au損保では「Bycle」という自転車向け保険が提供されています。

Bycleは豊富な補償内容の中から自分に合った補償を選べるメリットがありますが、なかには「種類が多すぎて何を選べばいいか分かりづらい」といった声も。

そこで今回は、au損保の自転車保険「Bycle」シリーズの補償内容について、それぞれ詳しく解説いたします。

商品別に選び方のポイントについても分かりやすく解説しているので、au損保の自転車保険に加入するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

au損保の自転車保険「Bycle」シリーズの紹介

 

毎日の生活に自転車が欠かせないヘビーユーザータイプには au  自転車保険 Bycle
自転車だけでなくレジャーもスポーツもまとめて備えたいアクティブタイプには au  自転車保険 Bycle Best
シニア世代には、70才から加入できる自転車保険 au  自転車保険 Bycle S

au損保の自転車保険、「Bycle(バイクル)」シリーズには3種類の商品があります。

それぞれに共通する内容として、補償内容や保険金額の違うブロンズ、シルバー、ゴールドの3コースが選べ、家族構成やライフスタイルに応じて補償を受けられる範囲が本人タイプ、家族タイプ、本人・親族タイプと選べる点が特徴です。

 

また、auユーザーのみならず、誰でも加入することができます。

「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」の対象年齢は74歳以下、「自転車向け保険 Bycle S」の対象年齢は70歳から89歳まで、PCやスマホから簡単に申し込めます。

まずは3つの自転車保険の種類について、詳しく見ていきましょう。

1.もっともベーシックな保険「Bycle(バイクル)」

au損保の自転車保険の中で、もっともベーシックなのが「自転車向け保険 Bycle」です。

以下、主な補償内容と保険料の一例を記載したのでご覧ください。

 

【Bycleの主な補償内容】

 

ブロンズ

シルバー

ゴールド

保険料(本人タイプ)

340円/月

590円/月

1,130円/月

個人賠償責任補償

2億円

3億円

3億円

示談代行サービス

弁護士費用特約

300万円

ロードサービス

※その他、交通事故による死亡時、入院保険金、手術保険金などの補償あり。

 

Bycleでは一般的な個人賠償責任補償に加え、交通事故によるケガの補償がつきます。

自転車事故でなくても、交通事故全般に対してケガの補償が受けられるのがポイントです。

ブロンズコース、本人タイプなら月々340円で2億円の賠償責任補償を備えられる、リーズナブルな自転車保険です。

au損保の自転車向け保険 Bycleの詳細はこちら

2.Bycleをグレードアップした保険「Bycle Best(バイクル ベスト)」

「自転車向け保険 Bycle Best」は、Bycleの補償内容をさらにグレードアップした自転車保険です。

以下、主な補償内容と保険料を見てみましょう。

【Bycle Bestの主な補償内容】

 

ブロンズ

シルバー

ゴールド

保険料(本人タイプ)

780円/月

1,470円/月

2,260円/月

個人賠償責任補償

2億円

3億円

3億円

示談代行サービス

弁護士費用特約

300万円

ロードサービス

基本的な補償内容はBycleと変わらない点にお気づきいただけたでしょうか?

一般的に自転車保険に必要とされている「個人賠償責任」「示談交渉サービス」や「ロードサービス」といった補償の内容に違いはありません。

 

大きく異なる点は「ケガの補償対象範囲」

Bycleでは交通事故のみのケガの補償であるのに対し、Bycle Bestはスポーツやアウトドアなど原因を問わずすべてのケガに対して補償が受けられるようになっています。

参考までにケガの補償についても、両者の補償内容を比較してみましょう。

 

 

・Bycle

・Bycle Best

ブロンズ

・Bycle

・Bycle Best

シルバー

・Bycle

・Bycle Best

ゴールド

死亡・後遺障害

250万円

400万円

400万円

入院一時金

2万円

5万円

入院保険金日額

4,000円

6,000円

6,000円

手術保険金

2万円または4万円

3万円または6万円

3万円または6万円

通院保険金日額

1,000円

2,000円

表の通り、ケガの補償に関してもBycleとBycle Bestの補償内容は変わりません。

いずれも自転車事故によるケガであれば、それぞれ2倍の保険金額が受け取れます。

 

また自転車事故の際にヘルメットを着用していたにも関わらず死亡に至ってしまった場合は、どのプランにおいても死亡保険金が100万円上乗せされるのもポイントです。

 

au  自転車保険 Bycle

 

