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東京海上日動の自転車保険「eサイクル保険」内容や加入方法を解説!

全国各地で加入の義務化が進みつつある「自転車保険」。各保険会社からさまざまな商品が販売されているので、どれを選べばよいか悩むことも多いですよね。

とはいえ補償内容はどれも同じというわけではないため、自分のニーズに合った保険商品の中から比較して選ぶことをおすすめします。

この記事では、国内大手の保険会社「東京海上日動」が提供する自転車保険、「eサイクル保険」について、補償内容や加入方法などを詳しく解説します。

eサイクル保険の商品の特徴を知って、ぜひ比較検討の際にお役立てください。

東京海上日動「eサイクル保険」の特徴

eサイクル保険の特徴は、大きく5つ挙げられます。

ひとつずつ見ていきましょう。

1.充実した補償と割安な保険料

eサイクル保険はインターネット加入専用の自転車保険。加入の窓口をネットのみにすることで、充実した補償内容にも関わらず割安な保険料を実現しています。

相手への補償だけでなく、自分や家族のケガや死亡・後遺障害に対する補償も備えられるのがポイント。

また相手のいる自転車事故に限らず、単独での事故によるケガや、歩行中に起きた事故による負傷など、幅広いシーンにおいて補償が受けられます。

2.自動更新で契約が途切れる心配ナシ

eサイクル保険は更新型の自転車保険です。契約は1年ごとに満期が訪れますが、「保険契約の更新に関する特約」が無料で付帯されているため、解約しない限り契約が継続されます。

手続き不要で自動更新できるのはうれしいポイント。うっかり満期を忘れて補償が途切れてしまうといった心配もありません。

3.安心の示談交渉サービス付き

eサイクル保険には示談交渉サービスが付帯されているのも魅力的な特徴です。

示談交渉サービスとは、万が一こちらが事故の加害者となった場合、保険会社が代わりに被害者(相手側)との示談交渉を無償で行ってくれるサービスのこと。

「示談=被害者と話し合いをして損害賠償金の額を取り決めていくこと」ですが、たいていは適切な知識を持ち合わせていないため、話し合いがスムーズに進まず、時間と労力を多く要するでしょう。

別途弁護士に依頼する手間も省けるため、あらかじめ付帯されていると安心です。

4.個人賠償責任は国内外問わず補償

個人賠償責任補償は、基本的に国内で発生したトラブルのみ補償が受けられますが、eサイクル保険では海外におけるトラブル時にも補償の対象となります。

海外に行く機会がある人にとって、メリットの大きい保険です。

5.無料電話相談サービスも充実

国内大手の保険会社ならではのサポート体制が充実しているのもeサイクル保険の大きな特徴です。

eサイクル保険には、「事故防止アシスト」「デイリーサポート」「メディカルアシスト」「介護アシスト」の4つの無料相談サービスが付帯しています。

中でも「メディカルアシスト」は、24時間365日いつでも医療相談が可能なサービス。

夜間に家族の体調が急変したときはもちろん、人には相談しづらい体の不調やがん治療の悩みなど、さまざまな相談ごとに専門医や医療スタッフが応えてくれる、魅力的なサービスです。

東京海上日動「eサイクル保険」の補償内容

東京海上日動のeサイクル保険には、3つの補償プランが用意されています。

非常にシンプルなので、補償金額や特約の設定など頭を悩ませずにサクッと決められます。

契約者年齢:18~69歳

東京海上日動 補償内容
参照:東京海上日動「eサイクル保険」補償内容より

eサイクル保険では、「自分側のケガに関する補償」「相手側に対する補償」の2種類の補償が受けられます。

自分側のケガに関する補償に関しては、他で加入中の医療保険など重複する補償がないかを確認した上で、補償金額を選ぶと良いでしょう。

なお、個人賠償責任なしのCプランを選んだ場合、相手側への補償がなくなるため注意が必要です。

東京海上日動「eサイクル保険」の保険料

続いて、上記に記載した補償内容の詳細な保険料について解説します。

eサイクル保険では「本人型」「夫婦型」「家族型」の3種類の契約プランがあります。

それぞれ補償の対象となる範囲が異なるため、あわせてチェックしましょう。

東京海上日動 補償内容
参照:東京海上日動「eサイクル保険」保険料より

本人型とは・・・補償の範囲が被保険者のみ
夫婦型とは・・・補償の範囲が被保険者+配偶者のみ
家族型とは・・・補償の範囲は被保険者+配偶者のほか、その他の親族まで
(その他の親族=同居の親族および別居の未婚の子を含む)

