Specialized 世界最軽量の新型グラベルバイク「CRUX」を発売

Specializedは、数々の性能に優れた世界最軽量の新型グラベルバイク「CRUX」を発売する。

以下はプレスリリースより。

ラインナップ

ラインナップは以下の通り。

S-WORKS CRUX FRAMESET

S-WORKS CRUX FRAMESET
S-WORKS CRUX FRAMESET
  • 価格:583,000円(税込)
  • カラー:Satin Brushed Liquid Silver / Gloss Black / Smoke Marble / Gold Diamond Dust, Satin Carbon / Spectraflair / Gloss Abalone
  • サイズ:49, 52, 54, 56

CRUX PRO

CRUX PRO
  • 価格:946,000円(税込)
  • カラー:Gloss Coral Lilac Fade / Carbon / Limestone / Papaya / Grey / Black
  • サイズ:49, 52, 54, 56

CRUX COMP

CRUX COMP
  • 価格:495,000円(税込)
  • カラー:Gloss Arctic Blue / Tarmac Black
  • サイズ:49, 52, 54, 56

Crux製品ストーリーページ

製品説明動画はこちら

CRUX:数々の性能に優れた世界最軽量のグラベルバイク

CRUX乗車

新しいCruxは世界最軽量のグラベルバイク。驚くほど広いタイヤクリアランスを持ち、パフォーマンスに優れたグラベルジオメトリーを採用しています。性能をただ突き詰めただけでなく、グラベルライドの真髄へあなたを誘うバイクです。

Cruxはグラベルというカテゴリー名が認知されるよりも前から、シングルトラックや林道など様々なオフロードで、いつでも最高のライドエクスペリエンスを提供してきました。当初はシクロクロスのピュアレースバイクとして開発され、世界選手権のタイトルを獲得。それだけに終わらず、長距離レースでもいくつもの輝かしい成績を収めてきました。もはやグラベルライダーたちにこのバイクを紹介しない理由はありません。長年の経験を経て、あらゆる路面に対応するバイクに進化してきたCruxに、Aethosを作った技術革新を注ぎ込めると閃いた瞬間、すべてが大きく動き出しました。

軽量性

フレームをボトルと比較
  • 725g S-­Worksフレーム
  • 7.25kg S­-Works完成車
  • 825g Pro / Expert / Comp フレーム

スペシャライズドのエンジニアであるピーター・デンクは、あるひらめきから、カーボンフレームの性能を最大限に引き出す効率的なチューブの形状とバランスを見出しました。そのメソッドを用いて誕生したのが、わずか585gの超軽量ロードフレーム、Aethosです。切れ目のないカーボン層をなるべく長いままあるべき位置に配置することで、剛性を補強するレイヤーの軽減に成功しています。新型CruxにAethosと同じパフォーマンス特性を与えるには、このメソッドを用いるのが当然の結果でした。

ロードおよびグラベルのカテゴリーリーダー、スチュワート・トンプソンはピーターの重大な発見を耳にすると、これはグラベルライドも大きく変えうると確信しました。Cruxが生まれ変わる瞬間です。開発チームはなんと市販最軽量のフレームを1本ではあきたらず、2本も開発しました。それはフレームセットで725gのS­-Works 12rフレームと、10rフレームです。不要なものを削ぎ落としたことで、鋭い加速で急坂を駆け上がり、悪夢のような路面も飛ぶように進むことができます。これが軽さのメリットです。

徹底的に無駄を排除したカーボンレイヤー

ヘッドチューブ

ピーター・デンク(スペシャライズド・フライブルク)

「トップチューブやダウンチューブのテーパー、それらがヘッドチューブとボトムブラケットに接合する部位での曲線デザインが極めて重要でした。この形状に従うと、剛性を補強するためのレイヤーが不要になり、150gのカーボンコンポジットを削減できるのです。」

CRUX乗車時

スチュワート・トンプソン(ロードおよびグラベルのカテゴリー責任者)

「大きなタイヤクリアランスを持つ超軽量バイクこそ、真のグラベル性能をもたらすと確信していました。Aethosの開発で発見した重大なテクノロジーは、新しいCruxにも注がれています」

走破性

タイヤクリアランス

700 × 47c / 650B × 2.1インチのタイヤクリアランス

タイヤのクリアランスが広がれば、より太いタイヤを取り付けられるため、走破性が高まります。Diverge並みの大きなタイヤクリアランスのおかげで、Cruxはどんな場所でも全開で走れます。

Cruxを至高のグラベルマシンという新たなカテゴリーに位置付ける特性は何でしょうか?それは、Divergeと同じ700 x 47c / 650b x 2.1インチのタイヤに対応したクリアランスがもたらす、路面を問わない走破性です。Divergeとは異なり、プレート状のチェーンステーを採用していません。また、一部のフレームがタイヤクリアランスを稼ぐために使用する下方へ湾曲させたドロップド・デザインも、強度を考え採用していません。Cruxが採用したドライブ側のストレートな中空チェーンステーは、軽量化と洗練されたスタンダードなルックスをもたらしています。このジャンルですでに定番となりつつあるグラベル用1xは元より、2xクランクセットの取付けも想定済みです。あとは走る場所とその路面や走り方に合わせてタイヤを選べば、あなたの得たいエクスペリエンスを実現できます。

