2019年ロードバイク最新モデル|値段別おすすめ20選

2019 ロードバイク おすすめ コスパ 安い

ロードバイクを買うときには多くの条件をかけあわせて購入にいたる。ブランド、コンポーネント、サイズ、カラーなど……。
とはいえベースは予算。今回は初心者向けのエントリーグレードに焦点を絞って、2019年最新のおすすめモデルを価格ごとに紹介しよう。初めてロードバイクを選ぶ人は必見だ。

ロードバイクを買うときに知っておきたい基本情報

ロードバイクを買うときに知っておきたい基本のキ
ロードバイクは決して安い買い物ではないから、間違いのない1台を選びたい。知っておきたい情報をひとつにまとめたこちらの記事にも是非目を通しておいてほしい。
ロードバイクの特徴や素材の選び方、コンポ(コンポーネント)のグレードほか、知っておくべき情報が網羅されている。

絶対わかるロードバイクの選び方ーおすすめロードバイク27台と選び方全知識

とはいえ、調べれば調べるほど選択肢は広がっていくもの。ブランド、コンポーネントを始めとしたパーツ類、カラー、サイズ……さまざまな選別ポイントがあり、ひとつに絞るのは難しい。
気になるメーカーが決まり、公式HPでモデルを探してみるも、さらに数多くの車種が存在する。最低限の条件が決まってショップをめぐり始めた場合も同様だろう。
最終的にはやはり価格が大きな決め手となるはずだ。

そこで今回は初心者が優しく乗れるのを第一条件に、価格、性能、人気を加味したエントリーグレードの2019年おすすめロードバイクを厳選した。10万円未満、10~15万円、16~20万円、21~25万円未満の4つの価格レンジで紹介する。

ぜひ、購入の参考にしてもらいたい。

【10万円未満】ロードバイクを手軽に挑戦したい人へ

【10万円未満】ロードバイクを手軽に挑戦したい人へ
10万円未満のロードバイクは、軽快車やクロスバイクより速く快適に走れる自転車として捉えるのが正解。レースやロングライドのような乗り方よりは、通勤・通学などの街乗りや、休日のちょっとしたツーリングなど、基本的に近距離メインのライドにおすすめの価格帯だ。

FELT FR60

FELT FR60
フレームにレーシングジオメトリーを採用したアルミエントリーモデル。コンピューター解析とプロトタイプのテストを繰り返し、垂直方向の柔軟性を獲得するための設計をしている。ハイドロフォーミングを積極的に利用することでその設計を実現し、結果としてカーボンモデルに近い形状に仕上げている。コンポーネントはシマノ・クラリスを搭載し、タイヤクリアランスは28Cまで対応。

参考価格:89,800円

カラー:レッド、マットチャコール
サイズ:47cm, 51cm, 54cm, 56cm

LINK:FR60|FELT

MERIDA RIDE 80

MERIDA RIDE 80
特有の扁平ステーにより振動吸収性を意識したメリダのアルミテクノロジーが詰まったフレームを採用。ロングライドのための基本性能を充実させたアルミエントリーバイクだ。フルカーボンフォークにコンポーネントは2×8速のシマノ・クラリスを搭載し、ワイドレシオのギヤ比と軽量なパーツアッセンブルでヒルクライムにも挑戦可能。

参考価格:89,900円(税抜)

カラー:グリーン(ブラック)、メタリックブルー(ブラック)、マットブラック(レッド)
サイズ:44cm(XXS)、47cm(XS)、50cm(S)、52cm(SM)、54cm(ML)

LINK:RIDE 80|MERIDA

FUJI BALLAD R

FUJI BALLAD R
アーバンクロモリバイクの決定版。クラシカルでノスタルジックな佇まいは、ヴィンテージと見紛うほどの存在感を放っている。ロードレーサージオメトリーに、コンポーネントはシマノ・クラリスを搭載。バテッドクロモリフレームと相まって、シルキーでスムースなスポーツライドをこなす。全6サイズで女性にもフィットするサイズあり。

参考価格:92,000円(税抜)

カラー:ブリティッシュグリーン、ダークシルバー
サイズ:43cm, 49cm, 52cm, 54cm, 56cm, 58cm

LINK:BALLAD R|FUJI

GARNEAU AXIS C3

GARNEAU AXIS C3
ヘッドチューブを長めにしたジオメトリーを採用し、日常的な街乗りからロングライドまで使用可能なモデル。コンポーネントはシマノ・ソラ、タイヤは25Cを装備している。ダボ穴があるので、キャリアラックやパニアバッグの取り付けも容易。通勤・通学での利用やツーリングでの荷物車載に苦労しない。

参考価格:99,000円(税抜)

