小さめバックパックおすすめ10選~ロードバイクにはやっぱり軽さが正義~

サイクリングでのちょっとした荷物の持ち運びに便利なのがバックパック(リュック)。容量の大きいバックパックはなんでも入る安心感がある反面、その分バッグ自体の重さもあるし、背中全体が汗で蒸れるのが気になる…。
そんなとき重宝するのが「小さいサイズのバックパック」!小さめリュックが活躍するシーン、容量や荷物の例、おすすめバックパックまで、まるっとご紹介します!

小さめバックパックが重宝されるシーン

ロードバイク 自転車 荷物 バックパック リュック

自転車の荷物はなるべく少なくが原則!でもサイクルジャージの背中ポケットに入りきらない「ちょっとした荷物」ってありますよね。

  • ツーリングの着替えを入れたい
  • ヒルクライムの試走に防寒着を入れたい
  • サイクリングの途中で見つけたお土産を入れたい……など

ポケットには入れられない、少しかさばるこれらの荷物。バックパックなら気軽に背負って自転車に乗ることができます。

ただし注意したいのが峠を登るときやロングライド。走りに集中したいライドでは、とにかく身体の負担を最小限に抑えたいもの。背負ってても身体の負担が少ない「軽く」て「小さい」バックパックが理想的です。

例えば防寒着を持ってのヒルクライム

小さめバックパック リュック ロードバイク 自転車 ヒルクライム

標高2,000m以上の峠を越える場合を想定してみます。天候が不安定なので、途中で雨の場合も考えてレインウェアも用意すると、防寒着はかなりかさばります。

峠を登ることを考えると、容量が大きく重いバックパックを背負って登るのは大変!
大きいサドルバッグにするのも負担になります。

ここは「必要最低限に荷物を選別+小さめバックパック」が正解!ということで実際に詰めてみましょう。

必要最低限の荷物を詰めてみた!

私が持っている中で容量の小さいバックパックは、ドイターの「ロードワン」、CCPの「ビヨンド」、シマノの「UNZEN 10」でした。

左からビヨンド、ロードワン、UNZEN 10

重さや背負った時の負担を考えて、このときはビヨンドを選択。ビヨンドはバックパックというよりもボディバックのような、かなり小さめのバックなのですが、これだけの荷物を入れることができます。

峠越え用に背負って持っていきたい防寒着一式(アームカバー、レッグカバー、ネックカバー、レインウェア、ベスト、冬用グローブ)とビヨンド

ビヨンドに防寒着一式を収納した状態

小さいバックパックを活用するには、とにかく荷物を最低限に抑えることが大事です。加えてパッキングのコツをつかんでおくと良いですね。

パッキングのコツ「重いものは背中側」

荷物が多くなってしまう、行きで入った荷物が帰りは入らない、など荷物のパッキングが苦手という方も意外と多いです。
コツは、4か条。パッキングする際に思い出してみてください。

  1. よく使うものは上、使わないものは下へ
  2. 重心は左右均等に
  3. 重いものは背中側に、どちらかというと下方へ
  4. 柔らかいものは外側に

他にも圧縮袋を使ったり、Zipロックなどを使用してなるべく不要なものを減らし、省スペースになるように工夫してみましょう。

軽量&通気性はマスト、他にも自転車用にはこんな機能が欲しい

小さいバックパックといっても、ただサイズにこだわれば良いわけじゃないですよね。背負っていて快適なものを選びたいもの。
以下の条件をすべて満たす必要はありませんが、軽量性+通気性+αのおすすめ機能を挙げておきます。

  • とにかく軽量性
  • 背中の通気性は確保したい
  • 見た目より収納力がある
  • バンジーコードなどで荷物が外付けできると便利!
  • ヘルメットホルダーがあると便利
  • レインカバーが付属している

▲レインカバーがあると不意の雨でも安心

mont-bell(モンベル) クロスランナーパック 7 1133168 ガンメタル(GM)
▲ランナー用バックパックは小型で軽量なので、自転車用にも使える

※公式オンラインサイトはこちらから↓
mont-bell クロスランナーパック 7

おすすめ小型バックパック10選

それでは10L前後までのおすすめ小型バックパック(リュック)を厳選してご紹介します。

ビヨンド(CCP)

ライクラサコッシュのメーカーであるCCPが発売している軽量ボディバッグです。伸縮性のあるメッシュ素材を使用しているので非常に軽量で、防寒着や補給食などを入れて、バックパックというよりもベストを着る感覚で身に着けることができます。

両脇の下にはポケットがあり、右側は直接袋の中に手を入れて物の出し入れができ、左側はモバイルポケットになっています。

▲付属のチェストストラップでフィット性がアップ
カラー:PINK / BLUE
サイズ:FREE
LINK:CCP

ウイングバックパック8L スクエアブラック(カペルミュール)


[カペルミュール] サイクリング ウイングバックパック8L スクエアブラック
耐水圧2,000mmの撥水素材を採用しているため軽い雨を防ぐことができ、背中の通気性を確保するために背面パックが付いています。バッグの開口部はぐるりとファスナーになっており、大きく開けることができます。

カラー:ブラック
容量:8L
サイズ:W18×H34×D8cm

ナローサイクルバックパックプラス(DOPPELGANGER)


DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ナローサイクルバックパックプラス ヘルメットフック搭載 DBM315-BK

