2021年版!Cannondale(キャノンデール)ロードバイクおすすめ全29台

キャノンデール ロードバイク 2021

2021年のキャノンデールは例年以上にグラフィック、特にカラーリングに力をいれてきた。美しく深い、こだわりのカラーペイントは実車必見。さらに今年はレフティのTopstoneカーボンも登場。開発に注力したというストローク反応や、リアサスペンションの「KingPin」にも注目しながら、ロードバイクシリーズを網羅して紹介しよう。

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2021年のキャノンデールは深く、美しく。

1971年創業のキャノンデール。2021年に誕生50周年を迎える。そんな節目の年に掲げられたテーマは「Deep and Rich」。深くて高級感のあるバイクを送り出すのが目標だ。

創業当初からのこだわり “Unique graphics”

キャノンデールのグラフィックへのこだわりは、例年モデルを見ていればわかる。2020年の大胆なグラフィック変更は記憶に新しい。

エアロロードバイク「SYSTEMSIX CARBON ULTEGRA」。左が2019年モデル、右が2020年モデル。
エアロロードバイク「SYSTEMSIX CARBON ULTEGRA」。左が2019年モデル、右が2020年モデル。
さて、2021年は…?

「SystemSix Carbon Ultegra」2021年モデル。「Deep and Rich」を象徴する艶やかなキャンディーペイントをまとっての登場だ。
「SystemSix Carbon Ultegra」2021年モデル。「Deep and Rich」を象徴する艶やかなキャンディーペイントをまとっての登場だ。

濃淡が美しく輝くキャンディーレッド。まるで液状の金属のような質感で、細部まで見惚れる。
濃淡が美しく輝くキャンディーレッド。まるで液状の金属のような質感で、細部まで見惚れる。

ワイズロードで完成車を見る

キャンディーペイントには上記キャンディーレッド(CRD)のほか、シックな趣きのマーキュリー(MRC)、当たる日光によって色の変化を楽しめるレインボートラウト(RBT)といった新色を用意。

「トラウト」とはニジマスのこと。2020年モデルでも人気を博した偏光色「カメレオン」と比べ、よりクッキリとした表情の変化が楽しめる。左のトップチューブ上側とベースカラーの差に注目。角度によってどの面も同じように変化する。写真はTopstone 2。
「トラウト」とはニジマスのこと。2020年モデルでも人気を博した偏光色「カメレオン」と比べ、よりクッキリとした表情の変化が楽しめる。左のトップチューブ上側とベースカラーの差に注目。どの面も同じように変化する。写真はTopstone 2。

注目はやっぱり片持ちサスペンションのグラベルロード「Topstone Carbon Lefty」!

「Topstone Carbon Lefty」

グラベルロードシリーズ「Topstone Carbon」に「Lefty」が登場した。初代グラベルバイク「Slate」の真髄を継承しつつ、グラベル用に開発された片持ち最新フォーク「Lefty Oliver」を搭載した、サスペンショングラベルバイクだ。

進化した片持ちフォーク「Lefty Oliver」
進化した片持ちフォーク「Lefty Oliver」

トラベル量はSlateと同様に30mmだが、ストローク反応にアップデートあり。サスペンションの入りはやや固め、ただし荒地による衝撃に対してはしっかりと沈むというこだわりの設計。オンロード/オフロードシーンの境界をひろげ、よりシームレスな走行を実現している。

フォーク上部のレバーでサスペンションのロック/リリースが可能
フォーク上部のレバーでサスペンションのロック/リリースが可能

レフティにばかり目が行きがちだが、リアサスペンション「KingPin」にも触れないわけにはいかない。シートチューブ上に設けられたLockRスルーアクスルを起点として、シートステー、シートチューブがしなる機構だ。

▼フレックスするイメージを確認してみよう。

フレックスするイメージを確認してみよう。

左右のシートステーを串刺しに固定するLockR部分。軽量さを犠牲にすることなく、最大30mmのフレックスを確保する。
左右のシートステーを串刺しに固定するLockR部分。軽量さを犠牲にすることなく、最大30mmのフレックスを確保する。