カラー:シャドウグレー、メタリックデニム
サイズ:47cm,50cm,53cm

LINK:AXIS C3|GARNEAU

CUBE ATTAIN

CUBE ATTAIN
いざロードバイクの世界へと足を踏み入れるとき、誰しもが始めは快適であり、シンプルなハンドリング、そして軽快なパフォーマンスを求める。本機そうした要求をすべて満たすエントリーモデル。確かな技術とコンポーネントにシマノ・クラリス、そして独自のエルゴノミクスデザインを併せ持ち、かつてない新しいスタンダードとして誕生。

参考価格:99,900円(税抜)

カラー:black‘n‘red
サイズ:47cm, 50cm, 53cm, 56cm, 58cm

LINK:ATTAIN|CUBE

SPECIALIZED ALLEZ SPORT

SPECIALIZED ALLEZ SPORT
人気のスペシャライズドのバイクがこの値段から。しかも今春よりプライズダウンした新価格で、税抜10万アンダーになったのだから紹介しないわけにはいかない。
一般的に入門用ロードバイクは低価格を実現するために各部の手を抜きがちだが、本機は入門用ロードバイクの概念を打ち破り、軽量性、洗練されたルックス、信頼性、高いパフォーマンスに焦点を合わせ、他とは一線を画すバイクに仕上げている。コンポーネントはシマノ・ソラ。

参考価格:99,000円(税抜)

カラー:Gloss Cosmic White/Satin Black Satin Navy/Gloss Nordic Red
サイズ:49cm、52cm、52cm、56cm、58cm、61cm

LINK:ALLEZ SPORT|Specialized

【10~15万円】多くの選択肢が広がるラインナップ

【10~15万円】多くの選択肢が広がるラインナップ
10万円未満のロードバイクと比べ、フレーム素材やコンポーネントの品質が向上。レースやロングライドも視野に入れることができ、多くの選択肢が拡がる価格帯だ。アルミニウム製が多数を占めるが、中には上位機種に匹敵する性能を持ったフレームもある。

GIOS FURBO

GIOS FURBO
しなやかな乗り心地を気軽に味わえるクロモリ製。上級機種と同じホリゾンタル・フレーム設計により、高い走行性能を持つ。コンポーネントにシマノ・ソラを採用し、休日のエンデューロレースから毎日の通勤・通学まで幅広く対応。なにより目を惹くジオス・ブルーに彩られたモデルは、あなたの所有感を満たしてくれるであろう。

参考価格:110,000円(税抜)

カラー:ジオスブルー
サイズ:48cm、50cm、52cm、54cm

LINK:GIOS

JAMIS VENTURA RACE

JAMIS VENTURA RACE
週末のグループライドで先頭をきって走れる速さと軽さが自慢のアルミ製。上位モデルの「ゼニス」と「アイコン」の性能を存分に取り入れながら、身体にダメージが残りにくいコンフォートな設計となっている。キャリアやフェンダーを取り付け可能で、ロングライドなどのシチュエーションで活躍するだろう。コンポーネントはシマノ・ティアグラ。

参考価格:125,000円(税抜)

カラー:Ano Galaxy Grey
サイズ:48cm, 51cm, 54cm, 56cm

LINK:VENTURA RACE|JAMIS

BRIDGESTONE ANCHOR RS6 EX

BRIDGESTONE ANCHOR RS6 EX
リアルレーサーの最新性能を手の届きやすい価格で提供。解析技術「PROFORMAT」のデータを基に、アルミ素材でのレーシングモデルとして開発されている。軽量化のため無駄を最大限に削ぎ落し、コストパフォーマンスの高いパーツ群で組み上げた、最新の走りを手軽に味わえる一台だ。初めてのレースの相棒として、存分に活躍するだろう。

参考価格:130,000円(税抜)

カラー:エッジスタイル レッド、エッジスタイル ライム
サイズ:43cm、46cm、49cm、52cm、55cm

LINK:RS6 EX|BRIDGESTONE ANCHOR

GIANT TCR SL 1

GIANT TCR SL 1
人気の「TCR」シリーズに軽量高剛性のALUXX SLアルミを採用した「TCR SL」が登場。上位グレードの遺伝子を受け継ぎ、レーシングジオメトリーや快適性、空力性に優れるバリアントカーボンシートポストを採用している。チューブレスレディタイヤと対応ホイールが快適性をもたらし、レース志向のエントリーライダーにベストマッチする。

参考価格:150,000円(税抜)

