地元和歌山のサイクリストのみならず関西でも人気の「千葉山(せんばやま)」。和歌山県に走りに来るときは必ずコースに入れている大阪在住の方や、とある他府県のショップの方との話で「和歌山か、千葉山走ったことあるよ」と盛り上がったりします。

STRAVAでも人気のTT区間であり、去年20分切りが2名、なんと1位の方は18分台と千葉山TTも盛り上がっています。そこまで激坂ではなく、距離も長くないこの山が、なぜここまで人気があるのか。その秘密は、登った先の景色にありました。

千葉山へのアクセス


千葉山は和歌山県有田川町北西部にある、標高515mの山です。



輪行の場合、最寄駅はJRきのくに線「藤並」駅になり、千葉山への入り口までは約4kmになります。駅にはコインロッカーがあるので、余分な手荷物は預けることができます。ちなみに、ゴール付近に自販機やトイレはないので準備はここでしておくこと。

また、車の場合は阪和自動車道「有田IC(下り)」もしくは、「有田南IC(上り)」からのアクセスになります。駐車場は藤並駅の西口に約20台、東口に約30台などがあります。

藤並駅から千葉山入り口まで


藤並駅



スタートは藤並駅。駅の西側にある高速道路沿いを北に向かいます。


大きな川にかかる橋を越えれば今回のコースはすぐそこ、目の前に見える山が千葉山。

橋を渡ってT字路を左折。

橋を渡ってT字路を左折。



この看板を右に曲がると千葉山の登り口です。

この看板を右に曲がると千葉山の登り口です。



千葉山コース詳細


標高差:432m
距離:5.6km
平均斜度:7.7%
最大斜度:12.0%


左手に見える看板辺りからSTRAVAの計測がスタートする
左手に見える看板辺りからSTRAVAの計測がスタートするようです。
みかんの段々畑を這うように登って行くコースなので、11~1月なら辺り一面視界にオレンジ色が広がります。

序盤はゆるめの5%くらい(まだ元気)、徐々に斜度が上がっていきます。
序盤はゆるめの5%くらい(まだ元気)、徐々に斜度が上がっていきます。

この辺りから斜度が上がり、ヘアピンも多くなる。
この辺りから斜度が上がり、ヘアピンも多くなります。見上げるたびに自分がクリアしなければならない道が見えるので、精神的にやられます。

ヘアピンが続いていく。
こういう感じでヘアピンが続いていく。九十九折り(つづらおり)とはよく言ったもので、「99回これ(ヘアピン)が続くのか・・・」と思ってしまうほど。

これでもかとヘアピンが続く。
まださらに、これでもかとヘアピンが続きます。
秋の観光シーズンには大型バスも通るので、特にイン側を走るときは注意。

イン側を走るときは注意。

展望台の少し前にある、体感的に一番きつかったポイント。

体感的に一番きつかったポイントは、展望台の少し手前にあります。ここを過ぎると展望台はすぐそこなので、残る力を振り絞る。展望台で写真撮影という名の休憩。

このワインディングロードが「和歌山のラルプ・デュエズ」と呼ばれる理由
しばらくすると、眼下には自分が登ってきた道が見える!よくSNSでアップされているのが3km付近で撮った写真。このワインディングロードが「和歌山のラルプ・デュエズ」と呼ばれる理由なんです。

3.5km地点付近にある展望台。ここで休むもよし、進むもよし。猛者たちはそのままスルーしますが、僕は写真を撮るので止まります。ちなみにベンチもあるのですが、このベンチに座るとヤバイです。立ち上がる気力を奪います。

展望台の直後も容赦なく10%弱の坂が続きます。
展望台の直後も容赦なく10%弱の坂が続きます。毎回、「展望台で止まらんかったらよかった」と悔いますが後の祭り。看板には「千葉山4km」の表記がありますが、ヒルクライムとしての千葉山は「残り約2km」。

残り1kmくらいで、やっと平坦な部分が出てくる。
残り1kmくらいで、やっと平坦な部分が出てきます。少し呼吸を整えゴールを目指します。

少し呼吸を整えゴールを目指す。

このT字路がゴール地点。
このT字路がゴール地点。
早い人で20分ほどで登り切りますが、途中の景色を楽しみながら走るのもいいし、自分に合った登り方で楽しんでみてください。
右手に見えるのはぶどう農園で秋にはぶどう狩りが楽しめます。余力があればですが・・・。

ゴール地点からまっすぐ、少し登ったところにある風車と記念撮影。ここも人気の撮影スポットで、いつもは小さく見えている風車の迫力に圧倒されます。

登った人だけが撮影できる風車との記念写真。

登った人だけが撮影できる風車との記念写真。



千葉山周辺はグルメの宝庫


海の幸が豊富な和歌山。その中でも千葉山周辺の有田市は「タチウオ」の漁獲量が日本一! また醤油発祥の地として日本遺産に登録された湯浅町は「シラス」が特産であったりと、小さな街でも美味しいお店がたくさんあります。特にオススメする3店をご紹介します。

テラスカフェ・ライスフィールド


テラスカフェ・ライスフィールド
和歌山県有田市のテラスカフェ・ライスフィールドさん。
おしゃれな外観のカフェで和歌山有田の名産太刀魚をお腹いっぱいいただけます!

太刀魚フライ・カレー 800円
▲太刀魚フライ・カレー 800円

タチウオが皿からはみ出すダイナミックさがGOOD。ちなみにタチウオフライは単品(300円)でも注文できるようです。

紀州みのしま丼定食 1,200円
▲紀州みのしま丼定食 1,200円

太刀魚の浜焼き、釜揚げシラス、魚型の練り物も一緒に入っててボリューム満点!


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かどや食堂


藤並駅から南に4kmほど下った湯浅駅前にあるかどや食堂さん。
シラスといえばここっていうくらいの人気店。

かどや食堂

生しらす丼 1,100円
▲生しらす丼 1,100円

釜揚げとは違い、生しらす特有の苦みと、青葱・大葉・ショウガの薬味が絶妙です。もちろん醤油は醤油発祥の地「湯浅」の醤油。


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ベッカライ ビス・バルト


2017年にオープンしたベッカライ ビス・バルトさん。最近イートインスペースも完成し、ライド後のコーヒーも楽しめます。

ベッカライ ビス・バルト

ペッパーシンケンのカイザーサンド 350円
▲ペッパーシンケンのカイザーサンド 350円

この他にも色々なパン、サンドイッチがあるので、ついつい買い過ぎてしまいます。

棚にズラリと並べられたパンは夕方には売り切れるそう
▲棚にズラリと並べられたパンは夕方には売り切れるそう


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ライド後の汗は温泉でさっぱり


有田川沿いにある「有田川温泉 鮎茶屋」は日帰り入浴OK。ライド後の汗と疲れを温泉でリフレッシュできます。

有田川温泉 鮎茶屋

入浴は大人750円。少し高めですがミネラル豊富な天然温泉で疲れた体を癒してみては。

入浴は大人750円。

また、売店や宿泊施設も隣接しており、食事もいただけます。

売店
▲売店

タチウオ丼は980円。
▲タチウオ丼は980円。その他懐石料理から丼ものまで、海の幸中心にメニューが豊富

LINK:有田川温泉 鮎茶屋