シマノが新型ディスクブレーキローターを発表:ICE TECHNOLOGIES FREEZA構造採用

SHIMANOは、より静かで安定した制動力を求めるライダーの声に応え、ICE TECHNOLOGIES FREEZA構造を採用した新型ディスクブレーキローターRT-CL900とRT-CL800(140mmと160mmをラインナップ)を発表した。新型ローターは、より堅牢な合金製キャリアとアーム形状により、急な下り坂での熱変形を大幅に低減し、熱に対しより制御ができるようになった。その結果、ロードバイクやグラベルライディングにおいて、より楽しく、より静かなブレーキ体験が可能になっている。

曲がりくねった長い下り坂や砂利道の急な下り坂で急ブレーキをかけると、ブレーキローターからシュッシュッと音がすることがよくある。この音は、熱の蓄積によってローターの形状がわずかに変形したり、オフセットしたりして、ローターがブレーキパッドに接触したために発生するものだ。下り坂を下りきり、ブレーキをかけ続けることがなくなると、ローターが冷えて元の形状に戻り、その音は消える。
今回、SHIMANOのRT-CL900とRT-CL800のローターは、より強固な合金製キャリアと最適なアーム形状により、ハードブレーキ時のローターの熱変形を抑制している。ローター全体の形状を維持することで、より安定した制動と静粛性を実現し、ライダーは路面や下り坂に集中することができるようになった。

RT-CL900

RT-CL900
  • ICE TECHNOLOGIES FREEZA
  • Heat dissipation paint
  • CENTER LOCK 
  • 140mm and 160mm 
  • 価格 \9,313~\9,463(税込み)

RT-CL800

RT-CL800
  • ICE TECHNOLOGIES FREEZA
  • CENTER LOCK 
  • 140mm and 160mm 
  • 価格 \6,600~\6,750(税込み)

Proprietary 3-Layer Construction

Proprietary 3-Layer Construction

アイステクノロジーとフリーザディスクブレーキローター構造を組み合わせることですばやく放熱されるので、過酷な条件下で制動性能が安定し、パッド寿命が延び、ブレーキの減衰やノイズが軽減される。

  • 温度が140°C低下(ステンレススチール ディスクブレーキローターとの比較)
  • 高放熱ペイントによりさらに10°C低下(SM-RT900およびRT-MT900に使用)

LINK:株式会社シマノ

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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/

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