フロント、リアともにサスペンションを有し、まさにフルサスMTBのロードバイクバージョンをキャノンデールらしく体現している。

さらに太いタイヤの装着が可能なクリアランス、積載力アップする4カ所のマウント、前後フェンダーマウントに、ドロッパーシートポスト。グラベルライドに必要な装備が全部盛りなハイスペックバイクが誕生した。

おすすめロードバイク全29台

ここからは実際のモデルを一挙に紹介。今年はカラーに注目しながらニューモデルをチェックしていきたい。
気になるシリーズがある人は以下リンクからジャンプ。

SystemSix|最速エアロロードバイク

エアロロードバイク・シリーズの「システムシックス」。グレードは大きく分けて2種。屈強で軽い上位機種に採用されるHi-MOD(ハイモッド)カーボンフレームと、比較的廉価ながら高い性能を持つスタンダードカーボンフレームだ。
テーマは「Faster Everywhere」。いつでもどこでも速さを使命としたシリーズだ。

SystemSix Hi-MOD Red eTap AXS

SystemSix Hi-MOD Red eTap AXS

マット質感のイエローに、グロスブラックという掛けあわせ。
マット質感のイエローに、グロスブラックという掛けあわせ。

ラインナップの先鋒を飾るのは、コンセプトに「世界最速のUCIロードバイク」を掲げた一台。キャノンデールとしては利益を抑えた低い価格設定となっており、今季は2020年に引き続きコンポーネントにスラムの「Red eTap AXS」を搭載したモデルを投下。

  • 価格:1,050,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:SRAM・Red eTap AXS
  • サイズ:47、51、54、56
  • カラー:CRB
  • ホイールセンサー:有り

SystemSix Carbon Ultegra

「SystemSix Carbon Ultegra」2021年モデル。「Deep and Rich」を象徴する艶やかなキャンディーペイントをまとっての登場だ。

濃淡が美しく輝くキャンディーレッド。まるで液状の金属のような質感で、細部まで見惚れる。

ワイズロードで完成車を見る

いま市場にあるどんなバイクよりも「多くのシチュエーションで速く走ること」をテーマにしたシリーズのセカンドグレード車。コンポーネントはシマノ・アルテグラで、こちらも利益を抑えた低い価格設定になっている。カラーのキャンディレッドが美しい輝きを放つ。

  • 価格:500,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラ
  • サイズ:47、51、54、56
  • カラー:CRD
  • ホイールセンサー:有り

SuperSix EVO|軽量レーシングモデル

軽量シリーズの「スーパーシックスエヴォ」。2020年にフルモデルチェンジを果たしている。前身となる「スーパーシックス」が2007年に誕生して以来、オールラウンダーとしてレースシーンで活躍。平坦での高い巡航性、軽さを武器にしたヒルクライムで圧倒的な存在感を放っている。こちらもHi-MODカーボンフレームと、スタンダードカーボンフレームの2種に大別される。100万円を超えるハイエンドモデルから20万円前後のモデルまで、多彩なラインナップを誇るシリーズだ。

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Red eTap AXS

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Red eTap AXS

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Red eTap AXS

ワイスロードで完成車を見る

世界最高のロードバイクを目指して作られた一台。2020年、日本バイク・オブ・ザ・イヤーを受賞している。エアロ性能と重量のパーフェクトバランスを果たし、乗り心地もいい。カラーは男女ともに相性がいいラベンダーである。

  • 価格:1,050,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:SRAM・Red eTap AXS
  • サイズ:44、48、51、54
  • カラー:LAV
  • ホイールセンサー:有り

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra Di2

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra Di2

軽量、滑らか、超高速をコンセプトにしたシリーズのセカンドグレード車。コンポーネントにシマノ・アルテグラDi2を搭載し、上位機種とほぼ同様の走りを可能とする。マットブラックカラーと相まって、精悍なイメージに。

  • 価格:795,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2
  • サイズ:44、48、51、54
  • カラー:BBQ
  • ホイールセンサー:有り

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra

SuperSix EVO Hi-MOD Disc Ultegra

ワイスロードで完成車を見る

ワイヤー式のシマノ・アルテグラをコンポーネントに搭載した一台。グラフィックがシンプルかつ強力で、カラーは2色ある。ひとつは色鮮やかなキャンディレッド。もうひとつはチームレプリカで、サポートする「Rapha」のロゴ入りだ。

