マットブラック
サイズ:420mm(M)




2018年モデル
IDIOM 0:color シルバー
IDIOM 0:color シルバー

価格:125,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ティアグラ
カラー:シルバー
サイズ:420mm(M)

IDIOM 1


GIANT idiom1 ミニベロ

▲COLOR : オレンジ


上記「IDIOM 0」に次ぐセカンドグレード車。フレーム素材は「アラックスSL」を踏襲しているが、ハンドルバーはストレートで、フォークとシートピラーはアルミニウム製である。ポイントは折りたたみステム機構。工具なしでハンドルをたたむことができるようになっており、輪行時に容易に働く。
タイヤは細くもなく太くもない28Cを採用。スピードが出しやすく、安定感もある。また、サドルは車体の軽さを活かす軽量スポーツ用を採用。コンポーネントはシマノ・ソラを搭載し、ライド・パフォーマンスが向上している。

価格:78,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ソラ
カラー:オレンジ,ホワイト
サイズ:420mm(M)




2018年モデル
IDIOM 1:color マットブルー
IDIOM 1:color マットブルー

価格:75,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・ソラ
カラー:マットブルー、パールホワイト
サイズ:420mm(M)

IDIOM 2


GIANT idiom2 ミニベロ

▲COLOR : ブラック


シリーズのローエンドモデル。基本性能は「IDIOM 1」と同様だが、コンポーネントにMTB用のシマノ・アセラを搭載して高いコストパフォーマンスを果たしている。ギヤはフロントシングル、リア8速。洋服の汚れを防ぐチェーンリングガード付きだ。
また今年度のブラックのカラーリングも秀逸。精悍で速そうなイメージだ。シリーズを通してオプションで買える前後フェンダーは、クイックレリーズに組み込むタイプ。泥除けとは思えないスタイリッシュなデザインである。

価格:65,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アセラ
カラー:ブラック,イエロー
サイズ:420mm(M)




2018年モデル
IDIOM 2:color レッド
IDIOM 2:color レッド

価格:63,000円(税抜)
コンポーネント:シマノ・アセラ
カラー:マットブラック、レッド
サイズ:420mm(M)

30km/hの走りも夢ではない小径ロード


どれも魅力あるミニベロ揃いだが、やはり気になるのは「IDIOM 0」だ。小径車とあなどるなかれ。廉価なロードバイクに肉薄した走りを見せてくれよう。それなりの脚力が必要だが、巡航時速30kmも夢ではない。価格も相応に高くなるが、セカンドバイクとして所持すればさまざまなシーンで活躍するだろう。
季節は春真っ盛り。新しい生活が始まり、心機一転自分を変えようと思っている人も多いだろう。そんな人にジャイアントのミニベロはおすすめだ。

All photos (C) Giant Co.,Ltd.

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