背中とバックパックの間に空間を作って背中の蒸れを軽減し、3D構造の形状を採用することで背負った時の快適性を高めています。バッグの左右にはヘルメットを固定できるフックや、バックパックを背負ったままでも小物を出し入れできるサイドポケットが付いています。また、バッグ各部にリフレクター、バッグ下部には自転車用リアライトを取り付けられるライトホルダーを搭載し、夜間の視認性を高めています。

▲背中とバックパックの間に空間を作る「エアスルーメッシュバック」(左)、容量6Lの収納例(右)
画像出典:Amazon

カラー:ブラック × オレンジ
容量:最大容量6L
重量:0.7kg
サイズ:H460 × W300 × D80 mm

サイクリングバッグ(パラディニア)


パラディニア(Paladineer)サイクリングバッグ 8L
通気性が高いメッシュ素材を採用し、ショルダーストラップ、ウェスト調節バックルを調節することにより、身体にフィットさせることができます。また、ショルダー部分や底部にはポケットがあり、ヘルメットハングバックルも付いています。

カラー:グレーン/ブルー/ブラック/レッド/オレンジ
容量:8L
重量:約420 g
サイズ:約21cm10cm40cm

トレールライドパック8(モンベル)

トレールライドパック8(モンベル)
マウンテンバイク用の軽量バックパックです。モンベルのバックパックはシンプルですが、見た目よりも物を入れられるので重宝します。ショルダーハーネスは激しい運動でも身体にフィットし、前面のショルダーポケットやウェストポケットにも小物が入れられるようになっています。ヘルメットホルダー、レインカバーが付属。

モンベル トレールライドパック
カラー:ブルーアシード(BLAC)、ハンターグリーン(HTGN)
容量:8L
重量:635g
サイズ:高さ45×幅24×奥行き13cm
LINK:mont-bell

ROKKO 8L(シマノ)


シマノ(SHIMANO) R-8 ブラック

シマノの超軽量バックパック8Lです。熱を逃がす「エアメッシュバックパネル」を採用することで身体にフィットしながら、 長時間の走行でも快適性を実現しています。ヘルメットホルダーやアイウェアホルダー、ジッパー付きのウェストベルトポケットが付いています。

カラー:ブラック, エステートブルー, オリーブグリーン, ルイボスオレンジ
容量:8L
重量:455 g
サイズ:40 / 17 / 8 (高さ×幅×奥行) cm

ULTRA RIDE 6(ドイター)


DEUTER (ドイター) ウルトラライド6 ファイヤー×グレー

自転車用のバックパックでは定番メーカー「ドイター」の軽さを重視したモデルです。フィット性と背面通気性が高いエアストライプシステムを採用し、ハーネスは通気性のよいメッシュになっています。

カラー:fire-grey (red-grey)
容量:6L
重量:380 g
サイズ:40 / 17 / 8 (高さ×幅×奥行) cm

バイクウェイパック No.1052(リンプロジェクト)


リンプロジェクト 【1052】 バイクウェイパック ワインレッド

パッドを背中に配置することにより、通気性を確保して背中の不快な蒸れを防ぎ、長いツーリングにも対応できるよう設計されています。
バッグの両サイドにはサイドポケット、外側には文庫本が収まるサイズのファスナーポケットが付いています。

▲容量10L収納例
カラー:KHAKI カーキ, WINE RED ワインレッド, BLACK ブラック, NAVY ネイビー, CAMOUFLAGE カモフラージュ
容量:10L
重量:430 g
サイズ:20cm×14cm×40cm
LINK:リンプロジェクト 直営ウェブショップ

バックパック(BIKOT)

BIKOT(ビコット)Backpack バックパック ハイドレーションワイドパック 2.0L (YOROKEZIMA)

京都発のサイクルカジュアルブランド「ビコット」は、和柄デザインのおしゃれなバックパックをリリースしています。カラーは全4色ですべて和柄がベース。軽量で背面には通気性を確保するパッドが付いています。バッグ下部には防水のレインカバーが付属し、ヘルメットホルダー(別売)が引っかけられるループも付いています。

カラー:UROKO、YOROKEZIMA、SEIGAIHA、UME
容量:10L
重量:560 g
サイズ:42×21×16cm

ミニフィ バックパック(ギザプロダクツ)


GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) ミニフィ

軽量テントなどのアウトドア用品にも使用される、40デニールリップスリップナイロンにシリコンを浸透させて撥水加工した素材を使用しているため、軽量で汚れにくく、撥水性に優れています。
容量は12Lですが折りたためば手のひらサイズになるため、携帯性に優れ、急にバッグが必要になったときでも使うことができます。

カラー:ブラック、グレー、レッド、カーキ、キャメル
容量:12L
重量:61 g
サイズ:L195 x W340 x H380mm

おわりに

行き帰りの駅が異なるロングツーリングをしたいときには、輪行袋の他に着替え一式を持たなければなりません。私には脚力もなく体力もないので、大きいサドルバックにしたり、普通サイズのバックパックを背負ってずっと走るのは非常に身体の負担になります。持ち物を最小限にし、いかに楽に走るかを考えて小型のバックパックを選んでみました。

サイクリングシーズンだけではなく、暑い季節でも背中を覆う面積が小さいバックパックは重宝しますよ!皆さんの目に留まるものがあればうれしいです。

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY猫ちぐら

翻訳会社のDTPオペレータからフリーランスへ。ダイエットのためにママチャリでサイクリングロードを走って自転車にはまる。登りは好きだが下りは嫌いなのが困った所。現在はヒルクライムや山岳系ロングライドでロードバイクを楽しんでいます。

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