新島トライアスロン完走!そして振り返り-トライアスロン挑戦記vol.7
初めてトライアスロンの大会に出る方であれば、完走できるのか不安ではないでしょうか?僕は大会直前までは不安半分・楽しみ半分でした。
(過去のトライアスロン挑戦記はこちら)
トライアスロン挑戦記vol.1~vol.6
前回のトライアスロン挑戦記では、トライアスロンならこのロードバイク(Venge Pro ViAS)で間違いない-トライアスロン挑戦記vol.6と題して、納車したロードバイクの情報をお伝えしました。そして今回は、無事新島トライアスロンを完走したので、そのときのことを振り返っていきます。これからトライアスロンに挑戦する人や、新島トライアスロンに出たいと思っている人は参考になると思います。写真もたくさん紹介していきます。
なお今回一緒に行ったのは当社代表中島、そして中島の親戚の佐藤さんです。
前日夜
新島へは基本的に大型船で行くので、新島トライアスロンは前日夜から始まります。
数時間で着くジェット船や、調布飛行場から飛行機も出ていますが、多くの人は大型船で行くことになると思います。
甲板で酒盛りしているグループもいましたが、外は寒かったので防寒対策しないと厳しそうでした。夜景を楽しんだあとは、翌日のレースに備えてお酒を1杯だけ飲んで0時頃に就寝しました。
当日朝
新島に到着するのは8時頃。日が出る頃には周りの人がざわざわと起床して甲板に出て行きます。もちろん寝ている人もいます。僕は日の出を見てから二度寝しました。
港には宿の方が車で来てくれて、荷物を運んでもらいました。人によっては自転車も車に積んで車で宿まで移動していた人も結構いました。僕が泊まった宿は港から2kmくらいのところだったので自走で問題ありませんでした。
船内であまり寝れないと思い、到着後宿で仮眠しようと思っていたのですが、そんな時間はありませんでした(笑)到着して朝ごはんを食べて、荷物を整理していたらあっという間に時間が過ぎました。
スタート前
宿から受付場所まで移動し、スタートに向けて少しずつそわそわしてきました。
このあとは、ランニングコースを試走してイメージを掴みました。ランニングコースが開始早々だらだらとしたのぼり基調で、試走して心が折れかけました。暑かったし。
その後は海で試泳。スイムはしっかり試泳して心拍数をあげておかないと本番でパニックになりかねないと聞いていたので、しっかり泳ぎました。水温も快適で海もきれいだったのでかなり気持ちよく泳げました。そうこうするうちにスタート時間に。
スイムスタート
いよいよスタート。いくつかのウェーブに分かれて、2分ごとにスタートします。僕は第1ウェーブだったので完全に最初にスタート。スイムは750m×2で、750m泳いだら一度砂浜に上がるコースでした。スタートは焦らずにいこうと思っていましたが、やはり最初は緊張もあってか苦しくなりました。落ち着いて泳いでいればそのうちに楽になって気持ちよく泳げるはずと言い聞かせ、淡々と泳いでいきます。
500mほど泳いだ頃から、だいぶ心拍も安定してきてマイペースに泳げてきました。スイムは全然得意ではないので第2ウェーブの速い人が抜かしていきますが、気にせずマイペースに泳いで750m終了。心配だったバトルもほぼなく、ぶつかることもそれほど多くなかったです。
砂浜に上がって2周目に突入。2周目は1周目と比べ物にならないくらい楽で、ひたすら淡々と泳ぎました。ラスト250mくらいはさすがに疲れてきましたが、大きく失速することもなく無事スイムアップ。トランジションエリアに走っていき、バイクパートに移ります。
バイク
バイクはもちろん愛車のVenge Pro ViASで。
約13kmのコースを3周します。詳しいルートは走ってみないと分からないので1周目は手探り状態でスタート。が、スタート早々にお尻〜太もも裏が重くて全然漕げない・・・。普段ロードバイクを漕いでいるときはその前に運動していないので疲れがほぼない状態だったんですが、スイムで1,500m泳いだあとだとなんだかんだで疲れているんですね。2種目横断的な練習をしていなかったので、完全に想定外でした。準備不足です。
そんなことを考えながら1周走ったあとは、少しずつ足取りも軽くなり、ガンガン漕いでいきます。ただ実際は、あまり他の人に追い越されることもなく、追い越すこともなく、レースという感じもなくただ走っていました。
コースは一部ゆるやかなのぼりがありますが、全体的にフラット。海岸沿いを走る場所もあったり、木々の中を走る場所もあったりと、走っていて気持ち良いコースでした。
さて、バイクパートが終わった後は最後のラン。
ラン
ランは5kmのコースを2周します。開始早々に坂が待っていて、しかもそれが長く続きます。ただでさえラン苦手なのにきつい・・・。のぼりきった後は下って平坦なコースを走ります。コースの一部は折り返してきた人と対面するコースになり、知り合いの顔を見つけるとやる気がアップします。何とか完走しようという気持ちが強くなります。
結局多くの人に抜かされながらも、何とか走りきって無事ゴール!
ゴール後
ゴール後は、写真を撮って、宿に戻りました。シャワーを浴びて、着替えて、あまり休む時間もなくディナーパーティに向かいます。表彰式を見ながらビールを飲んで刺身やおにぎり、フルーツなどを食べて大満足!だいぶ疲れていたので、宿に戻ってすぐに就寝。21時前にはもう寝ていたと思います。
翌朝
翌朝は5時くらいに起きて早朝サイクリング。
温泉に入って海で泳いで朝食を食べたら、少し休憩して港に向かいました。
約24時間の新島滞在はこれで終了。あっという間でした。
最後に
新島トライアスロンに限った話ではないと思いますが、トライアスロンに挑戦して本当に良かったです。貴重な体験ができました。トライアスロンのレースに挑むまでの時間は、限られた中で3種目を練習するタイムマネジメント力が問われ、自分と向き合う時間が増えました。本番はレース前からレースが終わるまで、トラブルを想定しながらも最善を尽くすことに集中する力を求められます。仕事以外でこういったスキルを求められることはあまりないのではないでしょうか。トライアスロンは挑戦しがいのある貴重な体験です。
なお、次は10月末に行われるいぜな88トライアスロンに出ます!これからトライアスロンを始めるみなさん、いつかどこかの大会でお会いしましょう!