「毎日の子どもの送り迎えで使っている電動自転車パンクしちゃった!」

「電動自転車のパンクを自分で修理するには、どうしたらいいんだろう?」

このように思ったことはありませんか?

平日の朝、仕事前に子どもを幼稚園・保育園に送るために、電動自転車を使用している方は多いでしょう。

もし朝の忙しい時間に、普段使っている電動自転車がパンクしていることに気付いたら、大きく時間をロスしてしまいますよね。

筆者も自転車を使おうとマンションの駐輪場へ向かったら、タイヤに穴を開けられており、とても焦った経験があります。

朝早い時間帯では自転車屋は開いていませんし、そもそも「家の近くに自転車屋が無い」という方もいるでしょう。

ところが、自転車のパンクは必要な道具さえ揃っていれば、簡単に修理可能です。

この記事では、普段の子どもの送り迎えやスーパーでの買い物などで電動自転車を使うことの多い女性に向けて、電動自転車のパンクを修理する方法を解説します。

電動自転車のパンクを防ぐ方法についても紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

電動自転車のパンク修理前にチェックしたいこと2つ

子育て世代にとって電動自転車は頻繁に使う乗り物ですので、パンクによって余計な時間を取られたくないですよね。

しかし電動自転車の空気が抜けている原因は、パンクではない可能性もあるのです。

パンク修理前に、本当に電動自転車がパンクしているのか、以下2点を確認しましょう。

  1. 虫ゴムが劣化していないか
  2. 袋ナットが緩んでいないか
虫ゴム バルブ キャップ

まずは、「虫ゴム」の劣化をチェックします。虫ゴムとは、空気の逆流を防ぐ部品です。「バルブ」と呼ばれる、電動自転車の空気を入れる金具部分に使います。

上記画像の細長いゴムが虫ゴムであり、金属の部分をバルブと呼びます。

虫ゴムは劣化しやすいため、1年に1回ほど交換が必要です。ひび割れや破れがあったり、ゴムの弾力がなくなっていたら、変え時です。

次に、袋ナットの緩みを確認します。袋ナットとはバルブ中央のネジのことです。

袋ナットが緩んでいると、空気が抜けてしまいます。緩んでいたら締め直して空気が抜けるのを防ぎ、空気入れを使って電動自転車に空気を入れましょう。

以上の2点をチェックしても問題ないようなら、パンクの可能性が高いので、パンク修理を行います。

電動自転車のパンク修理で用意するもの

電動自転車のパンク修理では、以下が必要です。

  • ゴムノリ
  • 修理パッチ
  • タイヤレバー
  • 紙やすり
  • 空気入れ
  • 虫ゴム
  • マーカー
  • 作業用手袋
  • 補修パッチ

「一つずつ揃えるのは手間だ」と感じる方は、パンク修理セットを使うのがおすすめです。簡単な修理セットであれば、100円ショップでも売られています。

他にも、空気入れ以外であれば、必要な道具がすべてセットに含まれている商品もあります。予算に合わせて、お好きなほうを購入してみてください。

電動自転車パンク修理の手順4ステップ

電動自転車のパンクを修理する手順は下記の4ステップです。

  1. チューブを外す
  2. パンクした箇所を見つける
  3. パンクした箇所をふさぐ
  4. チューブの取り付け

なお、通常の自転車でも同様の方法で修理が可能です。

それぞれの手順を詳しく解説します。

▲画像を用いた詳しいパンク修理方法はこちら

ステップ①チューブを外す

まずはチューブを外しましょう。通常、自転車のタイヤにはチューブが入っています。このチューブに穴が開いてしまうと、空気が漏れてパンクにつながります。

最初にチューブの空気を抜きます。チューブに空気が入ったままでは、作業がしにくいためです。

「バルブ」という電動自転車の空気を入れる金具部分の芯を抜くと、空気が抜けます。空気が抜けない場合は、空気口を指で押し込んでみましょう。

空気が抜けたら、バルブを固定しているナット(ネジ)を外し、タイヤレバーを使ってチューブをタイヤの枠(リム)から外します。

バルブの横に1つ目のタイヤレバーを固定し、バルブと対角線上に、もう1つのタイヤレバーをリムに入れて動かします。1/4ほど進んだら、固定していたレバーをすべらせると簡単にチューブをリムから外すことが可能です。

次に、タイヤを回しながらチューブを完全に引き出しましょう。

ステップ②パンクした箇所を見つける

チューブを外したら、「水調べ」という方法で、どこに穴が空いているのかを探します。水調べは、以下の手順で行います。

  1. チューブに空気を入れる
  2. 水につける
  3. 穴を見つけて印をつける

まず、バルブにプランジャー(円筒形のネジのような部品)と袋ナット(ネジ)を取り付け、チューブに空気を入れます。

次に、バケツやたらいなどに水を張り、チューブを水に沈め、空気が漏れる箇所を探します。

空気が漏れている箇所が分かったら、チューブの空気を抜いて、マーカーで印をつけておきましょう。

ステップ③パンクした箇所をふさぐ

パンク原因の箇所を特定できたら、以下の手順で穴をふさぎます。

  1. 補修する箇所を紙やすりで削る
  2. ゴムノリをつける
  3. 補修パッチを貼る

まずは補修する箇所を紙やすりで削ります。チューブについている、剝離剤(はくりざい)とバリを取るためです。バリとは、ゴムを加工するときにできる「出っ張り」やギザギザを指します。

マーカーで印を付けた箇所にゴムノリを塗ったら、揮発するまで10分ほど時間をおきます。乾燥させないと、きちんと接着できません。ゴムノリの乾きを確認してから、次の作業を実施しましょう。

