自転車の盗難対策に期待のGPSを使ったトラキングデバイスですが徐々に使えそうなアイテムが出てきていますね。
そんな中以前クラウドファンディングで資金を募っていた「TrackR bravo」が製品として発売されています。
「TrackR bravo」はクラウドGPSを使ったトラッキングデバイスです。
複数のユーザーを繋いでアイテムの位置を追跡できます。
via:Track your phone, wallet, keys & anything else with TrackR!
Track your phone, wallet, keys & anything else with TrackR!
コインサイズと小さい
トラッキングデバイスとしてはおなじみの大きさになってきているコインサイズ。
小さいので財布に入れたりキーチェーンに付けたりできるのは便利ですね。
バッテリーはボタン電池で1年間
バッテリーはボタン電池です。
バッテリー寿命はなんと1年間。これは長いですね。
電池の入れ替えをすれば引き続き使えます。
スマホから位置を把握。アラーム機能つき
スマホ用のTrackRアプリからデバイスを登録すると位置情報を把握できたり、アラームを鳴らしたりできます。
スマホとTrackR bravoはbluetoothで連携して作動します。作動範囲は30メートルです。
キーチェーンに付けておけば鍵をなくしたときに近くで鳴らしてみたり、逆にスマホ側へアラームを鳴らすこともできるようです。
専用防水ケースも
アクセサリーにはペットの首輪へのアタッチメントやカラビナのほかに防水ケースがあります。
自転車に使うのであれば防水ケースは便利そうですね。
最大のポイントは複数ユーザーでのクラウドGPS機能
「TrackR bravo」の最大のポイントは他のTrackR bravoを繋いでつくるネットワークです。
bluetoothの範囲から離れてしまった自分のTrackR bravoの位置も、近くにいる他のTrackR bravoを中継して位置情報を把握できる仕組みです。
これならTrackR bravoが多く使われていればその近くにあれば位置を知ることができますね。
TrackR bravoの使用されているエリア地図を見てみるとアメリカはさすがに多いです。
ニューヨーク近辺を拡大してみるとこんな感じ。このくらいならネットワークも活用できそうですね。
さて、肝心の日本はどんな具合かというと
東京大阪名古屋あたりはなんとか。。。東京付近を拡大してみると
まだまだ数が少ないです。
ユーザー数が多い方がネットワークが広がるとなると、どうやってユーザーを増やすかがポイントになってきますよね。
いっそ無料配布とかしないといけないような気がしますねぇ。
まとめ
ということで、小ささやバッテリー時間などなど機能的には文句なしですがGPSがどこまで有効か気になるところです。
クラウドGPSネットワークの構築がどうなるかが今後のポイントになりそうですね。
ともあれ、30メートルのbluetoothもありますし、今後が楽しみな端末ですね。
GPS端末としては日本の携帯キャリアからもいくつか出ています。
⇒ GPS端末でロードバイク盗難から愛車を守ろう。日本の3キャリアから出ているGPS端末 | kogfum
・転載元記事
ロードバイクの盗難防止に。クラウドGPSを使ったトラッキングデバイス「TrackR bravo」で今度こそNo more 自転車泥棒。(kogfum)