ここで注意したいポイントは、個人賠償責任の補償範囲について。

本人型、夫婦型、家族型のどのタイプを契約したとしても、個人賠償責任の補償は家族型に該当する方までが対象の範囲となります。

例えば本人型を契約した場合であっても、相手側に対する補償に関しては家族全員適用されることになるのです。

本人型・夫婦型・家族型というのはあくまでも、交通事故等により自分側が負傷した際に受けられる補償の対象範囲のこと。必ずしも、“家族全員自転車に乗る家庭なら家族型に加入しなければならない” というわけではありません。

ただし前項でも記載した通り、個人賠償責任補償なしのCプランを契約した場合には、一切相手側への補償が受けられないため注意しましょう。

東京海上日動「eサイクル保険」の加入方法

eサイクル保険はインターネット加入専用の自転車保険。加入するにはインターネットから申込みをする必要があります。以下、加入の手順について詳しく見ていきましょう。

eサイクル保険の加入手順

  1. eサイクル保険の公式サイトへアクセス
  2. 「インターネットでご契約」ボタンをクリック
  3. 記載に従い、契約プランの選択やお客様情報の入力を済ませる
  4. 申込み内容の確認
  5. 契約成立

保険料の支払いは、クレジットカード払いまたはコンビニ払いから選択できます。

クレジットカード払いの場合:契約成立後、クレジットカード情報を登録します。

コンビニ払いの場合:後日送付される保険証券に払込票が同封されます。コンビニ以外にも郵便局またはPay-easy(ペイジー)でも払込が可能です。

24時間365日、いつでも好きなときに加入手続きができるので、忙しい人にもおすすめです。

東京海上日動「eサイクル保険」の評判

続いて、eサイクル保険の気になる評判についてチェックしてみましょう。

今回は「オリコン顧客満足度ランキング」より、eサイクル保険の良い評判と気になる点についてピックアップしました。

eサイクル保険の良い評判

まずは、eサイクル保険の良い評判からご紹介します。

会社に信頼感があります。担当の方の丁寧な対応に好感が持てました。保険金が支払われるまでの期間も納得出来ました。(50代・女性)

ネットで簡単に申し込みができた。賠償額が無制限、示談付きの保険料としては安かった。保険始期を一月先まで指定することができた。(申し込みの翌日が始期というものが多かった)(50代・女性)

信頼できる企業なので、万が一のことがあっても、しっかりと支払いなどの対応をしてもらえると思う。安心感が持てる。(30代・男性)

引用:東京海上日動火災保険の評判・口コミ|オリコン 自転車保険満足度ランキングより

大手の保険会社だからこそ「安心して任せられる」といった声が多く見られました。

また、充実した補償を納得の保険料で提供されている点にも高評価が集まっています。

eサイクル保険の気になる点

続いて、eサイクル保険の気になる点について見てみましょう。

保険料が他社よりも割高だという点。もっと豊富なプランの中から選びたいが、選択肢がほぼなかったのは残念。(30代・男性)

去年よりも今年は保険料が値上げしてて驚いた。お知らせの紙とか一緒に入ってると、納得して支払えるが、理由が分からないままは不安に思うときもある。(20代・女性)

加入時期や内容について、年1回くらい確認のお便りなどがあると見直すきっかけになるかも。(40代・女性)

引用:東京海上日動火災保険の評判・口コミ|オリコン 自転車保険満足度ランキングより

eサイクル保険の契約者の中には、自動更新を不満に思う人もいるようです。

特に更新後の保険料が値上げされると、損をした気分になってしまうかもしれません。

保険料は必ずしも毎年同じというわけではなく、保険会社の保険金支払い実績などに応じて変動することがあり、場合によっては値上げとなる可能性も考えられます。

また、eサイクル保険はシンプルな補償プランを特徴としているため、細かく保険金額を設定することはできません。

「保険金額を自分で決めたい」という人には不向きといえるでしょう。

東京海上日動「eサイクル保険」3つの注意点

ここまで解説した内容を踏まえた上で、eサイクル保険を契約する際に注意しておきたいポイントを3つ押さえておきましょう。

1.保険料は変動する可能性がある

気になる口コミにもあったように、保険料は毎年同じとは限りません。

生命保険や自動車保険のように、年齢に応じて保険料が変動する商品ではないものの、保険会社の実績等によっては保険料が値上げされる可能性を考慮しておきましょう。

ただし、これはeサイクル保険に限らず、どこの保険会社においても考えられることです。

eサイクル保険は自動更新なので、「値上げの事実に気付かなかった」とはならないように、更新の内容は必ず毎年確認することをおすすめします。

2.示談交渉サービスは国内の事故のみ対象

示談交渉サービスはeサイクル保険の魅力的なサービスのひとつですが、海外でのトラブル時には適用できない点に注意しましょう。

海外旅行や海外出張などの機会がある人は、海外での事故に関して、“個人賠償責任補償は受けられるが、示談交渉サービスは利用できない” といった点を覚えておいてください。