ゴムノリが乾いたら、補修パッチを貼ります。補修する箇所よりも、少し大きいサイズの補修パッチを選んで、穴をカバーしましょう。

修理パッチを貼れたら、こすって圧着します。チューブに空気を入れ、補修パッチがはがれないことを確認したら、補修パッチの表面に付いているシールをはがしましょう。

念のため、補修箇所を水に浸けて、空気の漏れがないことをチェックしましょう。

ステップ④チューブの取り付け

最後に、チューブの取り付けをします。チューブの空気を抜き、よじれないようにしながら、リムに押し込んでいきましょう。

押し込めたら、ナットを仮留めで取り付けます。

チューブ全体をタイヤに押し込めたら、少し空気を入れて、タイヤがリムからはみ出していないか確認します。指でもんで確認すると、リムの間に挟まったチューブを適切な位置に入れられます。

全体的に空気を入れて、バルブを取り付けたら、パンクの修理は完了です。

電動自転車のパンク修理の費用

パンク修理を自転車屋で依頼する場合は、およそ1,000円~2,000円が相場ですが、チューブ交換や水調べをしたり、パンクの箇所が多いと、さらに料金が高くなるケースもあります。

予算や手間暇などを考えて、修理を依頼するか、自分で修理をするかを選びましょう。

「パンク修理の道具なんて無い…」出勤前に気軽にできる応急処置を解説

電動自転車がパンクした際に必要な道具や修理方法をお伝えしましたが、忙しい朝の時間に、上記の道具を用いてパンク修理をするのは時間がかかるもの。

そこでパンク修理の応急処置として、「瞬間パンク修理剤」を活用する方法もおすすめです。

瞬間パンク修理剤はスプレー缶一本だけでパンクの応急処置が可能であり、上記したパンク修理道具は不要。

使用方法はタイヤのバルブを取り、付属の専用バルブを取り付けた後に、スプレー缶を専用バルブに指すだけです。
スプレー内の修理液と空気が同時にチューブ内に注入され、空いている穴を塞ぎます。

そのため、朝の忙しい時間で電動自転車のパンクに気付いても、即座にパンク修理が可能です。
ただし、飽くまでも応急処置ですので、なるべく早く道具をそろえてパンク修理をするか、自転車屋に修理を依頼するのを推奨します。

もしパンク修理に必要な道具や瞬間パンク修理剤がない場合は、応急処理が不可能ですので、早めに幼稚園・保育園・職場に連絡し、子どもの送迎・出勤に遅れることを伝えましょう。

電動自転車のパンクを防ぐ4つのコツ

電動自転車がパンクした際の対応方法に併せて、パンクを防ぐためのコツもお伝えします。

子どもの送り迎えや出勤時などに使用する大切な乗り物ですので、なるべくタイヤに負担のかからない乗り方を押さえておきましょう。

電動自転車のパンクを防ぐコツは、以下の4つです。

  1. 電動自転車の空気は定期的に入れる
  2. パンクしにくい走り方をする
  3. パンク予防剤を注入する
  4. 劣化したタイヤは早めに交換する

それぞれのコツを解説します。

コツ①電動自転車の空気は定期的に入れる

まずは電動自転車の空気を定期的に入れることから始めましょう。

空気が減ったまま電動自転車に乗っていると、空気圧が足りず、体重でタイヤが変形してしまうためです。この変形により、タイヤの側面がヒビ割れを起こします。ヒビは、タイヤの中のチューブを傷つけてしまうので、パンクにつながりかねません。

また、電動自転車に乗っていなくても空気は自然に抜けていきます。タイヤの側面を指で挟んで、少しへこむくらいが、空気圧として適切です。

仕事や買い物を終えて家に帰ってきたタイミングなどを利用し、電動自転車の空気が抜けていないかチェックし、こまめに空気を入れてみてください。

コツ②パンクしにくい走り方をする

2つ目のコツは、パンクしにくい走り方をすることです。勢いをつけて砂味道を走ったり、段差を乗り越えたりすると、タイヤに強い力がかかってしまうからです。

パンクしにくい走り方は、以下の通りです。

  • 砂利道や破片などの障害物が多い道を避ける
  • 段差を超える時はスピードを落とす

瞬間的に強い力がかからないようにし、パンクのリスクをできるだけ回避しましょう。

加えて、もし足元が不安定なところで速度を付けて走れば、パンクだけではなく転倒や交通事故に遭うリスクも想定されます。

特に子どもを乗せて電動自転車を使用する際は注意しましょう。

コツ③パンク予防剤を注入する

パンク予防剤を使うことも一つの方法です。パンク予防剤とは、適切な空気を維持してくれ、タイヤに物が刺さっても穴をふさぐ道具です。

もちろん、絶対にパンクしないわけではなく、大きい穴が空いた場合は防ぎきれないこともあります。

他のコツも取り入れながら、パンク予防剤も併用して、パンクを未然に防ぎましょう。

コツ④劣化したタイヤは早めに交換する

4つ目のコツは、劣化したタイヤは早めに交換することです。

劣化するとタイヤ側面にヒビ割れが発生し、空気が減ってきたタイミングでパンクになりかねません。

タイヤの溝が見えなくなってきたら、交換のタイミングです。タイヤがつるつるになってしまったら、いつパンクしてもおかしくありません。

仕事に行く前や走行中などにパンクする前に、早めにタイヤを取り替えることをおすすめします。

まとめ

本記事では、自分で電動自転車のパンクを修理する方法をお伝えしました。

電動自転車は普段の子どもの送迎や出勤、スーパーへの買い物など、頻繁に使用する大切な乗り物です。

そのため、パンクを防ぐ走り方をしたり、事前にパンク修理ができるように道具を揃えたりしておくことをおすすめします。

ぜひ本記事を参考に、快適に電動自転車を使ってくださいね。