マウンテンバイクはかなりの衝撃にも耐えうるよう設計された構造で、荒れた道もグイグイ進むことが出来ます。荒野、山岳地帯での高速走行、急坂登降、段差越えといった、不整地ではマウンテンバイク本来の走りを楽しむことが出来るでしょう。
このような場所を走り抜ける不整地走行競技はいくつもありますが、今回はその中でもダウンヒルという競技についてご紹介すると共に、おすすめのコースをしたいと思います。
目次
ダウンヒルってどんな競技?
さて、マウンテンバイクにおけるダウンヒルというのは高所から一気にコースを下る競技の事を言います。ダウンヒル上級者になると、時速60kmを超えるスピードでコースを下っていく猛者も存在します。
コースの中には土がしっかり踏み固められたダートのような場所ばかりではなく、多量の大きな石がちりばめらている場所、一面に砂利が敷き詰められている場所、タイヤのミューを殺すような滑りやすい粘土質の場所、といった具合に多数の障害が設置されており、その腕を競い合います。
コーナーのライン取りや愛車との真の一体感といった部分に魅力を感じ、一度のダウンヒル体験だけで病み付きになってしまうライダーも多いようです。
では実際ダウンヒル競技に使われるおすすめのコースをご紹介いたします。
おすすめコース
ふじてんリゾートMTBパーク
2013年、アジア人として初のFMBワールドツアースロープスタイルプロカテゴリーへ出場した高橋大喜選手がプロデュースしたコースが楽しめます。
上記の本格的コースの他にも初心者さん用の練習コースも用意されているため、友達や家族を引き連れて遊ぶことができます。都心から90分で行ける距離も魅力的ですね。
白馬岩岳MTBコース(クロスコース、ダウンヒルコース)
マウンテンバイク愛好家の間では有名な北アルプス白馬岩岳。この場所にマウンテンバイクダウンヒルコースが新設されました。
ロケーションは最高で、3000m級の山岳を目の前に、大自然の中をゆったりと自分のペースで走り抜ける事が可能です。こちらのコースでは初心者の方などに向けてガイドをつけてもらう事もでき、1日もしくは半日で分けてお願いすることもできます。
様々なダウンヒルにおけるテクニックも教えていただくことができるので、ダウンヒル初心者の方にもおすすめでしょう。
MIZUHO MTB PARK
中国地方では最も広大な部類のコースを楽しめるこちら。距離2,000mのコースは標高1,200mの山頂までゴンドラで登り、駆け下りるスタイル。2015年からは初心者向けのダウンヒルコースも新設されています。
広大なフィールドを駆け抜ければ気分も爽快です。
ルスツリゾート マウンテンバイクパーク
北海道随一のダウンヒルコースです。大自然を感じたいならこちらに訪れないわけにはいかないでしょう。
山頂までマウンテンバイクを搭載可能なゴンドラがあるので、簡単に頂上まで行く事ができます。
360°パノラマの光景が楽しめ、初心者から上級者まで楽しむことができるようになっています。冬季にはゲレンデとなるコースを斜面を駆け下りれるためフルシーズンを通して楽しむことが出来ますね。
パレ那須オフロードパーク
10連ジャンプやスラローム、スイッチバックといったパーク系のコースが多数用意されています。
初心者は勿論上級者にも人気のコースとなっています。コースは標高875mからのスタート。
木々を切り開いて作ったコースの切れ目から見える光景は絶景です。
最後に
いかがでしたでしょうか。もちろんマウンテンバイクの魅力は競技ダウンヒルに限ったものではありません。他にも様々に魅力的な競技があり、同じ競技でも難易度やコースによって楽しみ方も変わってくるものです。
心ゆくまでマウンテンバイクライフを楽しんでくださいね。