2016年7月29日、東京都庁で開かれた記者会見で東京都とau損害保険株式会社(以下au損保)が自転車の安全利用の促進に関する協定を締結した。東京都が自転車の安全利用の分野で保険会社と協定を締結するのは今回が初めてのことである。
内容は、今回協定を締結したau損保の保険料収益の一部が東京都に寄付され、東京都として都民に自転車の安全利用を促すべくヘルメット等を提供する施策を行っていくというもの。
東京都としては、事故全体に占める自転車事故の件数が全国平均と比べて2倍近い東京都民にヘルメット着用を促すことで安心・安全に自転車に乗ることを促すことが狙いだ。
対象となるのはau損保が提供する以下の保険プラン
・Bycle
・Bycle Best
協定の締結に基づく取組の開始時期ははまだ未定とのこと。
また記者会見でau損保の亀田社長はこうした取組により、自転車に乗っている人皆がヘルメットを着用する社会へ向かうことを強く願っていた。