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家族がいるからこそ考えたい!家族向け自転車保険を比較!

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近場での買い物に、子供と一緒に自転車で出かける方は多いでしょう。子供が大きくなれば遊びや通学で自転車に乗る機会も増えて、いくら注意していても「危ない」と感じるシーンもあります。事故に巻き込まれるのではないかと、不安を感じた経験をお持ちの方がいるかもしれません。

自転車に乗るためには、運転技術や交通ルールの知識も必要になってきます。しかし自分自身が注意していても、他からの事故に巻き込まれたり、ちょっとした出来事から賠償責任が発生したりする可能性もあるのです。そうした事態に備えるのが、今回ご紹介する家族を対象とした自転車保険。いくつか種類がありますので、具体的な内容を比較してみましょう。

比較するプラン

今回は、以下の自転車保険を比較してみます。まずは、それぞれの保険について概要を見ておきましょう。

エアーリンクの自転車保険


エアーリンクの自転車保険。その特徴は、保険料金が安いこと。そして、示談交渉サービスや高額賠償補償など補償も充実しており、基本プランで家族全員の賠償責任補償までカバーされています。

ケガによる入院補償は指定された被保険者のみですが、特に子供のケガの補償を重視する方に適しています。ワンコインほどの月額料金を追加するだけで、日常生活のケガにも対応する「こども保険」と組み合わせることも可能です。

ドコモのサイクル保険家族プラン


ドコモのサイクル保険は、示談交渉サービスや高額賠償補償、海外での賠償補償にも対応しています。家族の他にも夫婦プランがあり、家族構成に応じて柔軟なプランの選択が可能です。ただし保険の契約対象者は、ドコモユーザーのみとなっています。

もしドコモの携帯電話等を解約した場合には、保険期間も同時に終了となるので注意が必要です。

au損保の「ケガの保険Bycle」家族タイプ


ケガの保険Bycleは、示談交渉サービスや自転車トラブル時の搬送(自転車ロードサービス)などが特徴的な保険です。保険プランは補償内容によって、3つのコースに分かれています。自転車事故でケガをした場合、保険金が2倍の金額となります。

尚、自転車ロードサービスに対応した専用アプリが、iPhoneとAndroidの両方で利用可能です。

セブンイレブンの自転車保険ご家族プラン


セブンイレブンの自転車保険は、比較的安価な料金で示談交渉サービスまで対応する保険です。家族プランの他に、夫婦プランを選択することもできます。契約において特に制限はありませんが、セブンイレブンの店舗にあるマルチコピー機を利用して申し込みをする必要があります。

チューリッヒ:ファミリータイプ


チューリッヒの保険は、示談交渉サービス(保険開始日が2014年12月1日以降の場合)に対応しています。お申込みをインターネットから行うことで、年間保険料の割引特典があります。この保険は、スーパー傷害保険Liteに賠償責任特約を付けることで賠償補償を行うものです。

契約している保険がパーソナルタイプの保険の場合、賠償補償は家族全員が対象になりますが、ケガの補償は契約者本人のみになります。

保険料で比較

Photo by Leonie di Vienna

保険を決める際、やはり「保険料がどれぐらいかかるのか?」と気にあるのではないでしょうか。保険に加入しても納得できる補償内容でなければ意味がありませんが、月々の負担額もまた無視することはできません。

保険プラン 保険料
エアーリンク(充実コース) 5,000円/年
ドコモ サイクル保険(家族) 980円/月(11,760円/年)
au損保 ケガの保険Bycle(シルバー・家族) 17,070円/年
セブンイレブン 自転車保険(ご家族プラン) 8,780円/年
チューリッヒ スーパー障害保険Lite(ファミリー) 12,840円/年

それぞれオーソドックスな家族向けプランを比較すると、月々の負担額は420円〜1,420円程度となっています。1ヶ月あたりの保険料で見ると、エアーリンクが420円と最も手頃な料金設定です。差はあるものの、いずれも万が一への備え、そして自分だけではなく家族全員の補償も得られることを考えると、それほど大きな負担にはならないでしょう。

補償内容で比較

Photo by Matt

いくら保険料が安くても、補償内容が十分でなければ備えになりません。しかし今回ご紹介している保険は、全てが家族全員を対象とした交通事故など、日常生活で発生する補償にも対応しています。

より細かく補償内容を比較するため、特に注目すべき賠償額と示談代行サービス、ケガの補償範囲を見てみましょう。

保険プラン 賠償補償額(最大) 示談代行 ケガの補償
エアーリンク(充実コース) 2億円 本人のみ
ドコモ サイクル保険(家族) 2億円 家族
au損保 ケガの保険Bycle(シルバー・家族) 1億円 家族
セブンイレブン 自転車保険(ご家族プラン) 1億円 家族
チューリッヒ スーパー障害保険Lite(ファミリー) 5,000万円 家族

エアーリンクのみケガの補償が本人限定ですが、こども用保険を併用することで子供のケガにも対応可能となります。賠償補償は家族全員が対象となりますが、夫婦のどちら一方のみしかケガの補償が受けられない点は、判断基準の一つになるでしょう。

賠償補償額で見れば、エアーリンクとドコモ サイクル保険が2億円と、最も高い金額です。尚、エアーリンクには基本コースも設けられており、賠償補償額が1億円に下がるものの、保険料は3,600円/年とさらに低価格になっています。

自転車保険を決める時の注意点

Photo by Stuart Boreham

ここまで取り上げた比較内容で、価格や補償内容の違いがお分かり頂けたと思います。しかし、いずれの保険も良さがあり、まだ悩んでしまうという方もいるでしょう。最後に、各保険について注意すべき点をいくつかご紹介しておきます。

エアーリンクの自転車保険

ケガの補償が本人のみ(ただし子供保険を併用することで、子供のケガにも対応可能)

ドコモのサイクル保険家族プラン

契約できるのはドコモ回線利用者のみ

セブンイレブンの自転車保険ご家族プラン

オンラインのみで申し込み完了せず、セブンイレブンの実店舗へ行く必要がある

チューリッヒ:ファミリータイプ

自転車事故等の補償は、単体契約ではなくスーパーショウ傷害保険Liteの賠償責任特約

終わりに

今まで自転車事故に巻き込まれたことがない人も、危険な運転や歩行者の急な飛び出しなど、危うい場面に遭遇した人は多いのではないでしょうか。自分がいくら安全運転を心がけても、巻き込まれる可能性はゼロではありません。

もちろん不意の事故で、誰かにケガをさせてしまう可能性も拭えません。自分や家族だけではなく相手のことも考えると、万が一を考えて保険に入っておくことは、1つの安心に繋がるのではないでしょうか。

今回紹介した保険の詳細は各Webサイトよりご確認ください。
エアーリンクの自転車保険
au損保の自転車向け保険
ちゃりぽの自転車あんしん保険
ドコモ サイクル保険
セブンイレブンの自転車向け保険
チューリッヒのスーパー傷害保険ライトLite

家族向けプランだけではなく個人向けのプランが気になる方は、姉妹サイト「マサルでもわかる自転車保険」をご覧ください。

(ライター:ナレッジ・リンクス/原 進)

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