損保ジャパンの自転車保険(傷害総合保険)のプランについて
損保ジャパン日本興亜のTHEケガの保険(傷害総合保険)がどのような内容なのか見ていきましょう。(※2018年1月現在)
損保ジャパン日本興亜では「お手軽・基本・安心」の3つのプラン内容が用意されていますが、今回は損保ジャパン日本興亜代理店のホームページでおすすめのプランに設定している安心プランについてご紹介します。
<パーソナルプラン(個人におすすめのプラン)>
- 保険料 12,000円(※条件あり)
- 個人賠償責任 1億円
- 傷害死亡・後遺障害 109.5万円(※B級の場合は32万円)
- 入院保険金日額 10,000円(180日限度)
- 手術保険金 入院保険金日数の5倍(外来時)、10倍(入院時)
- 通院保険金、携行品損害 補償なし
- 救援者費用 200万円
- 被害事故補償 1,000万円
- 天災危険補償 あり
損保ジャパン日本興亜では危険の小さい職業(A級)と危険の大きい職業(B級)によって保険料の金額が異なり、上記で挙げた保険料は危険の小さい職業での金額になります。
職業に関しては下記のように分類されています。
【危険の小さい職業】
医師、会社員(事務職)、教員、自動車整備・修理工、税理士、弁護士など。
【危険の大きい職業】
漁業作業者、建設作業者、タクシー、運転者、農林業作業者、バス運転者 など
危険の大きい職業の場合、保険料は14,000円。危険の小さい職業に比べ、2,000円、保険料が高くなります。
保険料以外に危険の小さい職業と危険の大きい職業では傷害死亡・後遺障害の金額にも大きな差があるので、契約を考えている人は覚えておきたい項目です。
また損保ジャパン日本興亜では、保険料の支払いは月々ではなく、年一括払いです。こちらも合わせて覚えておきましょう。
<カップルプラン(夫婦におすすめのプラン)>
- 保険料 22,000円(※B級の場合は24,000円)
- 個人賠償責任 1億円
- 傷害死亡・後遺障害 <本人> 133万円(※B級の場合は83.3万円)
- 傷害死亡・後遺障害 <配偶者> 133万円(※B級の場合は83.2万円)
- 入院保険金日額 <本人> 10,000円(180日限度)
- 入院保険金日額 <配偶者> 7,000円(180日限度)
- 手術保険金 入院保険金日数の5倍(外来時)、10倍(入院時)
- 通院保険金、携行品損害 補償なし
- 救援者費用 200万円
- 被害事故補償 1,000万円
- 天災危険補償 あり
カップルプランもパーソナルプランと同様に危険の小さい職業(A級)と危険の大きい職業(B級)によって保険料が異なります。
本人と配偶者によって補償金額もやや異なる部分があり、傷害死亡・後遺障害に関しては1,000円違い、そして入院保険金日額に関しては本人と配偶者で3,000円の差があります。
<ファミリープラン(家族におすすめのプラン)>
- 保険料 34,000円(※B級の場合は36,000円)
- 個人賠償責任 1億円
- 傷害死亡・後遺障害 <本人・配偶者1人あたり> 50万円(※B級の場合は25万円)
- 傷害死亡・後遺障害 <本人・配偶者以外の家族> 29.5万円(※B級の場合は14万円)
- 入院保険金日額 <本人・配偶者1人あたり> 10,000円(180日限度)
- 入院保険金日額 <本人・配偶者以外の家族> 7,000円(180日限度)
- 手術保険金 入院保険金日数の5倍(外来時)、10倍(入院時)
- 通院保険金、携行品損害 補償なし
- 救援者費用 200万円
- 被害事故補償 1,000万円
- 天災危険補償 あり
ファミリープランでは本人と配偶者、本人と配偶者以外の家族で補償金額が異なります。
損保ジャパン日本興亜のTHEケガの保険(傷害総合保険)では日常生活でのケガや賠償事故も補償されるのが大きな特徴のひとつです。
注意したいのは年齢制限です。今回ご紹介した損保ジャパン日本興亜のTHEケガの保険(傷害総合保険)では69歳までの人でないと加入することができません。
ただし、70歳以上(70〜89歳)の方にはTHEケガの保険(傷害総合保険 まも〜るプラン)があります。
傷害総合保険 まも〜るプランでは「死亡なしタイプ・お手軽タイプ・基本タイプ・安心タイプ」の4種類がありますが、こちらもおすすめに設定されている安心タイプについてご紹介します。
<傷害総合保険 まも〜るプラン(70〜89歳の方のための保険)>
- 保険料 27,100円(※B級の場合は35,690円)
- 個人賠償責任 1億円
- 傷害死亡・後遺障害 300万円
- 入院保険金日額 7,000円(30日限度)
- 手術保険日額 入院保険金日額の5倍(外来時)、10倍(入院時)
- 通院保険金日額 4,500円
- 傷害入院一時金 70,000円
- 被害事故補償 2,000万円
- 携行品損害(自己負担額1事故3,000円) なし
- 天災危険補償特約 あり
上記でご紹介したプランには携行品損害に関しては”なし”になっていますが、こちらの補償(30万円)をつけることもできます。つける場合は保険料が上がり、29,300円(※B級の場合は37,890円)となっています。
通常のTHEケガの保険(傷害総合保険)と同様に、こちらも保険料は年一括払いとなっています。
損保ジャパン日本興亜の保険は信頼度が高い!?
全国の都道府県で自転車保険の義務化が進むなか、各保険会社で自転車保険の提供も続々と発表とされています。
消費者としてはいろいろなプランを選べて嬉しいかと思いきや、そういうことでもなく、むしろ自転車保険を提供している会社が多すぎて、どのプランにすればいいのか迷っている人が多いのが現状です。
このように迷ったときは補償内容がしっかりしていること、そして信頼度が高い保険会社と契約したいと思うのが一般的な考え方でしょう。
その考え方でいくと、損保ジャパン日本興亜は信頼度が高い保険と言えます。理由は下記の通りです。
- ファミリーマートの引受保険会社であること
- 一般財団法人全日本交通安全協会『サイクル安心保険』の幹事引受保険会社に選定
- 兵庫県や横浜市などの自治体が提供する自転車保険も損保ジャパンが提供
このように損保ジャパン日本興亜は各社、自治体などの引受保険会社となっており、信頼度が高い保険と言えるでしょう。
もちろん最終的にどこの保険会社のプランにするかはあなたの自由ですが、もしも迷っている場合は信頼度高い保険会社の保険プランを検討するのがいいでしょう。