【MERIDA / REACTO】メリダのエアロロードを紹介します
日本を代表するロードレーサー、新城幸也選手が移籍することで話題になったチームランプレメリダ。メリダがバイクを供給しているスポンサーチームなのですが、そのチームの主力バイクとして支えているのがエアロロードであるREACTO(リアクト)になります。
今回はこのリアクトを徹底解剖したいと思います。
目次
そもそもエアロロードとは
近年のロードバイクは製造技術の向上、特にカーボンフレームの導入により、スチールやアルミの時代よりも様々な問題を解決することができるようになりました。軽量なフレーム、プロ選手の脚力を受け止める剛性、長時間走ることが出来る快適性。そして次にメーカーが注目したのが空気抵抗です。
空気抵抗を減らしつつも操作性を両立させ、圧倒的な速度で走り抜ける自転車、エアロロードはその基盤のもとに生まれました。
リアクトのストーリーとテクノロジー
エアロロードの存在は各選手及びチームにとって重要な戦力の一つとなりました。その結果生まれたのが圧倒的な空力性能を実現するチューブと、シートポストに内蔵された振動吸収素材が高い快適性を実現、そして空力性能に優れたダイレクトマウントリヤブレーキです。
その技術力は他のメーカーをも圧倒しており、チームランプレメリダの他にも日本のプロチーム宇都宮ブリツェンやメリダをスポンサーにする各チームにも供給され、今では世界中で活躍してるエアロロードの一つになりました。
リアクトのおすすめモデル
初めてのエアロロードに – REACTO 400
リアクトシリーズの中で唯一のアルミフレームモデルで、最も安価なモデルがREACTO 400になります。
一般的にエアロロードは他のロードバイクより乗り心地が硬いと言われておりアルミフレームになるとそれが顕著な傾向なりますが、リアクトはハイドロフォーミング製法という方法でフレームが作られているため、快適性を犠牲にせずフレームを造ることに成功しました。上級のカーボングレードと同じようなフレーム形状ですので、手軽にエアロ効果を体感したい方にとってはぴったりのモデルですね。
また、レプリカモデルを除けば唯一のチームランプレメリダのカラーが用意されていますので、まるで自分がチームメンバーに入っているかの感覚を味わえるかもしれませんよ。(参考価格:税抜159,900円)
コスパ最強 – REACTO 4000
REACTO 4000はカーボンモデルシリーズの中でも一番下のグレードになりますが、フレームやフォークは上位のグレードと全く同じ形状をしています。異なる点としてはコンポーネントや各種パーツ類でダウングレードが図られているため、将来的にコツコツグレードアップを行っていくことで上級グレードとも戦えるでしょう。
そのまま乗っても、カスタムしても楽しめる。カーボンフレームのエアロロードとしてこれほど楽しめるモデルは他にないと思いますよ。(参考価格:税抜225,000円)
これで貴方も新城幸也に – REACTO TEAM-E
チームランプレメリダが実際に使っているモデルが上記のREACTO TEAM-Eです。
チームの要請に応えるべく作られたハイパフォーマンスフレームREACTO CF5 ultraliteを採用し、SHIMANOの電動コンポDura-Ace Di2と最新のFruclum Quattro 35 Carbonホイールという即レースに使うことが出来る構成が特筆すべき点ですね。もし自転車レースで優勝を目指したいと考えるのであれば、このモデルを選択しない手はないでしょう。(参考価格:税抜1,070,000円)
最後に
メリダはコストパフォーマンスがよく、低価格でありながら性能はツールドフランスで記録を残している技術力が持ち味と言えます。
メリダ最高峰のリアクトを、体験してみてはいかがでしょうか。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://jitensha-hoken.jp/blog/