ベーシックな「自転車向け保険 Bycle」と補償の中身は同じですが、補償対象となるケガの範囲が広く、あらゆるシーンにおけるケガに備えられるのが「自転車向け保険 Bycle Best」です。

 

au損保の自転車向け保険 Bycle Bestの詳細はこちら

 

3.シニア世代向けの保険「Bycle S(バイクル エス)」

「自転車向け保険 Bycle S」は、70歳~89歳までのシニア世代が加入できる自転車保険です。まずは主な補償内容を見ていきましょう。

【Bycle Sの主な補償内容】

保険料

710円/月

個人賠償責任補償

2億円

示談代行サービス

弁護士費用特約

300万円

ロードサービス

死亡保険金

200万円

入院一時金(3日以上の入院で)

2万円

※自転車事故によるケガの場合、死亡保険金と入院一時金は2倍

 

「自転車向け保険 Bycle」と「自転車向け保険 Bycle Best」はブロンズ~ゴールドまで3コースから選べますが、「自転車向け保険 Bycle S」には1つのプランしかありません。

また補償の対象範囲も「家族タイプ」や「本人・親族タイプ」はなく、本人タイプのみ加入が可能です。

 

基本の補償はBycle Bestと似たような内容になっています。

つまり「自転車向け保険 Bycle S」は交通事故によるケガだけでなく、日常生活中におけるケガも補償されるのがポイントです。

ただし、ケガの補償は3日以上入院した場合のみ一時金が受け取れます。通院や手術給付金はありません。

 

またBycle Sには「弁護士費用特約が自動付帯する」のも魅力のひとつ。

弁護士費用特約がついていればこちらが被害者になった際、費用面の心配をすることなく賠償請求手続きなどを弁護士に依頼できるため、いざというときにも安心です。

弁護士費用特約が付帯するBycle Bestのゴールドコースは本人型でも月々2,260円。

一部補償内容は異なるものの、シニア向けのBycle Sなら月々710円で必要な補償が備えられるのもうれしいポイントです。

au損保の自転車向け保険 Bycle Sの詳細はこちら

au損保の自転車保険 Bycleシリーズの特徴

ここまでで「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」「自転車向け保険 Bycle S」の3つの商品について解説しました。

続いてau損保の自転車向け保険「Bycle」シリーズの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

特徴は下記の5つ。

  • 自転車事故や故障の際に指定の場所まで自転車を搬送してくれる「ロードサービス」
  • 個人賠償補償はどのプランも高額賠償補償にも対応、示談代行サービス付き
  • 傷害補償は自転車事故なら2倍補償
  • 家族構成やライフスタイルにあわせて適用範囲も選べる
  • ブロンズ、シルバー、ゴールドの中から好きな補償内容を選べる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

特徴1.自転車事故や故障の際に指定の場所まで自転車を搬送してくれる「ロードサービス」

「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」「自転車向け保険 Bycle S」には24時間365日サポートの自転車ロードサービスが付いています

 

故障や事故などで自転車が自力走行不能になった際に、全国の拠点から50kmまで自己負担ゼロで搬送してもらえます。

この自転車ロードサービスは、au損保のスマートフォンアプリ「自転車の日」を使うとGPSで位置を特定できるからサービス要請が簡単にできるのも魅力です。

 

特徴2.個人賠償補償はどのプランも高額賠償補償にも対応、示談代行サービス付き

交通事故の加害者になってしまった場合に、最高で3億円の個人賠償補償を受けられ、最低でも2億円の高額賠償補償に対応しています。

相手側との示談交渉を保険会社が代行してくれる示談代行サービスも含まれているのも魅力のひとつです。

 

賠償責任には自転車事故のみならず、日常生活全般が含まれているので、これひとつで広範囲のトラブルを保険でカバーできます。

具体的には、家での水回り・水漏れのトラブル、原付バイクでの事故、海外旅行中のおみやげ店での商品破損、駅構内でのケガなど。

また賠償責任の対象範囲は加入するタイプに関わらず、同居の親族や別居の未婚の子まで補償が受けられます。

自転車保険のロードサービスとは?サービス内容や利用実態を解説

 

特徴3.傷害補償は自転車事故なら2倍補償

自転車事故でのケガの補償がとても厚いのがau損保の自転車保険です。

「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」「自転車向け保険 Bycle S」は、自転車事故による死亡・入院・手術・通院の保険金額が2倍になります。

 

