通販などで見つけた「激安サイクル用品(1000円以下)は使えるのか!?」少し怪しいけど気になる激安サイクル用品を実際に購入して検証する連載企画。

購入してみたいけど使えるのか心配、初心者が購入しても大丈夫なのかというお悩みを自転車ブロガー今田イマオが体を張って解決していきます。

今回は「激安ロードバイクヘルメット」は実際に使えるのか、使えないのか安全なのか検証します。

価格644円で送料無料と破格な値段のヘルメットですが、のっけから恐怖しかありません。特にスポーツバイクの場合、速度が出る乗り物です。

ヘルメットの安全性が保証されなければ、転んだ際に怪我や事故に繋がるだけでなく命の危機に直面するからです。

そこで、激安ヘルメットがどんな代物なのか検証してみましょう!

Amazonで激安ヘルメットを購入


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▲激安なので梱包が雑だと思ってました…

実は激安ヘルメットが家に届くまで不安しかありませんでした。

それは、激安ヘルメットを購入した人のレビューには、家に届いた時には割れていて使い物にならなかったと書いてあったので、ものすごく不安でした。

実際に激安ヘルメットが届いた際には、緩衝材にしっかり包まれていたので一安心!!

さっそく、開封していきましょう。

激安ヘルメット開封してみた


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▲ヘルメット本体とバイザー付き

開封するとヘルメット本体とバイザーが付いてました。パッとみた感じ怪しいところはありません。ヘルメット本体にバイザーを装着させてみましょう!
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▲ヘルメット本体に直接バイザーを刺します。これって危険じゃないの?


えっ…
さっそく疑問と同時に問題が発生しました。

それは、ヘルメット本体に直接バイザーを突き刺します。

これは、大変危険!!

▲頭を守る緩衝材に直接バイザーを刺すのは危険!!

頭部を守る緩衝材部分に直接バイザーを刺してしまうと、そこから亀裂が生じたり破損する可能性があります。

他にも色々と怪しいところがありそうなので、もう少し細かくみていきましょ。

激安ヘルメットはおすすめできない危険な理由


▲激安ヘルメットの側頭部の赤い丸で囲んである部分をご覧ください


激安ヘルメットをよ〜く見てみると危険な箇所を発見!!ヘルメットの側頭部には潰れた形跡があります。

一度、強い衝撃を受けている可能性があると、次に同じような強い衝撃を受けてしまうと頭部を十分に守ることができず大惨事になります。

家に届いた際は緩衝材に包まれていて安全かと思いきや、輸送中での損傷、検品漏れ、製造過程での問題、不良品の横流しなど考えられるので、安いからと値段だけで判断するのは大変、危険だと思いました。

▲激安ヘルメットの品質に疑問


激安ヘルメットの穴の部分を見ると加工面に生ずる不要な突起のバリが残っていました。ヘルメットの穴の役割は、軽量化の目的と風通しを良くすることで頭部の熱を下げる役割があります。

穴の各所にバリが残っていれば、ヘルメット内に十分な風が行き渡らずヘルメット内の熱を十分に下げることができません。
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▲ヘルメットを覆っている外側部分とヘルメット本体の緩衝材部分のズレ

検証してみて激安ヘルメットの作り全体が簡易的で粗末です。

激安ヘルメット内側を検証


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▲ヘルメットの内側を見てみましょう

ヘルメットの外側は衝撃を受けた際に、頭を守れるよう硬いシールドで覆われています。

ヘルメットの内側は、地面から伝わってくる振動を和らげ、頭を包み込み長時間のライドでも不快にならず負担にならないように作られています。

あれ?

Amazonの購入画面では、内側のパット(スポンジ)がパワーアップしているはずなのに、届いた激安ヘルメットは古いバージョンのままでした。
これだと購入者からしたら騙されたと思ってもおかしくありません。

▲激安ヘルメットの内側のパット(スポンジ)はものすごく薄い

パット(スポンジ)も薄く頭部の衝撃は緩衝されません。

激安ヘルメットを被ってみて分かったこと


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▲激安ヘルメットを被ってみると頭全体を包んでくれる感じはない

激安ヘルメットは見た目以上に浅い作りになっていて驚きました。やはり内側のパット(スポンジ)も薄いので、振動があると頭部てっぺんが痛いです。

▲後頭部にあるダイヤルで頭の締め具合の調整可能…しかし!!


後頭部にあるダイヤルでヘルメットの締まり具合を調整しますが、締めても頭がしっかり固定されません。

▲しっかり頭部が固定されないので、強い衝撃を受けるとヘルメットが外れ大変、危険!!



644円の激安ヘルメットと2万円のヘルメットの緩衝材の違い


▲644円の激安ヘルメットの緩衝材をみると所々に隙間が見受けられる



2万円のヘルメットLAZER (レーザー) Z1


▲激安ヘルメットと比べると2万円のLAZER (レーザー) Z1の緩衝材は隙間なく敷き詰められている

緩衝材が壊れることで頭部へのダメージを分散させる役割と効果があり、ヘルメットの緩衝材の隙間が多かったりすると頭部を守るのにヘルメットその物の機能が十分に発揮しません。強度の弱い場所に頭をぶつけてしまうと大事故に繋がる可能性もあります。

激安ヘルメットの場合、どこまで衝撃に耐えられるのか頭を守ることができるのか明確ではありません。

激安ヘルメットは使える使えない?買うべき?


結果、大怪我に繋がらない為にも安全基準を満たしているヘルメットを購入しましょう。国内安全規格としてSGマークやJCF公認を受けているヘルメットをおすすめします。しっかり頭部を守ることができるヘルメットです。

そして、ヘルメットの値段は決して安くありませんが、命に関わることなのでヘルメット選びは重要です。また、国内安全規格としてSGマークやJCF公認がないとイベントやレースで使用できないので購入する際は注意が必要です。

※SGマークとは、《SGはsafety goodsの略》一般財団法人製品安全協会が定める、製品の安全性に関する基準に合格した生活用品につけられるマーク。

※JCFとは、JCFシンボルマーク物語 … 公益財団法人 日本自転車競技連盟(通称JCF)は、日本における自転車競技界を統括し代表する団体。

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