新要素、クリアランスウェイトレシオ

今回、スペシャライズドが新たに提案するのがクリアランスウェイトレシオ、略してCTWです。なぜCTWが重要なのか?それは、超軽量であっても十分なタイヤクリアランスを兼ね備えていなければ、グラベルバイクのポテンシャルをフルに発揮できるとは言えないからです。では、他社のグラベルバイクのCTWはどうなっているでしょう?*

*他社製品の公称値に基づく。

クリアランスウェイトレシオ

※縦軸が重量、横軸がタイヤクリアランスを示す。他社製品の公称値に基づく。

反応性

機敏、しなやか、即座に反応

ペダルを踏めばよく進み、路面からの突き上げは緩和する。パフォーマンスを優先させたグラベルジオメトリーは、Cruxがこれまでに数々のシ クロクロスレースで収めてきた偉業により培われました。

長くなったリーチ
前後の重量配分に優れ、すばやいハンドリング性能を実現

72mmのハンガー下がり
機敏さと安定性を両立

低めのスタックハイト
パフォーマンス最優先のフィット

大切にしたいのはライドクオリティ

CRUX乗車時

次に紹介するのはライドクオリティー。かつて、オフロードを速く走るには、路面に弾かれながらも耐えるしかない、と信じられていました。しかし、それは誤りだったことにスペシャライズドは気付かされたのです。

ここで重要となるのが、バイク全体を一つのシステムとした考え方。Aethosの開発で学んだメソッドを用いて、フレームを適切なチューブ形状で作り、不要なカーボン層を排除しました。そして、この超軽量フレームに組み合わせるのが、シッティング時の路面からの突き上げを和らげ、快適な走りを実現するシートポストです。このように各部を相互作用させることで、バイク全体がライダーの入力により自然に反応するようになります。その結果、あらゆる路面で反応性に優れ、しなやかな走りが可能に。まさにグラベルライドで求められる、細かなバイク操作や機敏な走りを達成できました。もちろん、Rider­-First Engineered™️の哲学も用いているため、すべてのフレームサイズで同じ走りをお楽しみいただけます。

一体感が速さを引き出す:パフォーマンスグラベルジオメトリー

CRUX乗車時

パフォーマンス・グラベルジオメトリーは、ライダーとバイクを一つにして高い安心感をもたらしながら、機敏なハンドリング性を実現します。

10mm伸ばしたリーチは、前後のタイヤにかかるライダーの体重を理想的な割合で配分し、つま先がフロントタイヤとぶつかるのを防ぎます。これに短めのステムを組み合わせることで、よりすばやいハンドリングを可能にしました。低めのスタックハイトは、先述のリーチを補う形で理想的な重量配分に貢献すると同時に、アグレッシブな前傾姿勢を作りやすくします。72mmのハンガー下がりは、重心を下げて安定性を高めつつ、瞬間的にラインを修正したり、急コーナーや立木の連なるタイトなセクションでバイクを何度も左右へ倒したりするときでも、機敏な動きを損なわない量になっています。

最新のグラベルバイク

ディレーラー部

完成の域に達するには、不要なものをすべて削ぎ落とさなければなりません。

Aethosで私たちが確立した、徹底的に無駄を排除したフレーム作りは、新型Cruxの開発にも大きな影響を与えました。ライドそのものをターゲットにしたため、ラック、フェンダー、バッグマウントは当初から搭載しないことを決めました。シンプルなドロップアウト、スルーアクスル、シートポストクランプ、ディレーラーハンガーなどのスモールパーツは、必要に応じてAethosのものを拝借。高性能で必要最小限のデザインを達成する一方で、27.2mm径のシートポストやねじ切りのボトムブラケットなど、信頼性の確保に欠かせない、将来的なカスタムに便利なパーツは犠牲にすることなく採用しました。

グラベル・シクロクロスタイヤのラインナップ

タイヤラインナップ

スペシャライズドが最初に自社製品として販売した製品はタイヤです。したがって、今なお増え続けるタイヤのラインアップは、どれもスペシャライズドの自信を表しており、あらゆる路面で秀逸なパフォーマンスを体感できるでしょう。定評のあるPathfinderから隠れた名作のTracerまで、スペシャライズドは豊富なラインアップであなたのタイヤへのニーズに応えます。

世界各地のレースに投入

曇りのレース
雨のレース

スペシャライズドのタイヤは、世界各地のアスリートによってトレーニングやレースでテストされ、その性能はお墨付き。シクロクロスやグラベルのレースから、未舗装路、ひび割れだらけの舗装路、そして険しく長いグラベルの上り坂までと、実にさまざまなシチュエーションで一流アスリートがテストを行ってきました。何より、彼らはレースで速いだけでなく、根っからのライド好きなので、レース以外で求められる性能についても細かく感じ取り、その意見を開発に活かすことができるのです。

グラベルギア

CRUXグラベルギア

グラベルを快適にハイスピードで走るために

  • S­-Works Prevail II Vent
  • S-­Works Romin Evo Mirror
  • S-­Works Recon Lace
  • S-­Works Pathfinder