「自転車向け保険 Bycle Best」は、交通事故以外にも日常生活でのケガも入院・通院・手術に対して補償されます

ご自宅でのケガ、テニスなどのスポーツ中やハイキング中のケガ、自転車ロードレースでの転倒、トライアスロン中でのケガ、子供の学校や公園でのケガなども補償の対象です。

「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」「自転車向け保険 Bycle S」には「ヘルメット着用中補償」(ヘルメット着用中死亡特別保険金補償)が付きます。

ヘルメット着用中の死亡事故に対して特別保険金100万円が追加で補償されるといった内容です。

 

特徴4.家族構成やライフスタイルにあわせて適用範囲も選べる

au  自転車保険 Bycle 特徴

※本人・親族タイプは「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」のみ

本人や家族など保険を適用する範囲もご家族構成に応じて選べます。

「本人・親族タイプ」は配偶者の方は補償に含まれませんが、旦那さんがあまり自転車に乗らず電動アシスト自転車で子供を乗せて送り迎えするママにはおすすめのプランです

※「親族」にはご本人の配偶者は含まれません。また「親族」とは、ご本人または配偶者と同居の親族(6親等内の血族、3親等内の姻族)および別居の未婚の子(これまでに婚姻歴のないこと)をいいます。

 

特徴5.ブロンズ、シルバー、ゴールドの中から好きな補償内容を選べる

自転車保険に加入する際は補償内容も大事ですが、保険料も気になりますよね。

au損保ではブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのコースの中から好きな補償内容を選べるので、補償と保険料のバランスを見ながらそれぞれのニーズに合わせた契約が可能です。

 

au損保の自転車保険「Bycle」選び方のポイント

au損保の自転車保険の最大の特徴は、補償タイプが充実していること。

ただ「選択肢が多数あるため、どのように選べばよいか分かりづらい」と感じる方もいるかもしれません。

 

ここでは、au損保の自転車保険「Bycle」シリーズの選び方のポイントについて解説します。

「Bycle」か「Bycle Best」か「Bycle S」か

まず初めに選ぶのは商品の種類。Bycleシリーズの3つの中から自分にあった保険を選ぶことが大事なポイントです。

自転車事故に特化して補償を充実させたいなら「Bycle」

「最低限、自転車事故を含む交通事故に対しての補償が受けられればOK」という方は、ベーシックな「自転車向け保険 Bycle」がおすすめです。

1つの契約で日常のケガまで幅広く備えたいなら「Bycle Best」

「ケガの補償はこれ1つで済ませたい!」という方におすすめなのは「自転車向け保険 Bycle Best」です。

Bycle Bestなら交通事故以外の日常生活のケガのリスクにも対応できます。

70歳以上なら「Bycle S」

70歳~89歳までの方は「自転車向け保険 Bycle S」がおすすめです。

ただしBycleとBycle Bestは74歳以下までなら契約可能なので、70歳~74歳までの方はBycle Sに移行すべきか悩むかもしれません。

 

ここで気を付けたいのは、Bycle Sは本人タイプのみの商品であること。

それまで家族タイプまたは本人・親族タイプに加入していた方は、Bycle Sに移行すると家族の分の保険契約が別途必要になる点に注意しましょう。

「本人タイプ」か「家族タイプ」か「本人・親族タイプ」か

続いては補償の範囲を考えてみましょう。

本人タイプは自分だけ補償を受けたい方へ

もっとも保険料が安くなるのは「本人タイプ」。本人タイプでは被保険者のみ、万が一の際にケガの補償が受けられます。

同居家族がいない場合や、ケガの補償は自分の分だけで問題ないといった方は「本人タイプ」を選ぶと良いでしょう。

家族タイプは家族全員補償を受けたい方へ

「家族タイプ」に加入すれば、家族全員ケガの補償を受けることができます。

ここでいう家族とは、以下の通りです。

 

  • 本人またはその配偶者と同居の親族(子・孫・父母・祖父母)
  • 本人またはその配偶者と別居の未婚の子

同居している家族であればもちろん、別居であっても子どもが未婚(※)であれば対象範囲です。

ただし別居の親族(父母や祖父母など)は対象外となりますのでご注意ください。

(※)未婚とは一度も婚姻していないことを言います。

 

例えば4人家族でそれぞれのケガの補償を備えたいとき、1人ずつ加入すると月々1,360円。(Bycle、ブロンズコースの場合。月340円 × 4人)

家族タイプに加入すれば月々680円で家族全員分の補償が備えられるので、家族が多いほどお得です。

本人・親族タイプは被保険者本人とその他の親族が補償対象

「本人・親族タイプ」は家族タイプと混同しがちですが、補償対象が若干異なります。

家族タイプとの違いは「配偶者のみ補償対象外」とする点です。

 

