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スペシャライズドの新しいロードシューズ「S-Works Torch」が5月25日より新発売

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科学の力で生まれた無の感覚

S-Works Torchの開発は、20年以上前にスペシャライズドの頭に浮かんだ、「どうすれば身体とバイクの一体感を最大限に高められるのか。」という疑問からスタートした。

1997年、スペシャライズドは「問題を特定し、デザインによって解決し、科学的に検証する」Body Geometryという開発手法を確立した。歴代のS-Worksシューズはこの手法で設計され、UCIロード世界選手権男子エリートにおいて直近7レース中5回優勝するなど、プロレースで数えきれないほどの勝利を収めてきた。最多の勝利を収めているシューズと言えばS-Worksという地位を築いてきたのだ。

S-Works Torchはこのレガシーを進化させた最新モデル。データサイエンス、拘りぬいた職人技を駆使し、スペシャライズドが熟考に熟考を重ね設計した。あたかも履いていることを忘れるかのような無の感覚へライダーを導く。

BODY GEOMETRY – 狂気が潜むメソッド

「問題を特定し、デザインによって解決し、科学的に検証する」。それがBody Geometryだ。スペシャライズドは20年以上にわたり、ライダーの身体とバイクとのタッチポイントがパフォーマンスを向上させ、痛みを生まないようにこだわってきた。シューズに関しては、開発した3つのテクノロジーで特許を取得し、さらなるパワーと効率性を簡単に引き出せるようにしている。

内反ウェッジ

1.5mmの内反ウェッジを設けたBody Geometry シューズは、前足部の自然な動きを支えて安定させ、足、膝、股関節のアライメントを一直線に並べる。これにより、パワー出力が増え、全開走行中にオールアウトまでの時間を平均で10秒延ばせる。

縦足弓のアーチサポート

Body Geometryシューズは、土踏まずを支える特許取得のアーチサポートをアウトソールに組み込み、足がつぶれるのを防ぎ、さらなるパワーと効率を引き出す。

中足骨ボタン

中足骨ボタンは前足部の骨を持ち上げて広げることで、周囲の神経や動脈の圧迫を防ぎ、足を効果的にシューズにフィットさせるため、しびれや痛みを防ぐ。

進化したアウトソール

RETÜLテクノロジーで10万回以上スキャンして集めたデータから、さまざまなライダーの足の形状に対応するには、2種類のアウトソールを用意するのが最適であることが判明。そこで、新たに開発したカーボン製アウトソールはS-Works 7に比べ幅を4mmおよび7mm広げたものの2種類を用意。

新形状のアウトソールは縁部の構造がよりシンプルで合理的なものになった。外周部の余分な素材を削り快適なスペースを確保しながら、たわみも減少。また、中足部から後足部にかけて内蔵されたI-Beamが、ブレースを追加せずとも剛性と強度を高める。こうして、20gの軽量化、効率性の向上、すばやいパワー伝達を達成した。

左右専用設計のヒールカップ

ライダーからのフィードバックとRETÜLのデータから、快適性を向上させるためには、アキレス腱を包み込むためにより広いスペースが必要であることを突き止めた。そこで左右専用設計のヒールカップを開発。充分な余裕を確保しながらも、確実なホールドを維持することに成功した。検証した結果、新しいヒールカップは、膝のアライメントを最適化する機能を維持したまま快適性が向上している。

人間工学に基づき設計されたアッパー

S-Works Torchのアッパーは、データサイエンスの活用により細部を改良しつくしてフィットとパフォーマンスを高めた。BOA®ケーブルは、より前方かつ母指球の浮き上がりを防ぐ角度に移設。これによってS-Works 7では採用されていたベルクロストラップが不要になり、不快な締め付けがなくなると同時に、パワーをさらに引き出せるようになった。

快適性が求められる部位には、足の形に合わせて自然な動きを促す素材を採用。また、データに基づいて配した補強が足をしっかりとホールドし、パワーを最も効率よく伝える。親指周辺も補強したことで、ペダリングの下死点から上死点までのストロークをも最大限に活用できるようになった。

LINK:スペシャライズド・ジャパン

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