サイクリストの必需品であるヘルメット。スポーツ自転車を安全に楽しむために欠かせない相棒です。
最近では、ちょっとしたポタリングや街乗りにスポーツ自転車を利用する人も増え、従来の王道スポーツタイプのものから、おしゃれでカジュアルなものまで幅が広がりました。
この記事では、自転車ライフがもっと楽しくなる、「イケてるヘルメット5選」をご紹介します。
目次
安全性とファッション性を兼ね備えた「YAKKAY(ヤッカイ)」
デンマークのデザイン集団によって立ち上げられた「ヤッカイ」は、数々のデザイン賞に輝く人気ブランドです。
アメリカの「CPSC」、ヨーロッパの「CE」を取得している独自の樹脂製ヘルメットに、着せ替え可能な北欧テイストの帽子型専用アウターを装着して使用します。
アウターは生地・デザイン・カラーバリエーションも豊富で、ツイード風や、ファー風など、北欧らしいファブリックもあります。
またベースとなるヘルメットのカラーを選べるのもうれしいポイントです。キッズ用のラインアップもあり、親子でお揃いのものをかぶることもできます。おしゃれなアウターの着せ替えで見た目を一新できる、変幻自在なヘルメットです。
折り畳みできるおしゃれな街乗りヘルメット「CLOSCA(クロスカ)」
「街乗りサイクリストの安全を目指すこと」をコンセプトに、スペインで生まれたクロスカ。その特徴は、街乗りにうれしい独自の折り畳み機能と、おしゃれな付け替えカバーです。
畳むと約1/3のサイズになり、バッグにしまうこともできるため、自転車を降りても邪魔になりません。コンパクト設計でありながら、ヨーロッパの安全基準である「CE」も取得している優れものです。
カバーは、ダックビルスタイルとキャップスタイルの2つのデザインから選べます。
それぞれ3色のカラーラインアップがあり、ヨーロピアン・カジュアルの品のよいシンプルさは、休日の街乗りはもちろん、通勤・通学にもぴったりです。
スポーツタイプから街乗りタイプまで幅広くラインアップ「GIRO(ジロ)」
アメリカのスポーツブランドとして知られる「ジロ」のヘルメットは、スポーツタイプから街乗りタイプまで、ラインアップが幅広いことが魅力です。
もちろん、スポーツブランドならではの安全性は折り紙つきです。
渋くて格好良い「サットン」は、頑丈なアウターシェル、目を守るソフトレザーバイザーのほか、耐久性抜群のシングルピースハードシェルにライトクリップが一体化。補強されたロックポートベントでヘルメットを簡単にバイクにロックできるなど、都会の通勤サイクリストにおすすめのアイテムです。
「リバーブ」は、スポーティーなツヤ感と、カジュアルでデザインも豊富なバイザーが魅力です。「アスペクト」は、スポーティーな素材感ですが、マットな色合いで幅広く着こなせます。
巧みに設計されたベンチレーションが空気を効率的にヘルメット内部に送り込み、快適で安全なライディングを楽しめます。いずれも、サイクリストへの細やかな配慮が満載なヘルメットです。
日本生まれの着せ替えヘルメット「CAPOR(カポル)」
公益財団法人東京しごと財団との共同開発製品として生まれた「カポル」は、年配の方でもおしゃれにかぶれるヘルメットです。
中高年向けのシックでエレガントなデザインが豊富で、ヨーロッパの安全基準「CE」を取得するほど安全性も抜群。着せ替えができる帽子は、季節や気分に合わせて楽しめます。
普段の帽子感覚で気軽に使える、落ち着いたタイプのヘルメットをお探しの方にぴったりのアイテムです。
ジャパンメイドのカスク「rin project(リンプロジェクト)kask(カスク)」
かつて、ツール・ド・フランスなどの自転車レースで、頭部保護具として使われていたのがカスクです。
「リンプロジェクトのカスク」は、東京下町の職人技によって、現代によみがえったジャパンメイドのカスクなのです。
素材は革、合皮などがあり、トリコロールや花柄などの可愛らしい柄も豊富。現代のヘルメット型のものに比べて衝撃吸収性能はやや劣りますが、自転車を降りて歩く際にはカスクだけを取ればよく、小さく畳むことができるため、おしゃれで気ままなサイクリングを楽しめます。
おわりに
安全のために身につける自転車用ヘルメッにトは、都会で暮らすサイクリストのライフスタイルに合わせた、さまざまなアイテムが生まれています。ご紹介したヘルメットの詳細はネットでも見ることができますから、ぜひ参考にしてみてください。