CYCLINGMAN(サイクリングマン)年越し宗谷岬の装備品を徹底解剖!

一部ツーリストの間では話題の年越し宗谷岬にYouTuberのCYCLINGMAN(サイクリングマン)が挑戦!
全行程7日間最低気温マイナス10度の極寒の北海道。
一体どんな装備で走ってきたのかをご紹介致します!

年越し宗谷岬って何?

多くのツーリスト達が集まる宗谷岬キャンプ場
▲多くのツーリスト達が集まる宗谷岬キャンプ場

一部バイクや自転車などツーリストの間で昔から行われている年越しを宗谷岬で迎えるというものです。
昔から行われているイベントですが、近年SNSで話題をよび、年々参加者が増えているとのことです。

CYCLINGMANが立てた年越し宗谷岬チャレンジの計画
▲CYCLINGMANが立てた年越し宗谷岬チャレンジの計画

宗谷岬から帰ってきて一言!

無事年越し宗谷岬完走!
▲無事年越し宗谷岬完走!

まずは早速北海道から戻ってききたCYCLINGMANから一言コメントをもらってきました~

CYCLINGMAN:
こんにちは!CYCLINGMANです!今回は年越し宗谷岬チャレンジ応援ありがとうございます!
Twitterのいいねやリプライでの応援すごく嬉しかったです。
7日間508kmのチャレンジが無事終了することが出来ました!
-10℃にはビックリしましたが、終わってみると雪中ライドは楽しく、また走ってみたいなという気持ちのほうが大きいです!
また皆さんが驚くようなチャレンジをしてみたいと計画中です。
これからも応援よろしくおねがいします!!!!

年越し宗谷岬使用アイテムはこれだ!

気温や天候いつも走る環境とはぜんぜん違う中どうやって走るの!?と皆さん気になりませんか?
私はとっても気になります!なので、CYCLINGMAN本人に直接解説してもらってきました。

使用自転車とタイヤ

雪原に佇むキャンプ仕様のソノマアドベンチャー
▲雪原に佇むキャンプ仕様のソノマアドベンチャー

508kmに及ぶ行程を走行したした車体はライトウェイ ソノマアドベンチャー
その車重は荷物込みで25kgとか!!
キャンプ道具を積み込んで状況に応じてタイヤを使い分けられるソノマ アドベンチャースパイクタイヤに履き替えてのチャレンジです。
使用したスパイクタイヤはSCHWALBE アイススパイカープロ

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CYCLINGMAN:
今回は苫小牧から400kmもの雪道を走破しなくていけなかったので、グラベルロードでなおかつダボ穴だらけ、しかも650Bのソノマアドベンチャーを選びました。
乗ってみたらこれは本当に文句がないと言うか、最強のアドベンチャー&エクストリームバイクだと感じました!

自転車は全部で25kg。スピードは巡航が20km/h。大体平均16km/hくらいで走行していたかと思います。
雪上で荷物載せて走っているのでこれくらいになりますね。
とはいえ、下り坂では45km/hになることも!
ソノマは速度が出すぎたり、急制動しないといけない場面でもディスクブレーキがしっかりと効き、安心して走れました。
冬のライドでキャリパーだと熱くなったリムに雪が溶け、凍り、ブレーキが効かなくなってしまうことも!その点はディスクはやっぱり強いですね!
そんな安定したバイクだったからこそ、落車、転倒もなく無事に帰ってこれたと思います。

自転車がワイドタイヤに履き替えることが出来るのでスパイクタイヤに履き替えてます。
スパイクタイヤがこれが本当に優れもの!
圧縮された雪の上ではグリップ力が増しているのではというくらいよくグリップして驚きました!
今回わかったことは「マイナスの気温のほうが走りやすい」ということ。
変に水分が多い雪だったり、アイスバーンに水が張っていたりすると結構ハンドルが取られるので、カチンコチンに固まっていたほうがトラクションが効いて走りやすかったです。

バック類

これでもかと荷物を積み込まれたソノマアドベンチャー
▲これでもかと荷物を積み込まれたソノマアドベンチャー

とにかく命を守るためにも装備を怠ることが出来ないのが年越し宗谷岬。
たくさんの荷物を自転車に積み込むためにCYCLINGMANが選んだアイテムがこちらです!

サイドバック


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フレームバッグ

 

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キャリア


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CYCLINGMAN:
サイドバックには着替えや防寒着、クッカーやバーナー等。
フレームバッグにはバッテリーやコード、簡単な補給食を入れてました。
キャリア上部にはスリーピングマットとキャプテンスタッグのテーブルを荷物紐で括っています。
キャリアにもバイクパッキングにも対応できるソノマは、装備を怠れない年越し宗谷岬にはこれでもかと荷物が積めたのが良かったです。
やっぱりそこの安心感はあったし、フロントフォーク横にブラックバーンのアウトポストを取り付けていたので、キャンプの撤収なども容易でした。
ちなみに北海道に行く前日に実家での毎年恒例餅つきがあり、前夜に急いで準備したのはここだけの話w(忘れ物はなかったから良し!)
こんな雪道も全く問題なし!
▲こんな雪道も全く問題なし!

着用ウェア一式

走り出せば寒さもへっちゃら!
▲走り出せば寒さもへっちゃら!

最低気温-10℃最高気温0℃。
こんな気温の中CYCLINGMANを寒さから守ってくれた頼もしいウェアたち。
「寒さに強いから参考にならないかも~」と言ってましたが、しっかり教えてもらってきました!

