SURLY(サーリー)というアメリカのブランドをご存知でしょうか。クロモリ(鉄)製のちょっとアメリカンで、ガレージ感あふれるとても素敵なバイクメーカーです。と私は、今 FUJI(フジ)の自転車に乗っているわけですが、自分がスポーツ自転車に乗り始めるきっかけになった友人が乗っていて、とても思い出深い自転車メーカーです。
自転車 CROSS CHECK(クロスチェック)というモデルと悩みに悩んで、お財布に優しい前者を選びました。ですが、、、個人的にコンセプト含めて共感するところの多いメーカで、今回はこちらのご紹介をしたいと思います。
目次
絶大なインパクト!見た目からは想像できない快適な乗り心地。 Pugsley ( パグスレー )
Pugsley ( パグスレー ) 完成車 ¥259,200(税込) 、フレーム価格 ¥78,840(税込)
街中などでもよく見かけるようになったファットバイク、その人気のきっかけを作ったといってもいいのではないでしょうか。太いタイヤが注目間違いなし。ただファッションで太くしているわけではありません、この太いタイヤにより泥道や雪道など、通常は走るのが難しいような場所でも自転車で楽しむことができます。
最初の一台、というよりは、ある程度自転車になれた方が新しい体験をしてみたいということであれば、文句なくおすすめできる自転車です。数回友人などから借りて乗ってみましたが、街乗りにおいても、独特のふわふわ感、サスペンションがついているかのような乗り心地は新鮮な体験でした。さらに太いタイヤがお好みであればMoonlander( ムーンラダー )というモデルも用意されています。
余談ですが、かつてドラマ「ビューティフルライフ」で木村拓哉が乗っていたバイク、ヤマハのTW200を思い出してしまうくらいにはおじさんになりました。
自転車で旅をしてみたい?ランドナータイプの自転車。LONG HAUL TRUCKER ( ロングハウルトラッカー )
PLONG HAUL TRUCKER ( ロングハウルトラッカー ) 完成車 ¥179,280(税込) 、フレーム&フォーク 価格 ¥89,640((税込)
長い車長による直進安定性が高く、様々な場所へバッグなどを取り付ける事ができるようになっているのが特徴。泥除けなども装備しており、長距離を快適に走るための工夫がたくさん施されています。通常のロードバイクと比べると一回りタイヤサイズが小さく、乗車ポジションもリラックスできるようになっています。検索などを行うとたくさんの旅行写真が出てくることからも、旅のお供として大変信頼されている様子がうかがえますね。
以前、自転車を使ってコーヒーのケータリングを行われている「田山珈琲」さんに弊社の駐輪場に来て貰った際にも、こちらの自転車を使っていました。店主の田山さんお大変気に入っていた様子。そういえば、おいしいコーヒーが飲みたくなってきました、、、
自転車通勤もバッチリ、納得いくまで連れ添ってくれる心強い相棒。シクロクロス タイプの自転車。Cross-Check ( クロスチェック )
Cross-Check ( クロスチェック ) 完成車 ¥167,400 、フレーム&フォーク 価格 ¥66,960 ((税込)
個人的に通勤自転車としては、大変おすすめな(本来の使い方ではありません、、)シクロクロスという種類の自転車になります。Surlyの記念すべき完成車モデル第1号で最初の友人の写真もこちらのモデルですね。SULRY(サーリー)の中でも定番として特に人気が高いモデルです。ずっと作り続けられてきて洗練を重ねた完成度もすばらしいのですが。この自転車パーツいじり好きには嬉しい特殊なスペックを持っています。
通常ホイールの接続部分、ハブと呼ばれるパーツ。こちらの幅がロードバイクでは130mm、MTBでは135mmと幅が違う為、それぞれどちらかしか取り付けることができないのですが、こちらのフレームは132.5mm。鉄のしなりもあり、どちらも取り付ける事ができるという大変よくばりな自転車となっています。厳密には性能に影響が有る可能性はありますが、恐らく違いに気づく事ができる自転車乗りはごく少数に限られるのではないでしょうか。
この特徴によって、ロードバイク風に仕上げていくもよし、マウンテンバイク風に仕上げて行くもよし、いろいろな組み合わせの中から、あなた好みの一台に仕上げていくことができる自転車になっています。
今でも、町中で見かける度にちょっと欲しくなる自転車の一台です。ちょっと贔屓気味でしょうか(笑)
ちょっと過激!?でもすてきなコンセプト
と今回は、SURLY(サーリー)の中でも特徴的な3台をピックアップしてご紹介してみました。いかがでしたでしょうか。
最後に彼らなりのメッセージを引用してみます。(株)自転車創業を始めるにあたり、個人的にもにかなり共感できる部分が多々あり、時々見返したりしています。乗っているのはFUJIなんだけど、、、
僕たちが自転車を好きなのは、排気ガスを出さないし(ライダーはたまにガスを出しますが)、交通渋滞を削減、簡単に駐輪でき、メンテも簡単、老若男女にとって良いエクササイズで、そして何よりも単純に乗って楽しいからです。特に最後のひとつは本当に重要です。自転車は何をするにしてもそれをより楽しくします。シングルトラックを急降下する時も、仲間とビールを飲みに出かける時も、仕事や学校にいったり、冷蔵庫を運ぶ(冗談だと思ってるでしょう?)時も。こんなに色々出来て使うたびに楽しいモノが他にあるでしょうか? マイカー? iPod? 脱スーツなビジネスカジュアルで決めてみる事?
ねえ皆さん。シンプルな美しさ、効率、扱いやすさ、それから気が遠くなるほどの’自由’な感覚。。。これをみんな持ってる自転車ってやつは世の中に貢献する可能性があるなんてもんじゃなくて世の中を良くしてる。。。今この瞬間にも。。。と僕たちは信じてるんです。 なんで、その為に、僕たちはあなたの財布に優しくて、雨の日も風の日も毎日楽しんで使って貰えるモノを考えてるのです。 毎日自転車に乗ってるあなたみたいな人に、より良い物を。。。。”
もっともっと、自由に自転車で楽しめる世界を目指して、僕らは自分達のフィールドで今日も頑張っています。
それでは、またどこかの交差点で!
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