  • 価格:550,000円(CRD/税抜)、560,000円(REP/税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラ
  • サイズ:44、48、51、54、56、58、60(REPのみ)
  • カラー:CRD、REP
  • ホイールセンサー:有り

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra Di2

フレームはHi-MODではないが、コンポーネントにシマノ・アルテグラDi2を搭載。60万円台でコンポーネントにDi2を積んだバイクは実は貴重。おまけにカーボンホイールを標準装備。お買い得感のあるモデルに仕上がっている。カラーは水銀をイメージしたキャンディペイントのニューカラー「マーキュリー」。実車必見の美しさだ。

  • 価格:610,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2
  • サイズ:48、51、54
  • カラー:MRC
  • ホイールセンサー:有り

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra

ワイズロードで完成車を見る

ワイヤー式のシマノ・アルテグラをコンポーネントに搭載した一台。上位機種と同様、エアロステム&ハンドルを装備し、性能バランスがとれたモデルだ。一見単色に見えるカラーだが、チューブの端は濃く、中央部分は淡くなる、グラデーションが美しいグロッシーなパープル。シンプルなグラフィックがカラーを引き立てている。

  • 価格:410,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラ
  • サイズ:44、48、51、54、56、58、60
  • カラー:PUR
  • ホイールセンサー:有り

SuperSix EVO Carbon Ultegra 2

SuperSix EVO Carbon Ultegra 2

2020年からの継続モデル。ミドルグレードな価格で買い求めやすく、コストパフォーマンスに優れた一台だ。ホイールはアルミ製で、リムブレーキ仕様。カラーはブラックパール、アシッドレッドの2色展開。

  • 価格:224,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラ
  • サイズ:44、48、51、54、56
  • カラー:BPL、ARD
  • ホイールセンサー:無し

SuperSix EVO Carbon Disc 105

SuperSix EVO Carbon Disc 105

ワイズロードで完成車を見る(2020年モデル)

コンポーネントにシマノ・105とディスクブレーキを搭載した、2020年からの継続モデル。艶のあるブラックパールのカラーが秀逸だ。「カーボンフレームとディスクブレーキは必須!だけど予算をおさえて」という人にはとっておきの一台。

  • 価格:270,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・105
  • サイズ:44、48、51、54、56、58、60
  • カラー:BPL
  • ホイールセンサー:無し

SuperSix EVO Carbon 105

SuperSix EVO Carbon 105

コンポーネントはシマノ・105でリムブレーキ式の一台。他社の同グレード車と比べて最安値のフルカーボン製で、2020年からの継続モデルだ。選手がディスクブレーキを選ばない場合、プロツアーで走っているモデルと同フレームを使用。

  • 価格:176,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・105
  • サイズ:48、51、54、56、58
  • カラー:BBQ
  • ホイールセンサー:無し

CAAD13|アルミレースバイク

高性能アルミロード「キャード」シリーズが、2020年フルモデルチェンジして「キャード13」へと進化。そのポイントはエアロダイナミクスだ。徹底的に軽量化を図った最高級のアルミフレームに、前モデルから30%以上の空気抵抗削減に成功。さらに新設計のジオメトリーは快適性をもたらすことになった。テーマは「Make Your Own Luck」。アルミレースバイクとして最速、もっともスムーズな走り、そして高水準なハンドリング性能を目指すシリーズだ。

CAAD13 Disc Ultegra

CAAD13 Disc Ultegra

ワイズロードで完成車を見る

アルミ製フレームにコンポーネントはシマノ・アルテグラ、ディスクブレーキを搭載したシリーズのハイグレードモデル。アルミフレームに自信があるからこそ、アルテグラコンポを中心としたハイスペックで攻める。キャノンデールらしい通向けの一台だ。液体金属の質感を連想させる新色マーキュリーカラーをまとい、25cタイヤでの登場。

  • 価格:270,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラ
  • サイズ:48、51、54、56、58
  • カラー:MRC
  • ホイールセンサー:無し

