【キャニオン】 新型フリーライドマウンテンバイク「トルク」シリーズ発売

フリーライドマウンテンバイク、「トルク」。この、巨大なジャンプラインを飛び越え、エンデューロ・ワールドシリーズに参戦し、世界中のバイクパークでの興奮を最大限に高めることができるバイクを、どうやって改良していくか?キャニオンのデザイナーとエンジニアは、トルクを新型へと再構築する際に、このように自問した。その結果、ウィスラー、クイーンズタウン、モルジーンといった世界の下り系シーンのホットスポットでフルシーズンを1台のバイクでこなすことができるようになった。新しいトルクは、スピードに乗ってダウンヒルを責めたり、キッカーからバイクを投げ出したり、トレイルサイドのリップを舐めたりするのに最高のマシンだ。ロングトラベルマシンでありながら、ハイペースでも安定し、パークでは扱いやすく遊び心があり、搬送のゴンドラがないときでも長い登りを楽々こなすことができる。

トルクについて

キャニオンは、新型トルクのジオメトリーをアップデートする際に、一切の妥協をしなかった。新モデルでは、ヘッドチューブの角度が緩くなり、フォークのオフセットが減り、リーチが長くなり、シートチューブの角度が急になった。フレームはより剛性を高め、より耐久性があり、さらにはボトルケージを装着することも可能だ。これらの変更により、より速く、より操作しやすく、より良いトラクションを備えたバイクとなり、過酷なトレイルの頂上へと続く長く安定した登りに対応できるようになった。

新型トルクでは、前後異径のマレット仕様(フロント29、リア27.5)の完成車も発売。Copyright: Canyon Bicycles
新型トルクでは、前後異径のマレット仕様(フロント29、リア27.5)の完成車も発売。Copyright: Canyon Bicycles

トルクの特徴は、キャニオンのプロライダーとエンジニアが、究極のワンサイズ・ロングトラベルバイクを開発するために試行錯誤を重ねた結果、ワンサイズは実際には存在しないと判断したことだ。その結果、トルクには27.5インチ、前後異径マレット(フロント29インチ、リア27.5インチ)、29インチの3種のホイール径の完成車が用意されることになった。ホイールサイズは、ライディング中のバイクのフィーリングやレスポンスに大きな影響を与え、それぞれのセットアップにはそれぞれのメリットがある。29erならではのロールオーバーや高速安定性、27.5インチの敏捷性やコーナーを切り裂くような遊び心、そしてマレットセットアップの徹底的な楽しさなど、ライダーが求めるものが何であれ、新しいトルクファミリーはそれらすべてをカバーしている。

さらなるスピードとグリップを求めているライダーには?前後29er仕様は速く走ることが大好きだ。Copyright: Canyon Bicycles
さらなるスピードとグリップを求めているライダーには?前後29er仕様は速く走ることが大好きだ。Copyright: Canyon Bicycles

このシリーズの多様性の向上は、ホイールだけではない。キャニオンはトルクシリーズを開発するにあたり、どのようなフレーム素材を選んでもライダーがバイクに夢中になれるよう、ラインナップ全体でライドクオリティの良さを維持したいと考えた。そのため、AL(アルミ)バージョンとCF(カーボン)バージョンには、それぞれ専用の開発プロセスが用意されている。ALバージョンでは、アルミに特化した製造と、より丸みを帯びた形状の特注チューブや、フレームの強度を高める直線的なチューブセクションなどのデザインイノベーションを採用している。新しいALフレームは3250gと、従来のトルクALから約250gの軽量化を実現しながら、剛性、ハンドリング、パフォーマンスを全面的に向上させている。トルクALとトルクCFは、これまでにないほどのデザインの違いがありながらも、そのライドクオリティでは非常に良く似たものを実現している。
トルクのCFバージョンは、先代モデルを上回る性能を備えている。フルカーボンファイバー製フレームの重量は2,652gで、170mm以上のトラベルを備えたパークバイクとしては驚くべき軽さだ。さらに素晴らしいのは、キャニオンが重量剛性比を向上させながら、このような軽量フレームを生み出したことだ。この新しいフレームは、ダウンヒルワールドカップで優勝したセンダーと同じカテゴリー5の耐久評価を受けており、フリーライドやバイクパークで走り倒すような厳しい用途にも適切に対応している。