カラー:ブルー,チャコール
サイズ:42.5(XS)cm,44.5(S)cm,47(M)cm,50(ML)cm

LINK:TCR SL 1|GIANT

【15~20万円】カーボンフレームや憧れのメーカーも射程圏内

【15~20万円】カーボンフレームや憧れのメーカーも射程圏内

ツール・ド・フランスなどプロレースに参戦している憧れのブランドも出てくる価格帯。コンポーネントはシマノ・105が主流で、ロードバイクの威力を発揮するラインナップである。

KhodaaBloom FARNA 700 DISC – 105

KhodaaBloom FARNA 700 DISC - 105
ロードバイクユーザーが感じる「時速30km巡航の壁」に着目。低重心・ロングホイールベース・高効率をコンセプトに、既存のレース向けロードバイクに比べひときわ高い直進安定性を実現し、30km/h弱の速度でもふらつきを少なくしている。アルミフレーム技術には独自の「EAST L」を導入。コンポーネントはシマノ・105。ディスクブレーキに制動力とメンテナンス性に優れたデュアルピストンタイプのTRP スピアーを搭載し、通勤通学や日常用途に最適化されている。

参考価格:155,000円(税抜)

カラー:マットシルバー
サイズ:43cm、46,5cm、50cm

LINK:FARNA 700 DISC – 105|KhodaaBloom

CINELLI EXPERIENCE 105

CINELLI EXPERIENCE 105
新型シマノ・105をコンポーネントに搭載した2019年モデル。コロンバスのチューブを使用したシンプルなアルミバイクで、おとなし目のデザインの中に獣のようなアグレッシブな性能を包み隠している。エンデュランス、クリテリウム、ヒルクライムなど、バイクにまたがるシーンを選ばず、エントリーモデルとしても適切だろう。カラーはレッドライトとエブリシングターンズグレイの2色展開。

参考価格:168,000円(税抜)

カラー:レッドライト、エブリシング ターンズ グレイ
サイズ:44cm(XXS)、47cm(XS)、50cm、(S)、53cm(M)、56cm(L)

LINK:EXPERIENCE 105|Cinelli

TREK EMONDA ALR 5

TREK EMONDA ALR 5
参考価格:219,000円(税抜)

速くて軽く、反応性に優れ、バランスが取れた新モデル。まさに高品質アルミバイクの本来の形である。同時に、高価なカーボンバイクのようなすっきりした外観を持つスマートな一台だ。信頼性の高いシマノ・105をコンポーネントに積み、性能を大きく向上させる高級パーツ類を採用。レースから週末のツーリングまで、さまざまなシーンで活躍してくれるだろう。

カラー:マットグラベル×グロスクイックシルバー、パープルフリップ
サイズ:47cm、50cm、52cm、54cm、56cm、58cm、60cm

LINK:Émonda ALR 5|TREK

BIANCHI IMPULSO 105

BIANCHI IMPULSO 105
軽量アルミフレームにシマノ・105を組み込んだモデル。ゆったりしたポジションの快適性を重視した、軽快で速いスタイリッシュなバイクだ。振動吸収性、路面追従性も優れたものがあり、ヘッドチューブの美しいモノコックデザインはさすがビアンキ。人気のチェレステカラーとマットブラックの2色展開である。

参考価格:173,000円(税抜)

カラー:CK16・Matt Black/CK16
サイズ:44cm、46cm、50cm、53cm、55cm、57cm

LINK:Impulso|BIANCHI

BMC TEAMMACHINE ALR

BMC TEAMMACHINE ALR
上位機種「SLR01」由来のレーシングスピリットとパフォーマンスフィーチャーを受け継ぐ、最新のアルミフレーム技術によるモデル。サイズごとに設計したトリプルバテッドチュービングとスムーズウェルドにより、軽さと剛性を両立する。またインターナルケーブルとシートポストクランプですっきりとした印象に仕上がっている。
週末のクリテリウム、山岳のロングライド、仲間とのスプリント……オールラウンドな乗り方に対応する一台だ。

参考価格:180,000円(税抜)

カラー:オフホワイト
サイズ:47cm、51cm、54cm、57cm

LINK:BMC

【20~25万円】本格的にロードバイクに打ち込めるミドルグレード

【20~25万円】本格的にロードバイクに打ち込めるミドルグレード

この価格帯になると主役はカーボン・フレーム。本格的ロードバイクに打ち込めるミドルグレードの域に入る。その他、ハイエンドなアルミニウム・モデルも登場。高性能なロードバイクが続々と現れてくる。