CAAD13 Ultegra

CAAD13 Ultegra

コンポーネントにシマノ・アルテグラ、ブレーキはリム式の2020年からの継続モデルで、タイヤは28c。20万円を切る価格でアルテグラを積んだバイクは稀有だ。思い存分、走ることができよう。カラーはニュークリアイエローとBBQの2色展開。

  • 価格:192,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラ
  • サイズ:44、48、51、54、56(44はBBQのみ)
  • カラー:NYW、BBQ
  • ホイールセンサー:無し

CAAD13 Disc 105

CAAD13 Disc 105

コンポーネントにシマノ・105、ディスクブレーキを搭載した2020年からの継続モデル。タイヤは28c。初めてのレースや日々のトレーニングに最適な一台。快適なライドを約束する。

  • 価格:220,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・105
  • サイズ:44、48、51、54、56
  • カラー:MAT
  • ホイールセンサー:無し

CAAD13 Disc 105

CAAD13 Disc 105

CAAD13 Disc 105

ワイズロードで完成車を見る

コンポーネントにシマノ・105、ディスクブレーキを装備したチームレプリカ版。ダウンチューブにキャノンデールのビッグロゴ、トップチューブに「Rapha」のロゴが入る。グラフィックに凝った一台で、フォークなどの裏側にパターンカラーが施されている。
同じく新色のStealth Greyも用意され、いずれもタイヤは25c。

  • 価格:220,000円(SGY/税抜)、230,000円(REP/税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・105
  • サイズ:44、48、51、54、56、58、60(44、58、60はREPのみ)
  • カラー:REP、SGY
  • ホイールセンサー:無し

CAAD13 105

CAAD13 105

シマノ・105をコンポーネントに搭載したリムブレーキ式。2020年からの継続モデルだ。15万円以下の完成車を探している人にとっては人気のある一台となっている。カラーもレースレッド、ブラックパール、シェルパの3色展開。

  • 価格:144,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・105
  • カラー(サイズ):RED(48、51)、BPL(44、48、51)、SRP(48、51、54、56、58)
  • ホイールセンサー:無し

CAAD Optimo|エントリーアルミレーシング

キャノンデールの高性能アルミバイクCAADがさらに身近になる「CAAD Optimo」。“レースバイクからインスパイアされたからと言って、レーサーだけが乗る必要はない”、そうキャノンデールは言う。

アルミならではの扱いやすさと、レーシングバイクの血統を継ぐ走りの両方を、エントリーユーザーにも。

CAAD Optimo 1

CAAD OPTIMO 1

ワイズロードで完成車を見る

コンポーネントにシマノ・105を搭載したモデル。新色のキャンディーレッドとアルパインの2色展開で登場。44サイズが用意されているのも嬉しい。

  • 価格:170,500円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・105
  • サイズ:44、48、51、54、56
  • カラー:Candy Red、Alpine
  • ホイールセンサー:無し

CAAD Optimo 3

CAAD Optimo 3

ワイズロードで完成車を見る

コンポーネントにシマノ・Sora(9速)を搭載したモデル。キャノンデールのアルミをこの価格で用意されるのは、ロードバイクを始めんとするビギナー層にとって有り難い選択肢となるだろう。もちろんサブバイク、2台目としてアルミバイクを考えている人にもおすすめだ。こちらも44サイズから。

  • 価格:126,500円(税込)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・Sora
  • サイズ:44、48、51、54、56、58
  • カラー:Black、Highlighter
  • ホイールセンサー:無し

Synapse|エンデュランスバイク

アップライトなポジションが得られるジオメトリーで、快適性と共にレースパフォーマンスを兼ね備えるシリーズ。「SAVE」マイクロサスペンションを採用し、荒れた道でも振動吸収性に長けている。レースからグラベルライドまで、自由度のあるバイクラインナップだ。

Synapse Carbon Hi-MOD Red eTap AXS

Synapse Carbon Hi-MOD Red eTap AXS

シリーズの最上位機種。Hi-MODカーボンによりロングライドに強く、高剛性な一台だ。コンポーネントはスラムの「Red eTap AXS」を搭載。標準装備されたタイヤは28Cと太目を履く。カラーはマンティスで、いぶし銀の色彩を放つ。