トルクのルーツに忠実な、27.5バージョンも展開。フリーライダーにとっては夢のバイクだ。Copyright: Canyon Bicycles
トルクのルーツに忠実な、27.5バージョンも展開。フリーライダーにとっては夢のバイクだ。Copyright: Canyon Bicycles

2種類のマレットバイク完成車は、激しい下り坂、軽快とスタイリッシュなライディングを好むライダーのためのラインナップだ。大きなフロントホイールはスピードを維持し、あらゆるものを乗り越えていく。一方、小さなリアホイールは、急勾配のトレイルでタイヤをお尻に擦ることなく、ライダーの重心移動を可能にする。トルク29のフロントトライアングルとトルク27.5のリアトライアングルを組み合わせたマレットバイクは、後付けではない。「フロントは絶大なトラクション、リアは絶妙な振り回しやすさ」という設定で、コイルショックを標準装備することで、トレイルでのトラクションを向上させることができる。CF 8とCF Fabio Wibmerモデルには、FoxとÖhlinsの最高級ショックが搭載されている。

このバイクが「レッドブルランページ」に対応していると言ったのは冗談ではない。すでに「レッドブルランページ」使用され、その能力が証明されている。Copyright: Canyon Bicycles
このバイクが「レッドブルランページ」に対応していると言ったのは冗談ではない。すでに「レッドブルランページ」使用され、その能力が証明されている。Copyright: Canyon Bicycles

トルクシリーズの入門モデルは、309,000円*のトルク5で、画期的なアルミニウムフレームを採用している。Rockshoxサスペンション、Shimano Deoreシフト、グリップ力の高いMaxxisタイヤを装備し、本格的なパークバイクの入門機として最適だ。ハイエンドとなる669,000円*のTorque CF 9は、しなやかなFox Factoryサスペンション、軽くて正確なShimano XTRシフト、DHで実証された耐久性の高いDT Swissホイールを装備している。

トルク完成車ラインナップ

  • トルク5 | Shimano Deore | Rockshox ZEB Select | 309,000円*
  • トルク6 | Shimano SLX | Fox 38 Performance | 369,000円*
  • トルク CF 7 | SRAM GX | Rockshox ZEB Select+ | 429,000円*
  • トルク CF 8 | Shimano XT | Fox 38 Performance Elite | 519,000円*
  • トルク CF Fabio Wibmer | Sram X01 with GX cassette | Öhlins RXF38 | 639,000円*
  • トルク CF 9 | Shimano XTR | Fox 38 Factory | 669,000円*

*表示価格について
ドイツから日本への配送料¥21,500が別途かかる。またキャニオンの購入は、購入者がドイツ・キャニオン社から直接購入し、購入者が個人輸入する形態となる。日本の消費税をキャニオン社は領収しないため、表示価格には日本の消費税は含まれない。消費税額は輸入通関時に税関にて個別に決定されるため、事前に税額を案内することはできない。なお、自転車の関税は無税となっている。消費税は購入者が注文品を受け取る際、配達員の方へ現金にて支払いいただく。  

メーカー直販ならではのサイズ診断システムと、返送料0円の30日間試用・返品保証、日本のサービスセンターでの点検修理

パーフェクトポジショニングシステム(PPS)を使用すれば、わずか5分でサイズ診断することができる。長年、日本を含む全世界からのオンラインサイジングで収集したデータを使用しており、信頼できる結果が得られる。サイズ診断の鍵となる身長と股下寸法を入力するだけ。さらに安心して購入するために、自転車を注文して受け取りいただいた後でも、商品到着後30日以内であれば返品を受け付けている。そのため万が一、フレームサイズが合わなかったり、実際のカラーが気に入らなかったという時でも、返送料0円で返品することができる。また、購入後のアフターサービスも充実。キャニオン製品に精通したメカニック(自転車技士・自転車安全整備士)により、製品保証に基づいた無償修理だけでなく、オーバーホールや点検整備などの有償メンテナンス、また購入者近隣の持ち込みメンテナンスショップの紹介も行っている。マウンテンバイクならではのFox・Rockshox製品についても国内代理店によるオーバーホールの取次を行っている。

キャニオン公式ストア パーフェクトポジショニングシステム(PPS)について

キャニオン公式ストア 30日間試用・返品保証詳細

キャニオンジャパンサービスセンターでの点検修理、Fox・Rockshox製品など国内代理店によるオーバーホールの取次について

LINK:キャニオンバイシクルズ

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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