▶示談交渉付きのおすすめ自転車保険はこちら

3.解約は電話のみ

ネットからの契約手続きが便利なeサイクル保険ですが、解約をしたい場合はサポートセンターに電話をしなければなりません。

eサイクル保険は満期を迎えたあとも自動更新で契約が継続されるため、更新の段階で解約したいと考えている場合にも電話連絡が必要です。

サポートセンターの受付時間は平日の日中のみなので注意しましょう。

◆東京海上日動インターネットサポート◆

電話番号:0120-677-221

受付時間:9:00~17:00(土日祝、年末年始をのぞく)

東京海上日動「eサイクル保険」がおすすめなのはこんな人

eサイクル保険の特徴や注意点を踏まえた上で、eサイクル保険をおすすめできるのは以下に当てはまる人です。

1.充実した補償を安く備えたい人

大手ならではの手厚い補償を割安な保険料で備えたい人は、eサイクル保険がおすすめです。

特に示談交渉サービスはどの保険商品にも付帯されているわけでなく、eサイクル保険の大きな特徴といえます。

2.契約更新手続きを自動で行いたい人

自転車保険は通常1年ごとに満期が訪れます。手続きを忘れると無保険期間が発生するため、特に自転車保険への加入が義務化されている地域にお住まいの人は注意が必要です。

eサイクル保険の自動更新サービスは、しばらくの間自転車保険を解約する予定がない人や、1年ごとに手続きをするのが面倒な人におすすめです。

3.海外向けの個人賠償補償も欲しい人

海外に行く機会がある人には、eサイクル保険の個人賠償責任補償がおすすめです。

個人賠償責任は国内の事故のみを対象としている商品もあるため、国外におけるトラブルでも賠償金が補償されているのは安心できるポイントだと言えます。

▶個人賠償責任について詳しく知りたい方はこちら

4.無料電話相談サービスを活用したい人

東京海上日動の保険に加入すると、医療相談や介護相談、日常生活におけるさまざまな困りごとを気軽に相談できるサービスが無料で付帯します。

いざというときに頼れるサービスが欲しいという人におすすめです。

東京海上日動の自動車保険に入っている人はこちらもおすすめ

東京海上日動の自動車保険「トータルアシスト自動車保険」に加入している人は、そちらの契約に特約を付帯するのもおすすめです。

自転車保険の代わりにもなる「個人賠償責任補償特約」と「自転車傷害補償特約(一時金払)」の2種類の特約が用意されています。

いずれも補償の対象は家族型の範囲(被保険者・配偶者、同居の親族および別居の未婚の子)となり、下記の通り、別途eサイクル保険に加入するよりも割安です。

特約名特約保険料
個人賠償責任補償特約2,500円/年
自転車傷害補償特約(一時金払)2,000円/年

※2022年1月時点での試算金額

補償内容や補償金額がeサイクル保険とは少し異なりますが、個人賠償責任補償を比較すると国内での事故に対する補償が1億円→無制限になるのはうれしいポイントです。

また「医療保険に加入している」などの理由で、自分のケガに対する補償はなくても良ければ、「個人賠償責任補償特約」だけを付帯するだけで、相手側への補償を備えられます。自動車保険にも加入する必要がある人は、あわせてチェックしてみてください。

東京海上日動「トータルアシスト自動車保険」はこちら

まとめ

今回は、東京海上日動のネット専用自転車保険、「eサイクル保険」の特徴について解説しました。

eサイクル保険の特徴は、以下の通りです。

  1. 充実した補償と割安な保険料
  2. 自動更新で契約が途切れる心配ナシ
  3. 安心の示談交渉サービス付き
  4. 個人賠償責任は国内外問わず補償
  5. 無料電話相談サービスも充実

特に、示談交渉サービスや自動更新サービスは大手の東京海上日動ならではの魅力的な特徴です。

eサイクル保険の商品の特徴と自分のニーズを照らし合わせて、加入を検討しましょう。

▶「自分に合った自転車保険を見つけたい!」と考えている方はこちら

※本ページは2022年2月1日時点の情報を元に作成されています。
※本ページは概要を説明したものです。商品の詳細についてはパンフレット、保険商品サイトの契約概要等を、その他ご注意いただきたい事項は注意喚起情報を必ずご確認ください。
※本ページは情報の提供を目的としており、保険加入への勧誘を目的に作成したものではありません。
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この記事を書いた人

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FRAMEほけん編集部

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