レリック【0~8℃対応】フォボス インサレーションハイジャケット

レリック【0~8℃対応】フォボス インサレーションハイジャケット
【0~8℃対応】フォボス インサレーションハイジャケット

表地にPERTEX MICRO LIGHTを採用し、強度と軽さを両立した、防風性と撥水性・耐久性に優れたインサレーションジャケットです。中綿にはPOLARTEC Alpha を使用しており、表体面の暖かい空気を逃さず保温性に優れています。また、軽量性・速乾性に加え、非常に高い通気性も備えています。

レリック【5~10℃対応】ロウバイクス ロングスリーブサーモインナー

レリック【5~10℃対応】ロウバイクス ロングスリーブサーモインナー
【5~10℃対応】ロウバイクス ロングスリーブサーモインナー

保温性・速乾性に優れた冬用インナーです。また、立体縫製を採用し2WAYストレッチを効かせているので、フィット性も良好です。脇部分にはメッシュ素材をあしらい、内側からの湿気を放出しムレを防ぎます。防風・撥水効果もあり、通勤通学から冬場のロングライドまで、様々なシーンで活躍が期待できる1着です。

レリック【0~8℃対応】フォボス ハイベントブロックビブタイツ

レリック【0~8℃対応】フォボス ハイベントブロックビブタイツ
【0~8℃対応】フォボス ハイベントブロックビブタイツ

防風・保湿に優れるイタリア・カルヴィコ社の起毛2WAY素材であるアルティカを胸部に採用しています。また、肩と足口のフリーカット素材は、肌とのアタリを最小限に抑えます。後方からの視認性を高めるREFLECTIVE2WAYや、理想のペダリングをサポートするスパイラルソーイングシステムも採用しています。

レリック【0~8℃対応】フォボス ハイベントブロックグローブ

レリック【0~8℃対応】フォボス ハイベントブロックグローブ
【0~8℃対応】フォボス ハイベントブロックグローブ

アルタイルハイグローブをより防風性の高い素材を採用することで、保温性・防寒性を高めた極寒期など過酷なコンディションにも対応します。人間工学に基づき立体裁断された技術を採用し、余計なシワを排除した裏起毛素材を採用する超立体モデルです。手首のカフスの巾を広くし、手首からの風や冷気の侵入を防ぎます。

ウィンターミドルソックス

ウィンターミドルソックス
ウィンターミドルソックス

銀イオンを練りこんだ抗菌防臭効果を持つAG MAX糸を使用した冬用ミドルソックスです。日本から古来使われている足袋をベースにし、指先を2つに分け、足首の部分はテーピングの8の字巻きの考えを元に編立をしています。拇指球部分にはシリコンプリントを配置してペダリング時のグリップ力を向上させています。

CYCLINGMAN:
今回はreric(レリックの)のウェアでチャレンジしました。
これに下はトレッキングパンツをはいています。
最初の2日間は寒さに体が慣れていないのでポーラーダウンまで着て走っていたが、3日目になると体も慣れ、ベースレイヤーとレリックアウターで事足りました。
ただ、指先だけはどうあがいても冷えるので対策が必要。
専用のハンドルカバーを買っておけばよかったと後悔しています。
足元はトレッキングシューズなのでシューズカバーとかはしていないです。

キャンプ中は凍えないようにモンベルの極寒用のポーラーダウンやユニクロのウルトラライトダウンを使用しています。
走り出せば体は温まるので問題ないんですが、止まるととにかく寒い!!
あと、汗冷えは本当に命取りなので、今回使用したレリックのウェアの保温性を高めつつも湿気を放出してくれる機能性の高さには助けられました!
-10℃を経験すると-5℃は涼しいくらいだし、0℃は暖かく感じますよ(笑)

キャンプ中が一番冷えるんです
▲キャンプ中が一番冷えるんです

入念な準備で安全な雪中ライドを!

こんな雪の中も進みます
▲こんな雪の中も進みます

CYCLINGMAN:
北海道の景色は本当に最高でした。
天候にも恵まれ見ることのできた「青空と白銀の世界」は呼吸も忘れるくらい美しかったです。

青空と一面の雪景色
▲青空と一面の雪景色

ゴールをした時はこみ上げるというよりかは「俺やったぞ!」と自分を称える気持ちでいっぱいに。

年越し宗谷は「年越しをするっていう行為とはかけ離れた旅人の場所」だったので、年を越した実感は家でテレビを見ていたりしたほうが感じれると思います。
ただ、達成感はひとしおだし、己の精神力、装備力、経験値を試すにはいい機会でした。

もしこの記事を見て「行ってみたい!」と思う人は、絶対に華奢な装備で行かないでください。
理由は単純に冬の北海道では「凍死・遭難・孤立」が待っているからです。
雪で立ち往生した車から親子が助けを求めようと、ホワイトアウトの最中の車外に出て凍死したのは最近の話でもあります。この宗谷岬で年を越す伝統を守り続けるためにも、ぜひ覚悟と装備を整えてチャレンジしてほしいです。

最後に

どこまでも続く北海道の真っ直ぐな道
▲どこまでも続く北海道の真っ直ぐな道

CYCLINGMANの話を聞きながら「うわ~」「凄い!」と驚きっぱなしでしたが、なんだか雪中ライドはとっても魅力的。
CYCLINGMANもニコニコしながら話してくれるので本当に楽しそう!
ただ、よく話を聞くと一歩間違えれば命にかかわる事
事前にしっかりと計画を立てた上でチャレンジをしていることがわかりました。
今回のCYCLINGMANの挑戦を参考にもし年越し宗谷岬ライドをしてみたいと思ったら入念に準備をした上でチャレンジしてみてくださいね。
新しい世界が待っているかもしれないですよ!

FRAME編集部

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。

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