悪路走行を楽しむためにぴったりなファットバイク(FAT bike)。
極太のタイヤを履いた自転車ですね。
最近では街中で使っている人もちらほら見かけるようになりました。独特な乗り心地と圧倒的な存在感が魅力的な自転車です。
そして、こちらもたまに見かけるリカンベントバイク。サドルではなく背もたれのある椅子に座った姿勢で乗る自転車です。
空気抵抗が少ないために海外では長距離ツーリングで使われたりしていますね。
そんなファットバイクとリカンベントバイクを掛け合わせたモンスターバイクが「ICE – Full Fat」です。
リカンベントの乗車姿勢とファットバイクの悪路走破性がひとつになってオフロードを爆走できる自転車です。
ファットタイヤが3本のモンスター
ファットバイク用のタイヤを使用したリカンベントです。
一般的なMTBよりもタイヤが太いので砂地や雪上でタイヤが埋まることもありません。
ファットバイクタイヤに囲まれた姿はモンスタートラックのようですね。
しかもフルサスペンションということで、悪路走破性能は文句なし。
山の中や雪の中を走ることも
ファットタイヤなのでMTBと同じように山の中も走れます。
もちろん砂浜などのもともとファットバイクが得意な道もお構いなしです。
乗車姿勢が普通の自転車とは違うので登りや下りはよりスリリングかも知れないですね。
ファットバイクの得意分野といえばもちろん雪の上も忘れてはいけません。
なんと2013年には、カスタムした「ICE – Full Fat」で南極点へ到達するチャレンジに成功した女性がいます。
単独で自転車で南極点というのは初だそうです。すごい!
⇒ IceCycle | World first cycle to the South Pole 2013
ここまでできるとなると、もはや地球上に走れないところはないのかも。
まとめ
夏の山道でも、冬の雪上でも、砂浜だろうが泥道だろうが、どんな道でも走れてしまうファットリカンベント。
もはや自転車と呼べるのかという気もしますが、とにかくこれは一度試してみたいですねぇ。
・転載元記事
リカンベントなのにファットタイヤ。悪路も雪上もお構いなしに走破する「ICE – Full Fat」(kogfum)