  • 価格:950,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:SRAM・Red eTap AXS
  • サイズ:48、51、54
  • カラー:MAT
  • ホイールセンサー:有り

Synapse Carbon Hi-MOD Disc Ultegra Di2

Synapse Carbon Hi-MOD Disc Ultegra Di2

ワイズロードで完成車を見る(2020年モデル)

シリーズのセカンドグレード車。コンポーネントにシマノ・アルテグラDi2を搭載し、こちらもHi-MODカーボン、28Cタイヤにより快適なライドが楽しめる一台となっている。カラーは神々しい輝きのシャンパーニュだ。

  • 価格:750,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2
  • サイズ:48、51、54
  • カラー:CHP
  • ホイールセンサー:有り

Synapse Carbon Disc Ultegra

Synapse Carbon Disc Ultegra

シリーズのミドルグレード車。ワイヤー式のシマノ・アルテグラをコンポーネントに配し、タイヤはエアボリュームのある30Cを標準装備している。エントリーライダーを卒業し、2台目のバイクを探している人におすすめの一台。

  • 価格:320,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・アルテグラ
  • サイズ:51、54
  • カラー:GRA、CRU
  • ホイールセンサー:無し

Synapse Carbon Disc 105

Synapse Carbon Disc 105

シリーズのローエンドモデル。コンポーネントにシマノ・105、ディスクブレーキを装備した過不足なく走れる一台だ。カーボン製の入門機を探しているエントリーライダーに最適。カラーはニュークリアイエローとブラックの2色展開。

  • 価格:270,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・105
  • サイズ:48、51、54
  • カラー:NYW、BLK
  • ホイールセンサー:無し

Synapse Disc Sora

Synapse Disc Sora

キャノンデールのロードバイク・ラインナップで最安値の一台。コンポーネントにシマノ・ソラとディスクブレーキを装備したアルミモデルだ。初めてスポーツバイクに乗る人にとって、優しい乗り心地と快適性を保証する。

  • 価格:110,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・ソラ
  • サイズ:48、51、54、56
  • カラー:SGG
  • ホイールセンサー:無し

Topstone Carbon|カーボングラベルロード

グラベルロードシリーズの「トップストーンカーボン」。2020年に登場した700Cに加え、前後サスペンションつき、ハイボリュームの650Bタイヤバージョンが登場。どんなオフロードも余裕でこなし、オンロードでの走行性も犠牲にしない仕様は「地球と一緒に遊ぶ」というコンセプトを昇華している。

Topstone Carbon Lefty 1

Topstone Carbon Lefty 1

本格的なグラベルロードながら、フォークは片持ちレフティというギミックを持つ。キングピンサスペンションも装備され、荒れた道をアクティブに走れるモデルだ。その反面、シティライドにも使える能力に満ちた650bの一台。カメレオンカラーが艶やかである。

  • 価格:750,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:SRAM・X01 Eagle eTap AXS
  • サイズ:XS、SM、MD
  • カラー:CML
  • ホイールセンサー:有り

Topstone Carbon Lefty 3

Topstone Carbon Lefty 3

上記「Lefty 1」に継ぐセカンドグレード車。シマノのグラベル専用コンポーネント「GRX」を搭載して、性能面も高いものがある。オフロード&オンロード両方に重宝する、あなたの冒険をサポートしてくれる一台だ。

ワイズロードで完成車を見る

  • 価格:380,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・GRX
  • サイズ:XS、SM、MD、LG
  • カラー:MAT
  • ホイールセンサー:有り

Topstone Carbon 5

Topstone Carbon Lefty 5

ワイズロードで完成車を見る(カラー:パープル)

上位機種がフロントシングルなのに対し、こちらは46/30のフロントダブル。フォークはリジットタイプ。コンポーネントにシマノGRXを搭載し、標準装備のタイヤは700×37Cを履く。気軽にグラベルライドが楽しめる一台。カラーは新色のグラファイト、深いグレーの奥にメタリックが煌めく。

  • 価格:290,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・GRX
  • サイズ:XS、SM、MD、LG
  • カラー:GRA
  • ホイールセンサー:有り