家族の中で自転車を使用するのは妻と子どものみといったケースや、夫は生命保険ですでにケガの補償を備えているといったケースでは、「本人・親族タイプ」を契約すると無駄を省けるでしょう。

なお、Bycle Sは本人タイプのみとなっている点にご注意ください。

「ブロンズ」か「シルバー」か「ゴールド」か

次に、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのプランの違いについて見ていきましょう。

 

ブロンズはコスパ重視の方におすすめ

ブロンズコースはとにかくコスパを重視したい方におすすめのプランです。

補償内容は必要最低限に抑えたい方なら、ブロンズコースの本人タイプに加入すれば「個人賠償責任補償」や「示談交渉サービス」は家族全員補償が受けられます。

シルバーはバランス良く補償を備えたい方におすすめ

「ブロンズの補償内容だと物足りない気がする」という方にはシルバーコースがおすすめです。

ブロンズコースに比べて死亡保障が手厚くなり、1回の通院からの補償もついてきます。

保険料は月々250円(※)アップで個人賠償責任補償も3億円に引き上げられるので、バランス良く補償を備えたい方はシルバーコースを選ぶと良いでしょう。

(※)ブロンズコースの本人タイプ(月払い)と比較した場合

ゴールドは手厚く備えたい方におすすめ

ゴールドコースでしか選べない補償は「弁護士費用特約」です。

自転車保険で弁護士費用特約を付帯できる保険は数少ないのが現状であるため、魅力的な補償といえます。

 

他にもシルバーコースと比較して、入院一時金と通院保険金日額の補償金額がアップするのが特徴。その分保険料は高くなってしまうものの、手厚い補償を備えたい方にはゴールドコースがおすすめです。

弁護士費用特約とは?

au損保の自転車保険では70歳以上が契約できる「自転車向け保険 Bycle S」と、「自転車向け保険 Bycle」「自転車向け保険 Bycle Best」のゴールドコースのみに付帯される「弁護士費用特約」。

本当に必要?と疑問に思う方もいるでしょう。

 

自転車保険には、個人賠償責任補償に示談交渉サービスが付帯しているケースが多くありますが、示談交渉サービスが利用できる場面は「こちら側が事故の加害者となった場合のみ」なのです。

 

かといって、こちらが被害者になったときは相手側と話し合いをしなくて済むのか、といったらそうではありません。

「どのように示談を進めていけば良いか分からない」とすべての手続きを相手側に任せていたら、請求できるはずの損害賠償額が非常に少ない金額になってしまったということも考えられます。

 

そのため被害者の立場になったときは、弁護士に依頼するのがもっとも理想的だといえるでしょう。

しかし弁護士に依頼するといくらかかるのか、費用面で不安になる人は多いと思います。

 

そこで活躍してくれるのが「弁護士費用特約」です。

au損保では300万円を限度に弁護士費用を負担してくれます。被害者になっても泣き寝入りすることがないよう、保険で備えておくと安心です。

つけたほうが断然お得!? 自転車保険に加入するときに弁護士特約をつけたほうが良い理由について

 

個人賠償責任補償が備えられる「ケガの保険」も

au損保には自転車保険のBycleシリーズ以外にも、個人賠償責任補償が備えられる「ケガの保険」があります。

個人賠償責任補償と最低限のケガの補償が受けられれば良い方にはこちらの商品もおすすめです。

 

ケガの保険には「日常の事故」「交通事故」の2種類があり、どちらを契約してもすべてのコースで1億円の個人賠償責任補償がつきます。

 

中でも「交通事故」に特化したケガの保険なら、補償内容が自転車保険のBycleシリーズと大差ありません。

ただし自転車保険と違って「ロードサービスがない」「自転車事故でも保険金は2倍にならない」「個人賠償責任補償は1億円まで」といった点に注意しましょう。

 

au損保のケガの保険~交通事故~の詳細はこちら

まとめ

au損保の自転車保険「Bycle」シリーズの3つの商品の特徴や選び方のポイントについて解説しました。

 

豊富なプランの中から自由に選べるau損保の自転車保険では、補償を選ぶときのポイントをしっかりと抑えれば、自分や家族にとって最適な補償を安く備えられるかもしれません。

 

すでに加入済みの保険とも照らし合わせつつ、重複する補償がないかを考えるのもポイントです。保険料と補償内容のバランスを考えて自分に合った自転車保険に加入しましょう。