2023年版|LOUIS GARNEAU(ルイガノ)ミニベロおすすめ全6台

2023年のルイガノに、シングルスピードのミニベロが登場。小径車のコンパクトさとシングルスピードのシンプルさが格好良い。2019年に登場した電動アシスト式も健在、折りたたみ式にカーゴバイクなど、ミニベロだけでここまでラインナップが揃うのはルイガノの強み。ルイガノ小径車の魅力を最新モデルとともにお届けしよう。

ルイガノとは

ヨーロッパの影響を受けたケベックの街並み
ヨーロッパの影響を受けたケベックの街並み

1983年、カナダのケベックで設立された自転車総合メーカーのルイガノ。創業者で現在に至るまで経営者であるルイ・ガノーは青年時代、自転車トラック競技の選手として活躍していた。個人パシュートでカナダ王者にも輝いたこともあり、1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックではカナダ代表として出場を果たしている。

その一方、大学の芸術学部に通っていたルイはアーティストとしての一面を持っている。サイクリストとしての品質の厳しさ、そしてアートとしての表現の情熱を秘めたブランド——それがルイガノである。

「街を彩る人のアートな自転車を」、この理念からルイガノはスタートした。
「街を彩る人のアートな自転車を」、この理念からルイガノはスタートした。

今回紹介するミニベロも、そうした背景から生まれたリトルラバー揃いだ。

ルイガノのミニベロの特徴

自転車工学に長け、同時に自転車をアートに仕立て上げる。そんなルイ・ガノーの想いが詰め込まれたかのようにデザイン性に優れ、旬なカラーバリエーションが施されたルイガノのバイク。そうした見た目から同社製を手に入れた人も少なくないだろう。

この投稿をInstagramで見る

ルイガノジャパン(@louisgarneau.japan)がシェアした投稿

デザインやカラーだけではない。折り畳み式、タウンカジュアル、カーゴバイク、電動アシスト式、そしてドロップハンドル式など、多彩なラインナップを取り揃えているところも訴求力がある。しかも、ミニベロという枠だけで。

走りに妥協したくないスポーティなタイプからコミューターとして街乗りに最適なタイプまで、乗り手それぞれの目的により選択肢が広がるのが魅力である。

▶クロスバイクもあわせてチェックしよう。2020年はe-bikeタイプも登場!

2023年の注目はイーゼルシリーズ!

毎年たくさんのミニベロが登場しては消えてを繰り返しているが、その中でずっと残り続けているのがこの「イーゼル」。今年からは街乗りの最適解ともいえる新モデル、「イーゼルSS」も登場していて熱いですよ!

最新ミニベロおすすめ全9台

ASCENT M

お洒落でスポーティなデザインのフレームに、高品質な日本製ユニットを採用した20インチ電動アシスト式自転車。大容量の14Ahバッテリーを搭載し、最長80km(ECOモード)の走行が可能だ。安定感のある低重心な設計は小柄な女性でも乗降しやすく、街中を颯爽と走れる小回りの効きやすさも特徴。前後カゴをつけてカーゴバイクとしても使える。

  • 価格:173,800円(税込)
  • フレーム素材:アルミニウム
  • コンポーネント:シマノ・INTER-3
  • サイズ:390mm
  • カラー:LG WHITE、MATTE LG BLACK、SPACE MIST

EASEL6.0

コンパクトに折りたたむことで置き場所に困らず、輪行や車載にも重宝する。折りたたみならではの携帯性とは裏腹に、コンポーネントにシマノ製7段変速や制動力の高いVブレーキを装備し、街中を快適に走ることができる一台。軽量なアルミフレームと豊富なカラーバリエーションも魅力だ。

  • 価格:68,200円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・ターニー
  • サイズ:290mm
  • カラー:LG WHITE、LG BLACK、IRIS BLUE、MATTE MOUNTAIN OLIVE

EASEL9.0

EASEL9.0
カラー:MATTE LG WHITE

ミニベロならではのハンドリングの良さと安定性に優れるジオメトリーで、街中を最高に走りやすいモデル。コンポーネントにシマノ・クラリスを搭載し、走り心地を損わずに使い勝手を高めるため、キャリアマウントをヘッドチューブに装備する。また、フロントフォークにヘッドショックを配し、道の段差も苦にしない。

  • 価格:108,900円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・クラリス
  • サイズ:410mm
  • カラー:MATTE LG WHITE、MATTE LG BLACK

EASEL8.0

EASEL8.0
カラー:LG BLACK

長めのホイールベースで車体後部に丈夫なキャリア(耐荷重27kg)を載せた、荷物が運びやすい実用的なカーゴバイク。フロントバスケット、フェンダーも装備する。また安定性に優れた両立スタンドにより、停車時は重い荷物を積んでも倒れにくい。なお、子供乗せの取り付けは不可。

  • 価格:97,900円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・ターニー
  • サイズ:410mm
  • カラー:LG WHITE、LG BLACK、DARK AMETHYST

EASEL7.0

EASEL7.0
カラー:LG NAVY

狭い道でも小回りが効き、信号の多い街中でのストップ&ゴーも得意。ホイールベースが長めで、タイヤが小さくてもふらつきづらい設計となっている。キャリアをヘッドチューブに直接固定しているため、荷物を積んでも安定した走行が可能。ミニベロらしいコロンとしたフォルムにカラータイヤ、選べるカラバリで愛すべき1台を手に入れられる。

  • 価格:75,900円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・ターニー
  • サイズ:370、410、450mm
  • カラー:LG WHITE、LG NAVY、DAISY

EASEL SS

小回りの利く小径タイヤにシングルギヤを組み合わせることで10.0kgと非常に軽量で、普段の走りだけでなく屋内への持ち込みなども楽々。さらに、ヘッド部分に装着されたサスペンションによってホイールが小さいことを感じさせない仕上がりになっている。

  • 価格:64,900円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • サイズ:460mm、500mm
  • カラー:LG NAVY、MATTE ASH GRAY、MATTE APRICOT、SEA GREEN,SAFFLAN YELLOW

2019年モデルもチェック

まとめ

自転車本体からライディングに必要とされる様々なアクセサリーまでをトータルに製品化し、人気を博しているルイガノ。創業者ルイの想いが高度なスポーツ性、美しいファッション性、そして年齢を問わず乗り手の一人ひとりに応じた多彩なバイクづくりを推し進めてきた。その想いは決して止むことがなく、今もまた新たなチャレンジを続けている。昨今注目を集めているミニベロもしかり。最近、特に女性だが「お洒落で走りやすいミニベロを探している」という相談が絶えない。そうしたとき、自信を持っておすすめしているのがルイガノだ。一度乗ればわかる。その天然的な素晴らしさを——。あなたもその一員になってはいかがだろうか?

All photos(C)ASAHI
LINK:LOUIS GARNEAU

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

あわせて読みたい!

アバター画像

WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

他の記事も読む

pagetop