CANYON ENDURACE CF SL DISC 7.0

CANYON ENDURACE CF SL DISC 7.0
長距離ライドやツーリングにうってつけなエンデュランス系バイク。フルカーボンフレームで振動吸収性が高く、専用ジオメトリーは疲れにくい快適なポジションを提供してくれる。ロードバイクの楽しさ、爽快感を体感できるよう設計されたモデルで、油圧ディスクブレーキによって安心をプラス。新世代ロードの標準となる12mmスルーアクスルとフラットマウントを採用。ホイールはマヴィックのチューブレス(出荷時チューブ入り)イクシオンプロUST、コンポーネントはシマノ・105を搭載する。

参考価格:215,000円(税・送料別)

カラー:ステルス×アスファルトグレー、ヘルファイアレッド
サイズ:2XS, XS, S, M, L, XL, 2XL

LINK:ENDURACE CF SL DISC 7.0|Canyon

SCOTT ADDICT 30

SCOTT ADDICT 30
スコットの「HMF」カーボンテクノロジーにより生まれた軽量なモデル。エアロダイナミクスが強化され、エンデュランス・ジオメトリーが採用されている。上部が1-1/8”で下部が1-1/4”のテーパードコラムとなっており、フロントエンドの剛性アップにより安定感とステアリングの扱いやすさを保っている。コンポーネントはシマノ・ティアグラを搭載。

参考価格:219,000円(税抜)

サイズ:47cm(XXS)、49cm(XS)、52cm(S)、54cm(M)、56cm(L)

LINK:Scott

PANASONIC ORCC31

PANASONIC ORCC31
ステップに沿ってサイズやパーツを選ぶ「カスタムオーダー」でつくる自分だけのバイク。前三角に28.6mm径のスタンダードなクロモリ・ダブルバテッドチューブを使用。しなやかさと適度なバネ感を与え、クロモリ特有の気持ちいい加速感を味わえる。エンドには強固なロストワックス・ストレートドロップエンドを採用。また、細身のフレームとクロモリフォークにより、路面からの振動を和らげてロングライドを快適に楽しめる。コンポーネントはシマノ・105を搭載。

参考価格:228,000円(税抜)

カラー:全33カラーのベーシックカラーをはじめ、オプション多数
サイズ:43・46~63cm(1cm刻み)

LINK:ORCC31|Panasonic

パナソニックのクロモリ「パナモリ」の魅力をもっと知りたいなら
→「「パナモリ」のすべて。憧れのクロモリオーダーメイドを信頼のパナソニックで

CANNONDALE SUPERSIX EVO 105

CANNONDALE SUPERSIX EVO 105
あらゆるシチュエーションのレースにおいて究極のパフォーマンスを発揮するために、完璧なバランスを目指したモデル。ライバルを凌駕する超軽量、高剛性、効率的なエアロダイナミクス、そしてスムーズなライドフィールの両立は、あなたを勝利へと導く。コンポーネントはシマノ・105、ホイールはフルクラム・レーシングスポーツを搭載。

参考価格:240,000円(税抜)

カラー:セージグレー、シルバー
サイズ:44cm、48cm、50cm、52cm、54cm、56cm、58cm

LINK:SUPERSIX EVO 105|Cannondale

PINARELLO RAZHA

PINARELLO RAZHA
同社製の上位機種「ドグマ 65.1」直系の最新アシンメトリック・デザインを身にまとったフルカーボンモデル。フロントフォーク&テーパーヘッドセットは、ブレーキ制動時に最大の剛性と安心感を提供する。搭載コンポーネントはシマノ・105。電動コンポにも対応するので、将来のアップグレードも楽しみだ。

参考価格:243,000円(税抜)

カラー:イタリアンザフィーラブルー(メタリック)、ブラックマット(マット)
サイズ:42EZ*、44SL, 46SL, 50, 51, 53, 54, 55, 56
(取寄せー57、59)

*)小柄な女性向けの「EZ-fit」モデル

LINK:RAZHA|Pinarello Japan

2018年モデルをチェックするという手も

ひとつ前のモデルを狙うという手もある。モデルによって販売状況は異なるが、候補に入れてみても良いかもしれない。

まとめ

エントリーモデルを中心に20台紹介したが、お目当てとなるロードバイクは探せただろうか?
選び方に大事なのは目的街乗りベースのライトユースなのか、レースを視野にいれたシリアスライドを目指しているのか、はたまたロングライド中心になるのか。用途によって価格帯も変化するので、まずはライドスタイルをよく想定してみると良いだろう。

そして、もうひとつ重要なのは「直感」を信じること。見た目で選ぶことだって極めて大事なポイントだ。お気に入りの1台で走り出せることはライドの楽しみを倍増させる。デザインやカラーを見て「これが欲しい!」と感じたモデルがあったなら、それが一期一会。

安い買い物ではない。しかし、手の届かない価格でもない。それがエントリーモデルだ。財布と相談しながらベストな一台を選んでほしい。

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WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

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