Topstone|アルミグラベルロード

上記「トップストーンカーボン」のアルミフレーム版シリーズ。小石が広がる未舗装路をストレスなく、または水平線を追いかけてどこまでも走る——そんな夢あるグラベルライダーを満足させる道なき道を突き進むには最適なバイクだ。また通勤や通学などの時間を「自分だけの世界」に浸りたいという人にもおすすめ。

Topstone 2

Topstone 2

「トラウト」とはニジマスのこと。2020年モデルでも人気を博した偏光色「カメレオン」と比べ、よりクッキリとした表情の変化が楽しめる。左のトップチューブ上側とベースカラーの差に注目。角度によってどの面も同じように変化する。写真はTopstone 2。

コンポーネントはシマノGRXをフルに搭載したアルミ車。フォークはフルカーボン、タイヤはチューブレスレディ(700×37C)を装備する。カラーはレインボートラウト(ニジマス)で、カメレオンよりもはっきり色の変化がわかる。今年のイチオシカラーだ。

  • 価格:175,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:シマノ・GRX
  • サイズ:XS、SM、MD、LG
  • カラー:RBT
  • ホイールセンサー:無し

Topstone 4

Topstone 4

ワイズロードで完成車を見る

フロントシングルで、コンポーネントにマイクロシフトの「Advent X」を採用した一台。上記した「Topstone 2」同様、コラムからシートポストにかけて太さが変わってくるのが特徴的だ。タイヤは700×37Cを標準装備。格安でキャノンデールのアルミグラベル、魅力的な選択肢になるだろう。

  • 価格:115,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:マイクロシフト・Advent X
  • サイズ:XS、SM、MD、LG
  • カラー:ALP
  • ホイールセンサー:無し

SuperX|カーボンシクロクロスバイク

比類なきトラクション、十分なマッドクリアランスを持ち、天候にかかわらずどんなラインでも攻められるハンドリングを確保。超軽量で振動吸収性に優れた、未舗装路から街乗りまでハイスピードをこなせるシクロクロスバイク。

SuperX 2

シマノ「GRX」をコンポーネントに配備したカーボン車。タイヤは700×33Cのブロックパターン(チューブレスレディ)を標準装備する。オフロードからコンクリートジャングルまで、手堅くレーシーに走れる一台。カラーは人気色のイエローにメタリックレイヤーを加えて深みが増した。

  • 価格:320,000円(税抜)
  • フレーム素材:カーボン
  • コンポーネント:シマノ・GRX
  • サイズ:46、51、54
  • カラー:HLT
  • ホイールセンサー:無し

CAADX|アルミシクロクロスバイク

アルミバイク「キャード」のシクロクロス車。勝利の血統を受け継ぐパフォーマンスを抱き、グラベルライド、ウィンタートレーニング、そして自転車通勤&通学までこなす万能ロードバイクだ。

CAADX 2

CAADX 2

前後スルーアクスルで新しいフレームワークとなった、アルミ製シクロクロス車。フロントシングルで、コンポーネントにはマイクロシフトの「Advent X」を搭載している。オプションで泥除けが装着できる一台だ。

  • 価格:115,000円(税抜)
  • フレーム素材:アルミ
  • コンポーネント:マイクロシフト・Advent X
  • サイズ:46、51、54、56
  • カラー:EMR
  • ホイールセンサー:無し

2020年モデルはこちらから

まとめ

冒頭にも記したが創業50年。その歴史は業界イノベーターと言える先駆的テクノロジーに満ちたものだった。周到に練られたアイデアを次々に製品として実現し、ライダーを満足させてきた。それは2021年モデルでも変わりなし。バイクの性能と合わせてグラフィックでも支持者が多いブランド——それがキャノンデールだ。隙のないラインナップであなたを魅了するだろう。

All photos ©Cycling Sports Group, Inc.
公式HP:Cannondale

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

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WRITTEN BY増渕俊之

出版社勤務を経て、フリーランスの編集/ライター。編著に『これがデザイナーの道』『自転車ファンのためのiPhoneアプリガイド』『岡崎京子の仕事集』がある。現在、編集を手がけた岡崎京子の単行本『レアリティーズ』が発売中。

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