※2022年春情報解禁予定、日本展開なし

雄大なルートを全力で楽しもう

グラベルに適したアパレル

険しいグラベルの上りから気持ちいいスムーズなシングルトラックまで、PRIMEアパレルは自然な身体の動きを実現、より一層スムーズな冒険をサポートします。伸縮性を持たせた着圧生地は身体の動きに沿いながら、筋肉を支えて安定させます。また、バイクを降りてからも快適に過ごせるよう、Polartec® Power Grid™️フリースやPolartec® Alpha® Directインサレーションを採用し、身体の芯まで冷やす長い下りや休憩でも体温の低下を防ぎます。PRIMEアパレルを手に取っていただくと、各部の入念なデザインがすべて冒険のためであるとすぐに感じ取れるでしょう。

Roval

Roval
TERRAホイールとコンポーネント

フレームの重量を1g単位で削ぎ落とし、あらゆる形状やディテールをこだわり抜くライダーであれば、ホイールとコンポーネントはおのずと最高のものを選ぶでしょう。スペシャライズドはRovalと協業し、Cruxの各モデルにRovalのカーボンコンポーネントを含む、紛れもなく最高のスペックを採用しました。例えばラインアップ最高峰のS­WorksCruxは、1,296gのTerraCLXホイール、200gのTerraハンドルバー、136gのAlpinistカーボンシートポストを採用し、わずか7.25kgの完成車重量を実現しています。

(S-Works Cruxは、日本ではフレームセットのみの展開)

Crux FAQ

Cruxはシクロクロスバイク? それともグラベルバイク?
前作のCruxはシクロクロスレースを対象にしたバイクでした。今回の新型は、グラベルエクスペリエンスに焦点を当てています。驚異的に軽く、十分すぎるほどのタイヤクリアランスを持ち、ライダーの入力に即座に反応するなど、多くのグラベルライダー待望の特性を備えています。その一方で、シクロクロスレーサーに嬉しいレーシーなフィットや乗り味も残されています。

Cruxのタイヤクリアランスは
最新のワイドリムとの併用で700x47cまたは650bx2.1インチまでのタイヤに対応します。このスペックはDivergeと同じです。タイヤサイズの公称値と実測値は異なることがありますので、タイヤを交換された際は必ずタイヤクリアランスが適切であることをお確かめください。

CruxはUCI規則に準拠している?
はい、準拠しています。

Cruxのフレーム重量は?
S-­Works12rフレームの重量は725g、10rカーボンフレームは825g(最軽量のペイント/56cmサイズ)です。S-­Works12rフォークは全モデルに搭載され、ステアラーを56cmサイズのフレームに合わせてカットした状態の重量は400g弱です。

Cruxの完成車重量は?
56cmサイズの各モデルの完成車重量は以下のとおりです。箱から出した状態で、チューブレス仕様の測定値です。

  • S­-Works­:7.25kg
  • Pro:­7.6kg
  • Expert­:8.1kg
  • Comp:­8.5kg

Cruxにはボトルケージマウントはいくつある?
3つあります。一般的な位置であるフロントトライアングルに2つと、ダウンチューブの裏側に1つです。

Cruxにはボトルケージ以外のアクセサリー用マウントはある?
走りを優先して機能を必要最小限としたため、ラック、フェンダー、トップチューブバッグ用のマウントはありません。

CruxとDivergeの違いをお客様にどう説明したらいい?
Divergeは万能で走破性とコンプライアンスに優れたバイクです。ギアをたくさん積んでより遠くまで冒険したい、あるいはグラベルライドやシクロクロスを安心して楽しめるバイクが欲しいお客様にご紹介ください。速さや機敏な操作性をお求めのお客様には、軽量性と反応性に優れたCruxをご紹介ください。

Cruxは27.2mm径のドロッパーポストに適合する?
適合します。ケーブル式ドロッパーポストはケーブルをフレームに内装できます。

Cruxは2xドライブトレインに適合する?
完成車全モデルはSRAMの1xドライブトレインを搭載しますが、2xドライブトレインもお使いいただけます。Aethosのボルトオン式フロントディレーラーマウントを使用すれば、ShimanoのGRX 2x電動ドライブトレインやSRAMのeTapドライブトレインに適合します。チェーンステーまたはフロントディレーラーマウントの位置の都合上、機械式および一部のロード用2xドライブトレインは取り付けできません。

Cruxには体重制限はある?
フレームセットの体重制限は125kgまたは275ポンドです。ただし、完成車に標準装備されるスペシャライズドおよびRovalのカーボンコンポーネントの体重制限は109kg/240ポンドですのでご注意ください。

Cruxはとても軽いけど、乗り方や乗る場所に制限はある?
Cruxの驚異的な軽さを達成する上で、強度や耐久性には一切の妥協をしませんでした。したがって、Divergeと同様、スペシャライズドがグラベルバイクに設ける強度試験や安全規格をすべてクリアしていますのでご安心ください。

LINK:スペシャライズド・ジャパン合同会社

Y’s Road オンライン アウトレットコーナー

WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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